映像クリエイターと映像媒体(メディア)

職業:映像クリエイター

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様々な映像媒体による再生

 映像クリエイターの制作した映像は様々な媒体で再生されています。テレビやゲーム機、スマホや電子看板にWEBサイトでのストリーミング再生、PCなど、年々増えてきており、それぞれに特色があり仕様が異なってきます。

 

 媒体によっては、法律や条例、自主規制基準なども考慮する必要があり、映像をただ作れれば良いという状況ではなくなってきています。例えば、放送禁止用語などがそれに当たります。そういった制限などがあるということを知っているだけでも転職する際にはプラスの評価になります。

 

 また、企業によっても得意不得意とする媒体がありますので、自分の制作したい映像はどんな媒体で放映されることが多いのかを考えて応募する企業を選ぶことも大切です。以下はコチラで解説した広告系とコンテンツ系に分類して、どんな映像媒体(メディア)があるかをまとめてみます。

 

  • 広告系の映像媒体

 広告系の映像媒体は様々なメディアが利用されています。その中でもデジタルサイネージは特に多様化してきています。チェーンの量販店や電車内ディスプレイ、駅や街頭でのスクリーンなどいたるところで見ることができますが、それぞれの画面サイズが違っていたりすることに気づくはずです。

 

 他にも動画配信サイトやSNSでの広告もかなり増えてきています。比較的安価で広告を出せる理由などから中小の企業も着目しており仕事が急増しています。テレビCMは勿論テレビでの再生となりますが、クライアントの意向や放送禁止用語、法律などかなり制限が厳しくあり、正確な知識を持った作業が求められます。更に広告系の仕事では映像クリエイターにアイデアを求めることもあり、映像のプロとして人の注目を取る為のアイデアも必要になってきます。

 

 このように、広告系の映像媒体は様々な場所やメディアで再生されそれぞれの特徴にあった知識やアイデアが必要になります。就職後の活動にも役立てることができるので普段から色々な広告映像を見て考えることを意識していくことが大切です。

 

  • コンテンツ系の映像媒体

 コンテンツ系の映像媒体でも様々なメディアが利用されますが、広告系よりも映像媒体は限定されます。主にテレビ番組やDVD、WEBコンテンツや映画などの規格化された媒体での再生がほとんどです。その為、最初から媒体の仕様は決まっているので映像制作でも特に映像の部分に集中して取り組めます。

 

 DVDの場合は制限があり、視聴者の再生する端末(テレビ)により、画面が切れてしまう場合があるのでそれを意識した作りにする必要があります。これはテレビ番組の制作も同じです。大事な情報であるテロップや登場人物の顔などが切れてしまわないよう画面レイアウトを考えて制作します。

 

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本記事は2017/03/15の情報で、内容は映像クリエイターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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