2人目の履歴書のサンプルです。
信用金庫から信用金庫へ一般職での転職を希望する31歳Bさん(女性)
平成18年3月に大学を卒業し、同年4月に信用金庫に就職、本店営業部に配属されます。平成22年9月に支店勤務になり、平成26年3月に転居によりやむなく退職し、現在転職活動中です。
①免許・資格
平成13年5月 パソコンスピード認定試験 2級 合格
平成14年3月 普通自動車第一種免許 取得
平成17年6月 秘書技能検定 準1級 合格
平成20年3月 金融窓口サービス技能士2級 合格
②趣味・特技
実際の文章
「趣味は読書で、特に歴史小説が大好きです。歴史好きが高じて史跡巡りを楽しんだりします。特技はパソコンで、WordやExcel、PowerPointの作成が得意でタイピングの早さには自信があります。」
- 趣味は明るく積極的な印象を持たれるものが好ましいです。パソコン・英会話・手話など実際の業務に関連のある特技はアピールポイントになりますから、積極的に記入しましょう。業務に関連した特技がない場合でも、自己啓発に取り組んでいる姿勢が判るような内容であれば好印象でしょう。
③健康状態
実際の文章
「良好。」
④志望の動機
実際の文章
「転居前の〇〇県では、〇〇信用金庫に勤務していましたが、転居により止む無く退職いたしました。転居してからも、預金・融資窓口業務の経験や取得した資格を十分に発揮できて、親しみ深い信用金庫で働きたいと希望していたところ、貴庫の〇〇支店に立ち寄る機会がありました。店内の温かな雰囲気と職員の皆様の迅速丁寧な対応に触れて、私もこんな職場で一緒に働きたいと強く感じ、貴庫の一般職に志望いたしました。」
- 即戦力となるかどうかは採用の重要なポイントです。担当していた業務やファイナンシャルプランナー窓口セールス技能士など取得している資格を織り交ぜていると能力判断の指標になります。営業範囲が限定されている信用金庫ですが、一般職でも定期的に勤務地の異動がありますので、協調性や社交性、環境の変化への適応力があるかどうかも判断項目のひとつとして評価されます。『こんな職場で一緒に働きたい』などとさりげなく協調性をアピールするのも良いでしょう。
⑤本人希望記入欄
実際の文章
「特に希望する事項はありません。貴庫の規定に従います。」
- 特別な事情がある場合に限ってのみ希望を記入しましょう。転勤はありますが、営業地域の限定があるため、転居が必要なほど遠方の勤務地になることはありませんので安心です。そういったリスクがないのは信用金庫の魅力のひとつかもしれません。