フラワーアーティストの適性(向き・不向き)

職業:フラワーアーティスト

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花が好き・虫も好きならなお良し

 フラワーアーティストになりたいという人にその理由を尋ねると「花が好きなので」と答える人がほとんどです。しかしほんの一部ではありますが、虫が心から苦手という人もいます。ですが、花や木には虫がつきものです。それも蜂や蝶々の類ではなく、一番多いのは青虫やイモムシ、生産地によってはナメクジや蛾の卵が葉の裏にびっしりついている、ということもごく稀にですがあり得ます。作業中に頭の上をシャクトリムシが歩いていたということも起こります。

 

 もちろん、殺虫・消毒した環境で育てられた花木が多いのですが、食用ではないので完全ではありません。特に山から直接切り出してくる木のもの(桜や梅など)には色々なものがくっついてきます。

 

 また極度に皮膚が弱く、水を触るだけでひどい手荒れを起こしたり、木や花のアクによってアレルギーを引き起こす人もいます。水といってもきれいな水だけではなく、茎や葉が長時間浸かったアクのきつい水や、季節によっては一晩で腐っている水もあり、器から洗い直すこともよくあります。ゴム手袋をして作業するという人もいますが、常に完璧な防水状態でできる仕事ではありません。

 

 生の花木を使う仕事をしたい人は、このように「きれいな花」を美しく保つ裏には数々の「きれいとは言えない現実がある」ということを知ったうえで、それに対応した準備(心の準備も)をする必要があるということです。

 

  • 花木には虫がつきもので、水や花木で手荒れやアレルギーも起こり得るので、きれいな仕事ではないという心構えが必要。

 

皮膚が弱く虫も苦手だが、花の仕事をしたい場合

 上述のように虫や水に対してのアレルギーがあるから、残念ながら花の仕事は無理かというと、そういう訳でもありません。現在は化学技術のめまぐるしい発展により、生の花だけではない素晴らしい花材や素材が揃っています。

 

 生の花木が駄目なら、プリザーブドフラワーやドライフラワー、アーティフィシャルフラワーを使ったフラワーアーティストの道もあります。デザインの基本は変わりませんが、ワイヤーやグルーガンなど、特別な道具の扱いや技術を学ぶ必要があります。生の花を使っていないので、どちらかというと工作・クラフトに近い作業となりますが、もちろんれっきとしたフラワーアーティストです。

 

 大切なことは花や木を使って作品を作ることが大好きという気持ちです。それらが誰かの心の癒しになればもっと素敵なことであり、それが自分の喜びだと感じる人はこの仕事に向いている、ということです。

 

  • 生の花木ではない花材や素材を使ったフラワーアーティストの道もある。花木で作品を作ることが好きという気持ちが大事。

 

自分に適した活動の仕方を見つける

 フラワーアーティストの仕事を、ショップやホテルなどでの仕事と、自分のアトリエやスクールを持つ仕事の2つに分けると、少し違いがあるのが分かります。

 

 フラワーショップなどでは時間に追われることが多く、自分のオリジナルのデザインを創作することは、初めのうちはほとんどありません。メインデザイナーがデザインを担当し、お客様の要望に合わせてアレンジしていきます。しかし常に豊富な花材に囲まれる環境の中、最新のデザインを目の当たりにすることもでき、旬のセンスも養われます。作業の迅速化が求められ、時には90%くらいの仕上がりでも時間に間に合わせることが優先されることもあります。

 

 自分のアトリエなどでは、100%自分のデザイン・経営方針でじっくりと丁寧に取り組むことができます。フラワースクールを開校する場合は様々な人が来るので、人間関係において考慮する部分がでてきますが、デザインなど基本的な部分では自分のルールと責任において自由に進めていくことができます。

 

 接客は苦手だがアトリエで作業するのはとても楽しいという人、また逆に、部屋にこもって一人でコツコツと作業をするのは寂しくなってしまって出来ない人など、フラワーアーティストとしての活動の仕方にも向き不向きがあります。このように花の仕事といっても色々な職種があり、それぞれの違いがありますので、自分の性格や技術を鑑みて、希望に沿った方向へ進んでいけることが望ましいです。

 

  • フラワーショップ勤務と、アトリエや教室を開講する場合の違いを理解し、自分に向いているものを把握する。

 

ホスピタリティの精神

 花木は生き物です。ぞんざいな扱いをすると本番で枯れたり萎れたりして、必ず「仕返し」をしてきます。フラワーアーティストによって大切に扱われ、細やかに作られた作品や商品は精一杯咲き誇り、受け取る側の心を和らげることができます。

 

 「たかが植物」「いちいち世話が面倒だが、仕事だから」などのような気持ちが少しでもある人は、フラワーアーティストにもフローリストにも講師にも向いていません。アクシデントで折れてしまったつぼみをショップの片隅の小さな花瓶に入れて飾っておく、そんなちょっとした優しさが、花木を扱う人にはとても大切です。

 

 また対人面でも穏やかな対応が取れる人が望まれます。短気で苛々した人がいると、創作意欲の減退や仕上がりの延滞などマイナスの要素が引き起こるからです。協調性があり、思いやりがある人の周りには素晴らしいデザインが常に取り巻いているものです。小さなひと時、周りの人たちを大切に感じることができる人は、きっと素晴らしいフラワーアーティストとして人々を感動させることが出来るはずですし、雇用側もそういった人材を求めています。

 

  • 花木に対しても周囲の人たちにも思いやりと優しさを持って接することは、感動的な作品創作に繋がる。

 

本記事は2017/03/01の情報で、内容はフラワーアーティストとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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