保険外交員の服装の基本はスーツ
保険外交員の服装はスーツであることが多いです。男性の場合は一般的なビジネスマン同様スーツと革靴で、シャツにネクタイを締めたスタイルが基本となります。女性の場合もスーツを求められますが、スカートでもパンツスーツでも自分が好きな方でよいです。インナーも襟付きブラウス・カットソーどちらをとっても構いません。しかし、顧客の元へ赴く時は襟のついたジャケットを着るようにと指導されることもあります。男性女性問わず、どちらも派手すぎず清潔感のある服装であることが求められます。
ただ、比較的自由度が高いとされる外資系の会社や、小規模な保険代理店などでは必ずしもスーツであることは求められず、オフィスカジュアルでも可といったこともあります。そういった時にどんな服装がよいか迷う場合は、その勤務先に尋ねるのが一番です。自社で顧客を待ち受けることもあれば営業職として顧客の元を訪問することもある仕事ですので、世間一般の営業のイメージに則った服装を考えれば自ずと方向性は見えてくるでしょう。こちらも派手すぎず清潔感のある服装が好まれる傾向にあります。
昔ながらの「金融業界のルール」が残る会社も多い
保険外交員が働く職場は金融業界に分類されることが多いものですが、そんな金融業界は昔ながらの服装に関するしきたりが残っていることも多いです。そんな会社の場合は、服装は男女ともにスーツを絶対の条件とした上でシャツは白に限るとしたり、女性はぺたんこの靴ではなく数センチでもヒールがあるものを選ぶようにとすることが多く、髪色も一定の色より明るくしてはいけないなど厳しく制限されていることがあります。これは各会社・勤務先の雰囲気によりますので、面接の場などで採用担当者の服装から読み取ったり、可能であれば職場見学の機会を設けて貰うとイメージが掴みやすいでしょう。
また、主に女性ですが、一般に派手なネイルはNGとされています。保険を説明するという業務内容から指先を見られることも多く、見苦しくない程度に整えることは大切ですし、シンプルなチップは許容範囲とされることもありますが、派手な色を塗ったりデコレーションを施すことは好ましくないです。
本記事は2017/02/28の情報で、内容は保険外交員としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。