理学療法士の活躍の場は広がってきている
理学療法士の活躍する現場と言えば、主に病院をイメージしますが、実際活躍分野は多岐にわたります。医療分野は当然のこと、介護分野・介護予防分野・スポーツ分野などがあり、特に介護予防分野においては新しいシステムの始動によってまずます理学療法士の重要性が増しています。また行政においても同様に、介護分野でのリハビリテーション専門職として意見が求められる機会も増えてきています。
上述のように理学療法士の活躍できる場が広がってきている一方、養成校の増加から理学療法士の有資格者数も増えてきています。そのため、今後は自分自身が興味ある希望の職場へ行くためには、理学療法士だけであることに加え「付加価値」を付けることが求められてきます。
理学療法士の将来性と今後
今後はオリンピックも控えているため、スポーツ分野での必要性が高まってくると予想されます。また、高齢化社会の日本では介護保険も改定を繰り返しており、それに伴い理学療法士もフレキシブルな活躍が期待されます。しかし、有資格者の絶対数が増えているため、今後はさらに理学療法士としてのアピールポイントがあるかが重要になってきます。
最近では、各医療機器や介護機器の開発も盛んなため、研究分野での活躍も期待されるところです。ただし、教育分野は現在以上の養成校の増加は見込まれないので、教育関係へ進みたいと考えている理学療法士は、可能な限り早めに今後のことを考えた行動を取ったほうが良いでしょう。
本記事は2017/02/24の情報で、内容は理学療法士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。