- データ・情報分析能力・計算力
バイヤーは常に商品の動向を確認したり、様々な情報を収集し分析することが重要なので、数値・情報分析能力は不可欠です。また、コスト交渉や利益確保などする上で計算力も必要になってきます。経験を重ねるとある程度は身に付きますが、これらに長けている人は自分の強みとしてアピールすると良い傾向にあります。
- 交渉能力
利益を残す上では、少しでもコストを抑えて仕入れをしたいところです。そのため、バイヤー業務の中ではコスト交渉・納期交渉など様々な交渉場面が出てきます。アパレル業界問わず、営業職の実務経験がある人は交渉能力が高い傾向にあります。
- コミュニケーション能力
バイヤーは人と人との繋がりによって成り立つ職種です。ブランドスタッフ・店舗スタッフ・メーカーなど業務をする上で、とても多くの人と関わります。コミュニケーション能力はバイヤーにとって必要不可欠な能力といっても過言ではありません。
- 英語などの語学力
海外への仕入れに行く場合には現地スタッフがアテンドに就いてくれるのが一般的なので、語学力がなくても問題はありませんが、語学力があれば自らコスト交渉などが出来るので業務もスムーズになり、有効的です。
- ファッションセンス
バイヤーはファッションが好きであることは必須ですが、やはりセンスがないといけません。ファッションセンスは人それぞれですが、売れる商品を仕入れられるバイヤーは人に受け入れられる商品を見極められるセンスが必要になります。自分の好きな物だけを仕入れるわけではありません。色んな情報を分析し、実際に自分の手に取り身につけ、経験をする事によりファッションセンスを磨くことが重要なのです。
- トレンドに敏感なこと
ファッショントレンドのみならず、色んなトレンドに敏感であることが望ましいです。性別・年齢・アイテム問わず様々なジャンルにアンテナをはり、興味をもっている人が、バイヤーには多いです。
本記事は2015/08/19の情報で、内容はファッションバイヤーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。