フラワーアーティストの求人事情

職業:フラワーアーティスト

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繁忙期は求人が増加

 フラワーアーティストの求人は1年を通してありますが、特に繁忙期は一時的に求人率が上がります。繁忙期とはいわゆる大きなイベント(年末年始、バレンタインデー、卒業入学シーズン、母の日、お盆、敬老の日、クリスマス)のことで、イベント当日の1ヶ月前頃からフラワー業界は普段の倍以上の忙しさとなります。これは、フラワーショップもスクールもどこも同じです。

 

 お客様からの注文で特に大きなものや一度に多数のものは半年以上前から受付をしますから、大体の注文数は把握できますが、生花の場合、どんなに予約が入っていても当然2〜3日以上前から作るわけにはいきません。一般的に5日前頃から花台などの準備を始め、2日前〜前日で仕上げ、前日〜当日は配達、という流れになります。この時期に即戦力となる経験者は優遇される傾向があります。

 

 ただし、そのショップやスクールの求めるイベントごとのデザイン傾向があるので、採用された理由をよく鑑みて、ショップの責任者やスクール担当者と協力して行くことが大切です。プライド高く独走してしまっては、繁忙期であるがゆえに思わぬトラブルになることもあります。スタッフとの和を大切に心のこもった商品を作り上げることが求められます。

 

  • フラワーアーティストの求人は通年出ているが、大きなイベント前の繁忙期は求人が特に増える傾向。

 

経験者・自動車免許保持者が優遇される

 フラワーショップまたはホテルや冠婚葬祭式場での求人の場合、経験者や自動車免許を持っているほうが優遇されたり、会社によってはプラスアルファの手当てがあることがあります。

 

 経験者はフラワーショップならショップでの経験者、式場では式場経験者が優遇されるのはもちろんですが、いずれも大人数でのスタッフ体制という会社は少ないので、すぐに仕事を任される可能性があります。フラワーアーティストとしての自分の経歴も大切ですが、どのくらいの仕事が一人でできるのかをしっかりと伝えることが、雇用者側にとっても重要な判断基準となります。様々な認定資格や修了証を持っていても現場での経験がないと断られるケースも少なくありません。

 

 車の運転と同じように、ペーパードライバーでは入っていくのがなかなか困難な世界なのです。むしろ資格を盾にする人よりは未経験者の方がいいという雇用者もいます。スクールで習得した技術や知識、実務経験、そして運転免許証の保持が、雇用者の目に止まる重要なキーワードといえます。

 

  • フラワーアーティストとしての実務経験があり、それをしっかりと相手に伝えることが重要。

 

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本記事は2017/02/17の情報で、内容はフラワーアーティストとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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