繊維メーカーのやりがいは?
繊維メーカーで働く人はどのようなところにやりがいを感じているのでしょうか。人それぞれのやりがいがありますが、ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。
- 1.製品がカタチになる
メーカーの魅力の1つは、自分の成果である製品が手に取るカタチで見えることです。大きな生産機で次々とモノが生まれていく様子は、1日眺めていても飽きないダイナミックさがあり、関わった製品がカタチとなった喜びをダイレクトに感じることができます。
特に技術職はその喜びはひとしおで、それまでの苦労や疲れも報われるでしょう。サービス業と異なり、目に見える形で仕事の成果が出やすいので、次の仕事のモチベーションを保ちやすいのも特徴です。
- 2.製品を街で見かけることがある
自社の製品を街中で見かけたときの喜びは、格別なものがあります。繊維製品は様々なところで使われており、洋服はもちろん自動車や建築資材の一部としても使われます。
表からは見えにくいこともありますが、「じつはあの車には私の手がけた○○が…」と思いをはせるのは、嬉しく楽しい瞬間です。CMなどテレビやインターネットで見かける機会もあるので、家族や友人にちょっとした自慢ができるのもやりがいにつながります。
- 3.グローバルに活躍できる
繊維メーカーは世界を相手に仕事をします。顧客としてはもちろん、海外の工場で生産をしたりすることもあり、世界を相手取った仕事の喜びを感じることができます。日々のメールや電話はもちろん、年に数回の展示会では直接顔を合わせることもあり、ビジネス関係だけではない友情も芽生えます。
ニッチな業界では、展示会などでは毎回同じメンバーと顔をあわせることになるので、競合他社であっても友人になることもあります。そういった世界中の友人と仕事ができるのは、「自分も負けないように頑張ろう」というモチベーションにつながります。
また若いうちから国の垣根を超えた仕事ができる企業が多いので、若手であっても大きなやりがいを感じられるのも特徴です。