50代の繊維メーカーの転職例

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繊維検査機関から繊維メーカーへ転職(53歳、滋賀県)

 

男性(50代)

 私が転職したのは51歳のときでした。関西の繊維製品の検査機関で技官として長年働いていたのですが、親の介護で実家に戻る必要が出てきたため、やむなく転職したというのが実情です。

 

 退職後は失業保険を受けながらハローワークに通いました。50代という年齢はやはりプラス材料に働かず、書類選考も通らないことがしばしばでした。「派遣社員でも構わない」と間口を広げて応募しましたが、いい結果が得られず落ち込む日々が続きました。

 

 そんな中、ハローワークで紹介された織物メーカーの募集が目につきました。生産した織物の品質検査員の募集だったので、これはまさに自分にぴったりだと思い早速応募しました。転勤がないというのも、親の世話のある私にはとても魅力でした。

 

 面接では、手先の器用さを見たり仕事を体感してもらう一環と、実際に検査業務を行ってみるというものがありました。一通りの検査業務の経験があった私はもちろん誰よりも早く検査を終えることができ、大きな自己アピールができたと思っています。そして晴れて採用をしていただくことが決まりました。あとで聞くところによると「もっと若い人を採るつもりだったが、業務直結の経験があったので私に決めた」とのことでした。

 

 現在は、検査員としての毎日の業務に加えて、検査機関との手合わせ(同じサンプルで同じ結果が出るように調整すること)を担当するなど、経験を生かした仕事を任せていただいています。年に数回、忙しい時期もありますが、たいていは定時で退社できるので介護との両立もしやすく助かっています。今後は若手の育成にも力を入れて、少しでも会社に貢献できたらと思っています。

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