好条件の所が多い企業内保育所
企業内保育所は、企業が運営しその企業で働く母親達を助ける為に併設されている保育所です。意外と知らない保育士も多いですが、実はかなりの好条件で安定している人気の職場でもあります。企業内保育所の保育士の求人について説明します。
- 企業内保育所の求人状況
企業内保育所は、企業で働く母親が出産・育児しやすいように併設されています。ですから保育所の運営時間は企業の運営時間に合わせてありますし、母親が近くにいる為トラブルの際は円滑な連携が取れます。
「企業付き」と聞くと難しそうに感じますし、企業によっては採用試験に実技や筆記の試験を要します。狭き門ですが、厳しい採用試験がある為人間関係も比較的良好で、職場環境も働きやすく整えられています。まだまだ数は普通の保育所と比べると少ないですが、厚生労働省が新たな企業を補助し保育所を増やすプロジェクトを開始しているので、これからは増えることが予想されます。
- 企業内保育所の業務内容は?
企業保育所の業務内容ですが、保育園勤務の保育士と変わりません。保育に欠ける子ども達へ、保育を施し生活援助を行って、成長を見守るのが仕事ですから、要領を掴めば業務は問題ありません。場所によっては自分の時間をしっかりと確保できる所もあります。
- 企業内保育所は安定している?
企業内保育所は企業の景気に左右はされますが、安定はしています。それに加え、福利厚生も企業のものが適用されるのでしっかりしており、住宅手当や通勤手当も手厚く、働く母親の味方である職場なので産休も取りやすい傾向にあります。
大企業内に作られた保育所は条件も良く、安定しているので就職・転職で人気があります。同じ業務なのに給料が高く福利厚生も充実、昇給・昇格もあるとなると、人気がある理由も分かります。
- 企業内保育士になる為には
企業内保育所の保育士の求人は、普通の転職支援サイトなどにも出ていますが、人間関係や園の更に詳しい雰囲気・前任者の退職理由など詳細を知りたい場合は、保育士専用の転職サイトを利用し、徹底的にスタッフに調べてもらうと良いです。転職サイトを利用すれば、希望に一番近く、人間関係も良好な職場を紹介してもらえます。
また、企業によって福利厚生や給与に大きく違いがあり、やはり大きな企業になればなるだけしっかりとした福利厚生を受けられ、給与も高い額をもらえますので、諸条件はしっかり確認しておきましょう。
- 特別な資格やスキルは必要?
企業の保育所によりますが、転職や就職を目指す際にはその保育園の目指す保育に沿う勉強をしておくと園側からも好印象を受けます。例えば、保育園によって取り入れている保育は違います。モンテッソーリ教育や横峯式を取り入れた保育園に入る際には、入る前に自分でも出来る限り勉強し、面接では勉強している事をアピールします。保育士以外の特別な免許は要りませんが、その園の目指す保育の研修に参加していると好印象です。
- 企業内保育所は給料が高めで福利厚生も充実しており、経営も安定しているため人気が高い。
本記事は2017/01/24の情報で、内容は保育士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。