百貨店の採用職種の分類

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採用職種を3つに大きく分類すると・・・

 百貨店の採用職種は、もちろん企業により異なるのですが、主な分類としては、総合職・販売職・外商営業職の3つに大きく分けることができます。

 

  • 総合職

 将来の幹部候補生の位置づけです。販売職・営業職・スタッフ部門、また様々なアイテムごと等、異動も多いのが特徴です。これは会社全体を考慮できる人材を作っていかないといけないからです。異動の頻度は、会社によりますが、多い場合では半年~2年の間に起こります。激しい環境の変化も、ポジティブに捉えられる人に向いています。

 

 総合職の募集は、ほぼ新卒採用のみで行われます。もし中途採用で百貨店の総合職を狙うなら、まずは契約社員になり結果を残して、ようやく自推や他推で登用試験を受けるという道のりになります。最近は、新卒枠も人数が減らされていることもあり、中途採用で総合職に上がるには相当な努力が必要です。

 

  • 販売職

 販売や売り場運営に特化した職種です。最近は減少傾向にありますが、契約社員なら、求人を探せばある程度なら見つけられます。キャリアアップとして幹部になるというよりは、売り場・接客等、百貨店の最前線に深く精通することが求められます。人事異動は総合職ほど多くない傾向にあります。また大きなキャリアアップ、幹部に上がる事は、総合職よりは期待値が低い職種です。その分環境は安定しています。給与は総合職より低い場合が多いです。

 

 こちらは、総合職に比べると、中途採用率は上がります。あるアイテムの専門店で接客販売を鍛え、環境の安定と販売の楽しさを求めてチャレンジする方が多い職種です。かといって、意識が低いわけではなく、他社でたたき上げられたプライドを持ち、精力的に活動する方も多くいます。

 

  • 外商営業職

 個人外商、法人外商と、さらに分類がありますが、まとめて平たく言うと、売り上げの大きな顧客の専属営業マンです。売り込む物も求められる物も沢山あります。

 

 また、百貨店という分野柄、冠婚葬祭や気を遣う事柄に関しての受注が多いです。冠婚葬祭の知識や、顧客の行事を覚えておく心遣いも必要です。自社の可能な事を総動員して、顧客を喜ばす知識と提案力が求められます。また、商品の手配や相談等もあるので、売り場や管理部門の人間とも円滑に仕事を進めていく人間力も求められます。

 

 こちらは、中途採用枠が多いです。新卒採用で外商営業職のみを募集することはほぼありません。ただし、新卒採用から人事異動で外商になるパターンは存在します。新卒採用で外商に行かないというわけではありません。

 

 販売職同様、他社からのたたき上げの方も多く、こちらも自社畑の人間・他社からの転職組と、色々な人間が入り混じっている職種です。また各々の企業によって、地域限定職と言ったり、最近では採用職種も一言で言い表せないほど多様になってきました。様々な価値観を持った人間が台頭してきたこと、柔軟な採用窓口を設けないと優秀な人材が集まらない事が、背景として考えられます。

 

  • 百貨店の採用職種は総合職・販売職・外商営業職などがありそれぞれ転職事情や求められるスキルなどが異なる。

 

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