内資系CROの臨床開発モニターから、業界大手の外資系CROへ(25歳 東京都在住)
男性(20代)
私は大学を卒業後、内資系CROへ臨床開発モニターとして入社しました。内資系CROでは、臨床開発モニターとして基本的な知識やスキル、ビジネスマナーなど一通り学びました。会社の規模がそれほど大きくないせいか、受託している臨床試験の数が少なく、新規の臨床試験の受託が上手くいっていないようで、経営が危ないのではないかと感じ、転職を決意しました。
候補となった転職先は内資系CROや外資系CROですが、外資系CROを選びました。決め手となったのは会社の規模で、CRO業界ではナンバー1と言われている会社に決めました。
今の外資系CROには、臨床開発モニターだけでなく、翻訳やメディカルライティング、CTLチーム、SSUチーム、CTAチームなど多くの部署があり、色々な人と接する機会が多いため、良い刺激をいつも受けています。
調剤薬局から内資系CROの臨床開発モニターへ(27歳 大阪府在住)
女性(20代)
薬学部を卒業して、チェーン展開している調剤薬局企業に薬剤師として就職しました。薬剤師の仕事は、処方箋にしたがって薬を調剤し、患者さんにお渡しすることです。30日や60日のサイクルで来られる方が多く、特に変化のない毎日で、私にはこの日々を耐えることができませんでした。いつも薬局内にいるということも、耐えられない原因の1つだったと思います。
そこで転職会社に登録して担当者と面談した結果、CROの臨床開発モニターを紹介してもらい、教育制度が充実した内資系CROに入社しました。臨床開発モニターの仕事は、とても楽しいです。北海道や鹿児島といった遠方の施設には飛行機を利用して行きますし、新幹線を利用する機会も非常に多いです。仕事ではありますが、飛行機や新幹線を利用することは楽しいですし、その土地の美味しいものを食べたり、お土産を買うなど、旅行気分も味わうことができます。
臨床開発モニターとしてはまだまだ一人前とは言えないですが、たくさんのことを経験して、臨床開発モニターとして活躍したいです。
内資系製薬会社から外資系CROの臨床開発モニターへ(29歳 埼玉県在住)
男性(20代)
私は大学院を卒業して、内資系の製薬会社へ就職しました。最初は未経験の臨床開発モニターとして研修を積み、3年ほどで一人前の臨床開発モニターとなりました。製薬企業の臨床開発モニターの仕事は、モニターの仕事に加えて、治験届作成補助、検査会社などの外部機関とのやり取りなど、非常に多忙を極めます。体力的に辛くなってくると、精神的にもダメージを受けてしまい、続けられないと思いました。
転職先は、製薬会社の先輩が転職した外資系CROにしました。新しい職場だと知り合いがおらず心細いため、知り合いがいる方が良いと思い、選びました。
外資系CROでは、外資系企業らしく、休暇やアフターファイブが重要視されていました。皆、自分自身で仕事の都合を付けて有給休暇を取っていて、有給休暇の取得率が90%を超えていました。私は精神的に追い詰められやすい傾向がありますので、このような外資系CROに転職して良かったと感じています。
本記事は2017/01/13の情報で、内容は臨床開発モニター(CRA)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。