20代の臨床検査技師の転職例

職業:臨床検査技師

392views

地元の個人病院から県庁所在地にある個人病院の臨床検査技師へ(25歳 秋田県在住)

 

女性(20代)

 県外の専門学校を卒業し、地元に戻って個人病院の検査室に勤務していました。社会人になったばかりだったので、実家から通いながら、仕事をできたのはありがたかったです。

 

 ひと通り仕事をこなせるようになった3年目頃から、「もっと勉強したい」という想いが強くなってきました。臨床検査技師は、自分の勤務している検査室で行っている検査以外の分野を習得することはなかなか難しいのが現状です。どうせ転職するならばと、地元よりもっと大きな都市での転職を希望しました。

 

 新しい職場では、これまで経験しなかった超音波検査など、自分のできる検査の幅を広げるべく、勉強している最中です。今の職場も個人病院ですが、救急もしており、これまでなかった救急当直や頻回なオンコールでの呼出しもあります。体力的にはきつくなりましたが、患者様の治療に携わっているというやりがいを感じています。

 

 長く同じ職場にいると、その検査室で行っている業務しかできなくなることに不安と不満を感じていました。もちろん、ひとつの職場に長く勤務することも素晴らしいことだと思います。しかし私の場合は、ひとつの所にとどまらず、色々な経験を積みたいという気持ちがあります。今の職場でひと通りのスキルを身につけた後は、また転職を考えるかもしれません。

 

健診センターから中規模病院の臨床検査技師へ(27歳 福岡県在住)

 

女性(20代)

 地元の大学を卒業して、就職したのが健診センターでした。健診センターでは検査業務の他、看護師さんと一緒に採血業務なども行っていました。病院に就職した同級生の友達たちと話していて、同級生たちが病院内外で活躍しているのを知り、焦りが出てきました。臨床検査技師の資格を取ったものの、患者さんの治療に携わっていないことにモヤモヤした想いを抱えるようになり、100床ほどの中規模病院に転職しました。

 

 これまで、「患者さん」ではなく、「健康診断の受診者さん」としか接したことがなかったので、色々戸惑うこともありましたが、今では病院の検査業務に慣れてきました。輸血検査や鏡検など、病院ならではの検査スキルも身につけることができました。臨床検査技師としての責任感と共にやりがいを感じています。思い切って転職して良かったと思っています。

 

臨床検査技師としてのスキルアップができる病院に転職(28歳 神奈川県在住)

 

男性(20代)

 専門学生の頃から病理学に興味があり、病理検査室のある病院に就職を希望していましたが、就職活動中に病理検査室のある病院の求人がなく、諦めて50床ほどの個人病院に就職しました。ひと通り仕事も覚え、仕事に趣味にとそれなりに充実した日々を送っていましたが、病理検査のエキスパートである細胞検査士への想いが絶ちがたく、転職することに決めました。

 

 当時住んでいた場所からは少し離れていましたが、細胞検査士として有名な臨床検査技師の方がおられる病院で求人があり、ぜひ病理を勉強したいと自分の想いを面接で話したところ、病理検査は未経験ながら、熱意を買って下さり採用となりました。

 

 正直なところ、収入は以前より少なくなりましたが、キャリアのあるベテラン細胞検査士の方から直接指導を受けることができ、毎日がとても充実しています。現在は細胞検査士の認定資格の合格を目指し、勉強している日々です。

 

転職サイトランキング【最新版】

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

本記事は2016/12/28の情報で、内容は臨床検査技師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

ページ上部へ移動する