旅行代理店の仕事内容

193views

imasia_16718930_M_R

 

旅行代理店、実際はこんな仕事をしています

 旅行代理店と言えば、人気の就職先の一つですが、一体、どのような仕事をしているのでしょうか?

 

 大きく分けると、カウンターでの個人旅行販売、企業や学校が相手の団体旅行販売、インターネット販売、それらを支える手配や企画箇所等があります。意外なのは、大手の旅行代理店では添乗専門スタッフがあまりいない点です。添乗員は外注で依頼することが多いです。以下は例として3つ挙げます。

 

  • 個人旅行販売

 旅行会社のカウンターで来店されるお客様対応をする仕事です。旅行会社が主催するパッケージツアーの販売や、お客様のご要望によりプランを立てたり、航空券やJR券、ホテル等の手配・販売をします。

 

 しかし、一口にカウンターと言っても、営業所の規模によって扱う内容は異なります。例えば、大型店舗では、国内旅行・海外旅行・JRや航空券のみの手配をするカウンター、ハネムーンと海外挙式専門のブースなどセクションを分けています。このような店舗で働くにあたって求められるのは、専門性を磨くことです。しかし、小規模の店舗では、あらゆる内容の問い合わせに即時に対応できるスキルが必要となります。JR券を発券したと思えば、アメリカ旅行の相談、その次は近くの温泉地、といった具合に、何を聞かれてもある程度の返答ができる業務知識が求められます。

 

 個人旅行販売の仕事は、直接お客様と接することのできるセクションですので、帰ってきたお客さまからお土産話を聞かせていただいたり、次の旅行の相談を受けリピーターになっていただく等、充実感を得ることができる仕事です。

 

  • 団体旅行販売

 営業先は一般企業をはじめ官公庁や学校など様々で、個人旅行のカウンターと異なり、旅行の需要を見つけることが仕事のスタートとなります。学校が相手の場合は毎年の修学旅行や遠足、企業を相手にする場合は社員旅行や視察旅行等の受注を目的とします。

 

 飛び込み営業も多々あります。初めは目指す社員旅行に繋がらなくても、個人旅行のパンフレットを置いて社員とのコミュニケーションをつくることで、数年後に大きな仕事を受注することも稀ではありません。競合他社との相見積に勝たなくてはならないため、プレゼンテーション能力も求められます。

 

 団体旅行販売の場合は、旅行に添乗員として同行することも多く、企画から販売・添乗まですべてに関わることができ、達成感の大きい仕事です。添乗に行くことでお客様の反応を直に見ることができ、ここで強い関係性を構築することで、次回の受注にも繋がります。

 

  • 手配・企画部門

 航空座席やホテルの在庫を確保する手配部門、パンフレットに掲載されている旅行内容の立案や、団体旅行販売の営業マンが販売をしやすいようプランを前もって立てる企画部門があります。

 

 手配部門で働くにあたって一番必要なのは交渉力です。席が不足していても、「満席です」と返しては、営業マンの努力が水の泡です。増席ができないかどうかを交渉し、難しい場合は代案を提示することも仕事の一つです。

 

 企画部門では、「今何が流行っているのか」「これから何がヒットするのか」を見極めるアイデアが重要です。例えば、実際にヨーロッパに視察へ行って新しいディスティネーション(訪問先)を見極めたり、特定の宿を前面に出したパンフレットを作ります。新しい旅行先や、滞在先での過ごし方をパンフレットや団体旅行担当者を通じてお客様へ提供する仕事です。

 

 両者に共通するのは、直接お客様の笑顔を見ることは無くても、多くのお客様の笑顔を作ることができるセクションであることです。

 

転職サイトランキング【最新版】

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

ページ上部へ移動する