鉄道会社の採用職種の分類

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鉄道会社の採用職種は?

 鉄道会社では大きく分けて2つの職種を多く募集しています。駅や乗務員などの営業職と、保線や電気、工場などのメンテナンス部門の工務職です。

 

  • 営業職(駅係員・乗務員)

 一般的に制服、制帽を着用して仕事をしている社員は営業職に分類されます。新卒も転職も同じように営業職で採用されると最初は駅に配属となります。資格は不要です。ただし、視力や色覚、聴力などの適性検査は重要視されます。鉄道会社の規模と配属される駅によって仕事は異なりますが、改札や発売窓口、ホームなどの仕事があります。

 

 新卒はその後乗務員の登用試験を受けて車掌になれます。転職で就職しても同じように乗務員試験を受けることができますが、新卒と比較すると乗務員への登用は狭き門となっています。新卒は元々乗務員登用が前提となっているので、駅の要員を確保するために転職採用の募集を行っていることが多いです。

 

 車掌を数年経験した後は運転士試験を受けることができます。社内の登用試験に合格した後、動力車操縦者という国家試験に合格すると運転士として仕事をすることができます。

 

  • 工務職

 工務職は、営業職と比較すると採用人数は少ないです。工務職場の数が駅と比較すると少ない事、現在では工事などは業務委託していることが多い事が主な理由です。そのため工務職の社員の主な仕事は工事計画や設計、監督業務になります。どの鉄道会社も施設の老朽化やバリアフリー工事を多く抱えているため、とても重要な部署と言えます。採用段階では資格は不要ですが、入社後には会社の費用負担で様々な資格を取得することになります。

 

 採用後の工務職の仕事としては架線のメンテナンス、電気以外の鉄道施設のメンテナンス、車両のメンテナンスなどがあります。営業職と異なり工務職は他企業でのノウハウや経験を生かしやすい職種です。そのため、転職採用では経験が有利に働くケースも多いです。

 

  • その他

 他にも大手鉄道会社では関連事業の社員や事務系社員を募集している会社もありますが求人数は少ないです。また、営業職・工務職ともに年数がある程度に達すると本社勤務も可能になります。

 

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