積極的かつ冷静な人
不動産デベロッパーにおいて、まずもって積極性というのは欠かせません。無論、無意味に熱いとか、分け隔てなくガツガツするというわけではなく、必要な場面でいかに主張していけるかという部分がポイントとなります。
では、明るく快活な人だけが採用されるのかというと、そういうわけでもありません。たとえば、普段はおとなしく物静かな人でも、ここぞという場面で行き詰った状況を打破するような発言や行動を積極的に示せる人は、単に主張できる人よりも、より魅力的に捉えられます。
いずれにせよ、自分の意見を持つことは欠かせません。積極的に意見でき、かつ、冷静に状況を判断することのできる人。これが各社の求めるスタンダードな人物像です。
- 積極的な行動や発言ができて、かつ冷静に状況判断ができる人物が求められる。
採用基準は過去の実績と個性を総合的に勘案
上記のような人物像でありながらも、仕事における実績が皆無であったり、没個性的な発言を繰り返すようであったりという場合は、採用に至るのはかなり難しいです。
人物像として求めているポイントは仕事上の性格であり、飲み会や休憩時間のちょっと砕けた会話をする際、果たしてどんな一面を見せてくれるのかという部分も採用に大きく影響します。華々しい実績を持っていても無趣味で完全に仕事人間といった場合、幅広い活躍に期待を持てなくなったり、逆に個性は豊かでも仕事においては目立った実績を残せていない場合は、採用に至らないケースが多いです。
ただし、仕事をやり続けているうえで実績がまったくない人などいませんし、人間である以上個性が皆無な人もいないので、自信を持って自分をさらけ出すのが良いです。
- 会社が求める人物像や個性と、過去の実績を総合的に評価して採用が決まる。