不動産デベロッパーの転職と資格

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営業・事務職においては必須の資格はない

 不動産デベロッパーの大半を占める営業・事務職において、必要不可欠な資格というものはありません。ただし、不動産や建築物に関する知識が皆無であるというのはかなりビハインドになるので、最低限の知識を保有しているというアピールのためにも宅地建物取引士やビル経営管理士、再開発プランナー、マンション管理士や管理業務主任者等のいずれか一つでも保有することを心がけると良いです。

 

 また、難易度はぐんと上がりますが、不動産鑑定士や土地家屋調査士のような高い難易度を誇る資格を保有していることは非常に大きなアドバンテージとなります。ただ、これらの資格を保有していることは、あくまで不動産の常識をわきまえているというアピールに過ぎないため、エントリーシートや面接では、実際の実務経験や知識、業務の推進法等のアピールで採用を勝ち取るようにしましょう。

 

  • 必須の資格はないが、不動産や建築関連の資格は転職時のアピール材料になる。

 

技術職においては、建築士が筆頭

 技術職で不動産デベロッパーを目指す場合、大抵の求人は建築士を前提に求めているケースが目立ちます。不動産デベロッパー本体として技術職を雇うにあたっては、1級建築士を取得し、なおかつ建築士としての実績を見るというパターンが多いです。

 

 また、子会社や関連会社においては、プロパティマネジメントを専門に扱っている会社もあるため、そちらでの採用や出向を前提に採用される場合は、ボイラー技士や電気主任技術士等、設備に関する専門的な資格を保有していることを前提としている求人も少なくありません。

 

  • デベロッパー本体の技術職の場合は、1級建築士保有で実績を見られるケースが多い。

 

語学系の資格は高評価

 昨今、大手に限らず、不動産デベロッパーが海外展開を積極的に行っていることが多いです。その点から留学、帰国子女という経験を経て語学堪能な人や、TOEICやTOEFLなどで高得点を保有している人はかなり有利になります。

 

 ただし、語学に関しては、あくまでも不動産知識にプラスアルファというイメージですので、語学だけで突破できるほど甘いものでもありません。

 

  • 企業の海外展開に伴い語学力は重宝されるが、語学が堪能なだけでは採用には至りにくい。

 

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