不動産デベロッパーの転職の志望動機

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ビジョンを明確に

 不動産デベロッパーはその仕事の性質上、多くの場合、大量採用ということは行いません。新卒採用でも10名から多くて30名程度と、そもそも少数精鋭をモットーとしている業界のため、キャリア採用というのもかなり狭き門です。

 

 また、この業界は不動産に全く関係のない業界からの参入が比較的少ないため、他業界からの転職を考える場合は、不動産デベロッパーの仕事をおさえることはもちろんのこと、何をしたいのかというビジョンをある程度明確にもっている必要があります。無論、未経験者に業界の隅々まで理解していることを求めるケースは稀ですが、業界を熟知していないという部分は経験者と比較してマイナスになることは避けられません。

 

 その逆に、経験者は経験者でプロであって当然という視点がつきまとうため、より高度な志望動機を求められます。

 

  • 少数精鋭でキャリア採用が少ない業界のため、異業種からの転職の場合は将来のビジョンを明確にする。経験者はプロであって当然とみなされるので志望動機の更なる工夫が必要。

 

受ける会社の物件を把握しておく

 不動産デベロッパーの主力商品たる物件をおさえることは、志望動機を練るにあたって相当重要なことです。各社、不動産という括りでは同じですが、ポリシーやプライドを持って自社の物件を運営しているため、それらを実際に現地で見ることは欠かせません。特に、各社の主力としている物件は必ず立ち寄りましょう。

 

 また、オフィスビルのように関係者の立ち入りが厳しい物件については、そのビルの周辺地域を視察し、その物件が周辺に与えている影響などを調査し、志望する会社の地域・社会に与えているインパクトを志望動機として挙げるなど、一工夫加えるだけで、より説得力の増すものとなります。

 

 さらに、他社との物件の違いは何か、志望する会社の他とは違う特筆すべきポイントはどこかという部分までおさえて、入社することへの強い姿勢を示すことが重要です。

 

  • 応募企業の主力物件を実際に視察して研究、調査し、応募企業が持つ影響力や他社との違い等を志望動機に盛り込む。

 

竣工後の運営管理の手法等もおさえる

 各社、竣工後の物件は基本的に自社や自社の子会社が管理運営し、その物件の価値を最大限に発揮しようと尽力します。特に昨今は新しい物件を乱発するよりも、より上質な物件をより長持ちさせようとする傾向が強まっています。そのため、物件の運営管理、いわゆるプロパティマネジメントに対する注力が進んでおり、本質的には類似するものの、各社それぞれのカラーを出しつつ、テナントサービスや施設の維持管理に努めています。

 

 土地の売買や竣工作業やリーシング営業等に比べ、目に見える利益を生みにくい性格上、一見地味な業務に見えがちですが、プロパティマネジメントの視点を持ち合わせているということは、採用においてかなり重要なポイントなので、志望する会社の運営姿勢を理解し、志望動機として展開すると良いです。

 

  • プロパティマネジメントについても研究、理解し、志望動機として展開すると好印象になりやすい。

 

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