20代での製薬会社への転職

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20代の転職に関して採用側が思うこと

 20代で製薬会社の求人に応募した場合、応募した先の製薬会社はどう思うでしょうか?やはり20代で製薬会社に転職を希望した場合、応募先の製薬会社は「またすぐに辞めてしまうのではないか」ということを一番に心配します。

 

 採用試験では、その点を納得できるような理由、つまりすぐに辞めてしまわないという理由を説明する必要があります。このときに「前の会社の仕事がきつかったから」「前の会社の上司と合わなかったから」というような前の会社を批判するような説明はあまり好ましくありません。あくまでやむをえない事情のためということを説明し、その点はうまくきり抜けることが必要です。

 

職種別の製薬会社への転職(20代編)

  • 研究職で研究員としての転職は、なるべく早めの決断を

 製薬会社の研究職で研究をしたい、実験をしたいと考えている人(通常、研究員と呼ばれる)は、その決断は早いにこしたことはありません。なぜなら、製薬会社では研究職の採用はどんなに遅くとも30代前半までで、どの製薬会社でも30代後半で研究職として中途採用されたという例は少ないからです。

 

 研究職のほとんどの人は、実際、研究員として活躍できるのは35歳程度までであり、その理由は「30代での製薬会社への転職」の記事で説明しています。転職先の会社での研究員としての活躍期間を長くするためにも、早めに転職することがよいことです。

 

 また、研究補助職(研究職のアシスタント:研究員の指示に従い、実験等の操作を行う職務)としての転職の場合は、高い年齢まで求人がありますので、じっくりと条件の良いところを探し転職の可否を考えるのが良いでしょう。特段の事情がない限り、20代であわてて転職する必要はありません。

 

  • 営業職の転職については求人数は多い

 営業職において20代での転職は比較的容易です。求人雑誌や転職サイトを見ても、製薬会社の求人は多数目につきます。ただ、どこの製薬会社においても、転勤や医師との対応やノルマなどがありますので、転職してこのような問題を解決できるものではありません。

 

 しかしながら、担当している医師や病院が、あまりにも常識はずれでおかしい場合など、転職して問題が解消できるケースもありますので、慎重に転職を検討しましょう。

 

  • その他、事務職等での転職

 総務、経理、人事、ITグループ、経営企画などの事務職、は、他の製造業(食品、酒類、電機、化学品など)と比較して、仕事量が同じなのに同年代で高い年収を得ることができます。製薬会社で事務職の求人数は少ないですが20代でも転職はお勧めできます。他の製造業の業種からの転職もほとんど支障がありません。

 

 工場での生産管理、製造、工務などの職務はある程度の求人があります。20代で未経験の求人などもあります。こちらも基本的には製薬会社だけに特有のスキルや資格は必要ありません。ただ、工場の一部の業務(製造管理責任者、生産管理、品質管理の責任者など)では、薬剤師の資格が必要です。

 

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