40代の人事コンサルの転職例

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外資系専門商社の管理職から人事コンサルへ (43歳 大阪府在住)

 

男性(40代)

 大阪にある外資の専門商社で仕事をしていました。実は、既に何社か転職をしているのですが、キャリアの殆どは人事の仕事をしており、最初の一社を除いて、すべて外資です。ただ、前職の会社が業績不振でリストラを始め、先行きも不透明になったのが、転職のきっかけでした。私自身も人事部にいたので、リストラの計画策定等に深く関わったのですが、どうせこれまで20年近く積み上げてきた人事マンとしてのスキルです。リストラ等に活かすのではなく、もっと社会の役に立てたいと思い、人事系のコンサルティング会社への転職を考えました。

 

 しかし、実際に転職活動をしてみると、コンサル未経験で40代からの転職は簡単ではありませんでした。また採用してくれるというところでも、極端に年収水準が下がってのオファーだったりして、中々、自分の希望にあうところがありませんでした。

 

 そのような中で、一社とても良い出会いがありました。それほど大きくない会社なのですが、私の外資系の人事での長い経験を買って頂き、是非一緒に働きましょうと言われました。主に人事制度改定のお手伝いをする会社だったのですが、もうどこにも転職できないかと思っていたので、本当にあきらめなくてよかったと思っています。

 

 実際に転職してみると、想像はしていましたがハードでした。一番辛いのは、自分より一回り以上も若くて、人事経験もないような人の方が良い成果を出しているのを見たときです。特にパワーポイントで資料を作成する技術や、プレゼンテーションの技術が、前職までとは比べ物にならないくらいに高い水準で求められるので、そこらへんは正直しんどい部分があります。ただ、時間をかけるしかない部分なので、頑張るだけですね。

 

 仕事自体は、本当に面白いです。誰かの役に立っているという気持ちを本当に強く持てます。これは、今までの人生の中で、あまりなかった感覚です。もっと多くの人に役立てるように、色々と学んでいこうと思っています。

 

小売業の人事から人事コンサルへ (49歳 東京都在住)

 

男性(40代)

 私は全国展開されている小売チェーンで、従業員教育担当のトレーナーとして、20年ほどのキャリアを積んで参りました。接客等の基本的な技術をアルバイトさん達にお伝えしてきました。妻にもよく言っているのですが、私にとってこの教えるという仕事は天職だと思っていました。全国のチェーン店を研修で駆けずり回ることも多かったですが、不思議といやだと感じることはなかったです。

 

 ただ、体力的には厳しいものがありました。若いころは大丈夫だったのですが、流石にこの年になってくると、出張生活はこたえるものがありました。会社からは現場を離れてマネジメントにならないか、という話も頂きましたが、現場での仕事にこだわりたかったので、あまり乗り気にはなれませんでした。

 

 そのような中、かつての同僚から、研修に強い人事コンサルティング会社に来ないかという誘いを貰いました。私は当時知らなかったのですが、小売業界に特化したコンサルティング会社らしく、私の前職を含め、色々な会社がクライアントになっていました。実際に、その会社の方とお会いすると、小売業界における研修の重要性に関して、意気投合し、その場で入社を決めました。

 

 実際に仕事をしてみて思うのは、やはり他社の方に教えることの難しさです。ただ、自分のこれまでの経験が役に立っている実感をとても強く、極めて充実した毎日を送っています。最初は勤め続けた会社を辞めるということで、妻や子供も大分不安に思っていたようです。もちろん、私も不安でした。しかし、結果論ではありますが、特に年収が下がるわけでもなく、時間的なゆとりもでき、充実して働いている姿は、家族を安心させたようです。本当によいタイミングで、良い決断をしたなと思いました。

 

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