<この記事のまとめ>
- ガソリンの運搬など特殊な配送を取り扱っている運送会社において、危険物取扱者向けの求人が出ている。数自体は少ない。
- 薬品関係や接着剤などの化学薬品を運搬している運送会社でも求人ニーズはある。
運送会社における危険物取扱者の求人事情
危険物取扱者の仕事と聞くと一般的にはガソリンスタンドなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。ガソリンなどの取り扱いには危険物取扱者の資格が必要になるのですが、運送会社でもこうした資格を活かして働くことは可能です。
ただ運送会社の求人としてはやはりその数は少なく、求人内容にも偏りがあるのが特徴だと言えます。
一般的な運送会社では取り扱っていない業務のケースが多い
危険物取扱者の資格を活かして運送会社で働くことを希望する場合、まず求人で目につくのはタンクローリーでガソリンなどの危険物を運搬する仕事です。こうした仕事には危険物取扱者の資格保有者にとって最適な仕事となりますが、運送会社全体においては特殊な仕事となるのも事実です。一般的な運送会社で扱っている業務ではないので、こうした求人募集を行っている運送会社は限られてきます。
意外と知られていませんが、危険物取扱者の資格で扱うことが出来るものは範囲が広いです。ガソリン以外にも薬品関係もそうですし、接着材なども化学薬品として扱われます。こうした品物を運搬する際にもこの資格を役立てることは出来ますので、このような品物をメインで運搬している会社などの求人においては資格保有者であることを活かした転職活動を行うことが出来ます。