社会保険労務士のやりがい

職業:社会保険労務士

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仕事を「やり遂げた」喜び

 社会保険労務士の仕事でやりがいを感じる瞬間といえば、やはり仕事を「やり遂げた」と感じた時に尽きます。

 

 社会保険労務士の仕事には、様々なものがあります。中でも、人に関わる内容、例えば、労使間の問題や、社員教育に関わる問題です。こうした問題は、会社ごと、当事者ごとにケースが異なるので、マニュアルはありません。すべて自分の目で判断し、対応をしていく必要があります。

 

 そのため、解決までには気力・体力ともに消耗することになりますし、勤務時間以外にも思い悩んだり、考え込んだりすることもあるでしょう。その代わり、解決した時の喜びは、計り知れないものがあります。それを感じる瞬間は様々で、当事者の笑顔を見た時、張り切って仕事をしている姿を見た時、感謝された時、業績が上がった時・・・、「大変だったけど、やって良かった」という喜びを味わうと、それまでの疲れが一気に吹き飛び、新たな活力が湧いてくるものです。

 

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書類作成は、単なる事務作業にあらず

 また、書類作成業務でもやりがいを感じる瞬間があります。

 

 例えば、労働保険料の申告や算定基礎届の提出です。税理士にとっての年末調整や確定申告と同じように、この2つの作業は社会保険労務士にとっての2大イベントです。この作業は、単に保険料を計算するためだけではなく、これに付随して行う業務も重要なのです。

 

 例えば、労働保険料の申告には、昨年4月~その年の3月までの全社員の給与データが必要です。この1年、的確に支払いが行われているか、新しく雇われた社員がいるか、入力漏れがないか、など、様々な内容をお客様とともに見直していきます。算定基礎届の場合も、その年の4~6月の給与データが必要で、昇給などないか、通勤費に変更はないか、などのチェックをお客様と行っていくことになります。

 

つまり、労働保険料の申告・算定基礎届の提出は、1年の集大成であり、社会保険労務士と顧問先とが上手くコミュニケーションが取れていたか、などの振り返りにもなるのです。こうした作業を経て行政に書類を提出した時の喜びはひとしおでしょう。

 

 社会保険労務士は、お客さまという相手がいるからこそ成り立つ職業です。相手の役に立てたという喜びを感じる瞬間が、最もやりがいのある瞬間と言っても過言ではないでしょう。

 

  • 事務作業の中にもやりがいを感じられるポイントがある!

 

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本記事は2015/03/12の情報で、内容は社会保険労務士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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