外国人講師の求人は外国人向け転職エージェントの利用が多い
公立小学校の英語授業導入によって、いま外国人英語教師の需要は増えています。しかし同じ外国人英語講師でも、民間の英会話教室の講師に比べて公立小学校英語指導現場に立ついわゆるALT(Assistant Language Teacher)と呼ばれる人たちは、短い実働時間や待遇面などについて満足していない人も多いのが実情です。そうした人たちはおのずと民間の英会話教室への転職を目指します。民間の英会話教室のほうが待遇はうんと良いからです。ではそうした求人はどのようにして見つけているのでしょうか。
日本人を対象にした求人サイトでも、たまに英文による講師の求人広告を目にすることはありますが、その数は多いとは言えません。それでは外国人が英語講師の仕事を探すには不十分です。グローバル社会が急激に進展している今のことですから、外国人向けの転職エージェントも決して少なくはありません。大手と呼ばれる転職エージェントは、たいてい外国人に特化した求人部門を持っています。まずは、そうしたところへ登録することが第一歩になります。職種の分野は「成人向け英会話インストラクター」か「児童英語のインストラクター」です。
成人向け英会話のインストラクターは日本語が堪能でない場合ですと、生徒との橋渡しのために日本人アシスタントがつくことが多くなります。一方、児童英語の場合は成人向け教室とは反対に日本人講師のアシスタントとして働くことが多くなります。なぜなら、日本語ができないと長期間に渡って子どもをレッスンに引き付けていくことが困難だからです。
- 外国人に特化した転職エージェントなどで英会話スクールの求人を探すのが効率的。
- 成人向けの英会話スクールでは、日本語が上手でないと日本人のアシスタント講師がつくこともある。
- 児童向けのスクールでは、日本人講師のアシスタントとして働く事が多くなる。
外国人講師の求人サイトに見る給料などの待遇
上でも述べたように、グローバル社会が急速に進行している昨今にあっては日本国内でも外国人向けの転職エージェントは少なくはありません。職種は様々ですが英会話教室のインストラクター(講師)の求人もけっこう見つけることができます。
ここではそうしたエージェントが斡旋している外国人英会話講師の求人について、給料などの待遇面のモデルケースを見ていきます。
- 求人例1:Kids English Teacher(児童英語教師) ⇒ 契約社員・月給24万円
- 求人例2:English Instructor ⇒ 正社員・給料25万円+歩合給
- 求人例3:English Instructor ⇒ 契約社員・時間給(1,500円~2,200円/40分)
- 求人例4:Preschool&kindergarten Teacher ⇒ 正社員・給料は面談により決定。