行政関係の中にも多くの業務内容が
行政といっても、業務内容は多岐に渡ります。そのため、「どこで何をしたいか」が重要になります。
例えば、労働基準監督署の場合は、書類の手続き関係の事務仕事を行うアルバイトから、相談窓口担当(セクハラ・賃金未払い問題など)、電話応対などを「社会保険労務士」の名のもとに行うケースなどがあります。
ハローワークにもにも専門で勤める社会保険労務士がいます。たいてい、肩書のついたネームタグを首から下げているので、すぐに分かります(実際に行って際に観察してみると、社会保険労務士がどんな仕事をし、どんなアドバイスをしているかが見えてくると思いますので、窓口に行った時には「社会保険労務士に相談に乗って欲しいのですが」とお願いしてみるといい経験になるでしょう)。
行政関係は働き方が選べる
行政側の世界に興味を持ち応募する場合や、収入のない開業者が収入を求める場合など、雇われる側の社会保険労務士も様々な理由で応募します。フルタイム勤務から月数日程度まで、働き方も様々なので、社会保険労務士が転職を考える場合は、常に一つの選択肢として念頭に置いておくと良いでしょう。
募集は、常に色々な機関の部署で行われています。ハローワークに掲載される時もあれば、行政機関の公式ホームページで募集するケースもあります。雇用期間は1年契約未満の短期のケースがほとんどで、長期間勤めたい場合はその都度契約更新を行います。
どんな部署でどんな内容の募集があるかはランダムなので、行政機関に勤める社会保険労務士の知り合いを作り、欠員情報を仕入れることができればかなり有利になります。
また行政関係の求人は、社労事務所や会計事務所、一般企業に比べ、関係がドライで後くされがないという傾向があります。
- 様々な理由で応募するのが行政機関の求人。民間雇用先とは少し違った雰囲気。
本記事は2015/03/12の情報で、内容は社会保険労務士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。