介護福祉士の履歴書の例文(1)

職業:介護福祉士

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rirekisyo

 

介護福祉士の方が転職時に書いた実際の履歴書をもとに、注意点を解説していきます。

 

介護老人保健施設から介護老人福祉施設への転職を希望する35歳のAさん(独身女性)

 平成15年、介護保険制度が始まった3年後に短大を卒業、在学中には保育士の資格を取得して保育の世界に進もうと思っていたが思ったように求人がなく、当時既に求人が沢山あった介護の世界に今後の展望を見出し介護老人保健施設に就職しました。高齢者介護の魅力に気付き、働きながら勉強をして介護福祉士を取得し、現在も就業中の介護老人保健施設ですが、介護老人福祉施設の介護職員として募集に応募する事例です。

 

①免許・資格

平成15年10月 訪問介護員2級課程修了

平成21年5月   介護福祉士資格取得

 

②特技・趣味・得意科目など

実際の文章

「特技は特にありませんが、絵を描くことが好きです。趣味は、子どもの頃にピアノをしていた事がありますが、今はほとんど弾いていません。しかし、簡単な楽譜であれば弾くことが出来ます。得意科目は家庭科です。ボタンつけや裾上げなど被服縫製が得意だったので、高齢者の衣服がほつれていた時などに手伝わせていただいております。」

 

  • 絵を描くことが特技だと書くのであれば「特にありませんが…」の箇所は必要ありません。謙遜さは、控え目とは違いますし文章だけでは分かりません。自己アピールのためにも、どうせ書くなら自信を持って書きましょう。

  • 趣味のピアノも、例えば今でもどのような曲なら弾けるのかを具体的にあげてみても良いです。というのは、今の高齢者は昔の音楽が好きです。童謡や唱歌、時には軍歌なども喜ぶ高齢者もいらっしゃいます。例えば「青い山脈なら弾けます」など、介護老人福祉施設であればレクレーションにも力を入れているところが多いので、高齢者が喜ぶ趣味を持っている方の場合は大歓迎です。

  • 得意科目については100点です。介護老人福祉施設の場合、入居時に服を用意したらその後衣替えにも来てくれないご家族もいらっしゃいます。ですから、職員が服の修理を行う場合も多々あります。非常に実際的な自己アピールです。

 

③志望動機

実際の文章

「今は介護老人保健施設で働いていますが、リハビリに追われ、在宅復帰率に追われ、利用者の本当の必要を満たしているのか疑問に感じていました。とはいっても介護老人保健施設は病院と自宅の間の架け橋みたいなものなので、仕方ないと思い今までやってきましたが、もっと入居者のそばで、笑って一緒に過ごせるのなら介護老人福祉施設しかないと思い、応募させていただきました。

 

  • 冒頭の「リハビリに追われ…」、「在宅復帰率に追われ…」というのは現実のままをお書きになられたのでしょうが、こう書いてしまうと今の職場への疑問の強さを感じ、では転職して自分の事業所に来た後にも、何か不満な事があるとこうやって転職を考える傾向があるのかというイメージを抱かせやすくなります。このような場合には「老人保健施設特有の業務に追われ」と書くと良い傾向にあります。履歴書を提出する先は介護老人福祉施設です。同じ介護の業種であり、採用担当者であれば自施設と老人保健施設との違いも把握していると思われるので、この表現だけである程度理解してくれます。面接時に、この部分をもっと詳しく聞かせて欲しいと担当者から話があれば、その時に詳しく話します。 

  • 「もっと入居者のそばで、笑って一緒に過ごせるなら…」という表現についてです。介護老人福祉施設は入居者と笑って一緒に過ごすだけではなく、他の業務に追われます。「入居者が自分の必要を満たされて笑顔になれるすぐそばで、それを自分の喜びと感じることを増やすためには介護老人福祉施設しかない」という表現に変更すると良いでしょう。今の職場では“利用者が自分の必要を満たされていないと感じている”と先に述べていますから、つながりももたせられます。

  • 現職場である介護老人保健施設に入っている方を「利用者」、介護老人福祉施設に入っている方を「入居者」と使い分けているのは非常に適切です。一般的な介護老人保健施設は、期間がくれば退所していただくことが前提となっていますので、一時的に利用する方という意味で利用者と呼んで問題ありません。介護老人福祉施設の場合は、そこが終の棲家となるので「居住」している訳です。決して利用ではなく、賃貸物件と同じ「入居」されている方であるという考え方は、採用担当者にもきちんと伝わります。

 

④本人希望記入欄

実際の文章

「特にありません。」

 

  • 本当にないのならこの記載で問題ありませんが、35歳で独身女性となると、今後、結婚や出産の予定があった場合には、採用担当者としては、産前産後休暇や育休を取得するならその間の補充を考えなければなりませんし、退職するとしても新たな募集をしなければならなくなります。こうなった時にどうしていくのか、ということを面接で聞かれる場合もありますから、回答を準備しておきましょう。

 

本記事は2016/03/25の情報で、内容は介護福祉士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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