土木施工管理技士の1日の流れ

職業:土木施工管理技士

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現場の土木施工管理技士の1日

 1級土木施工管理技士の仕事は「現場監督」です。日中は基本的に現場作業となり、デスクワークは夕方からという流れです。経験を積んで役職が上がっていくと、現場は若手に任せておいて自分は対外的な仕事(打合せ、契約関係)や書類作成を行ったり、積算や設計などの間接部門でデスクワークの勤務もあります。ここでは、現場でのワークサイクルについて説明します。

 

午前中の仕事の流れ

  • ① 準備

 測量機械や図面・資料などを準備します。朝にバタバタするとミスにつながるので、準備は前日に用意しておいた物を持ち出す程度にしておきます。

 

  • ② ラジオ体操・朝礼

 定時(7〜8時頃)に作業員も合わせて全員でラジオ体操をします。現場監督は作業員全員が見えるように正面に立ち、一緒にラジオ体操をしながら、作業員の動きを見て怪我や体調を観察します。また、保護具の着用状況もチェックして、不備のある者には厳しく指導します。朝礼では、各職長に当日の作業内容、安全注意点を説明させた後に、安全当番の監督と現場所長が注意事項を伝えます。

 

  • ③ 現場点検

 事故が多いのは、作業の始まりや、作業内容に変化がある時、新規入場者がいる時です。この点にポイントを絞って、作業員が始業前点検や声掛けをきちんと行っているか、現場に異常がないかを見て回ります。

 

  • ④ 現場作業

 現場監督の現場作業は次のような内容です。

 

・測量:作業段階毎に必要となる建設物の位置出しをします。作業が止まらないように先手を打って測量します。

 

・写真:基準に従って、使用材料、機械、施工状況、作業毎の完成寸法等の写真を撮ります。タイミングを逃すと現場が止まってしまうので、注意が必要です。

 

・材料受入:搬入された材料の種類、数量、寸法などを検査をします。

 

・発注者立会:主要な材料や、建設物の出来上がり寸法(出来形)を確認してもらいます。作業工程に合わせて、事前にアポ取りしておくことが重要です。

 

  • 作業前には事故防止のために作業員の様子の確認や現場点検を行い、作業開始後は測量や写真撮影、材料受入などの現場作業にあたる。

 

午後~夕方までの仕事の流れ

  • ① 昼休み

 翌日の作業日誌を書き終えてから、昼食をとります。空いた時間は昼寝か、現場仲間と談話する人が多いです。

 

  • ② 打合せ

 下請会社の職長と現場監督が集まり、作業日誌をもとにして、翌日の作業内容や注意事項を確認します。これが現場で最も大事な打合せです。これに併せて、週末の週間工程打合せや、月末の災害防止協議会も行います。

 

  • ③ 現場作業

 午前の仕事を引き続き行います。16時頃には片付けを始めて、自分の片付後は、現場全体の片付け状況を確認していきます。

 

  • ④ デスクワーク

 現場作業がスムーズに進んでおり、職長に任せておける段階になれば、昼間にデスクワークを進めます。

 

  • 職長と現場監督が集まり、翌日の作業内容や注意事項確認の打ち合わせをする。引き続き現場作業にあたるか、作業進捗によっては昼間にデスクワークを行うことも。

 

夕方以降の仕事の流れ

 現場監督のデスクワークには次のようなものがあります。いずれも現場が動いている日中には集中してできないことが多く、夕方以降に作成します。

 

・施工図面:設計図面を作業員に渡して「後はお願いします」というわけにはいきません。建設物の位置などの重要な部分は、現場監督が座標計算をして測量します。それ以外にも、設計図面だけでは分かりにくい所には詳細な補助線や寸法を書き加えたものを作成します。

 

・写真管理:工事写真は溜めてしまうと整理が大変になりますし、撮り忘れに気付くのも遅くなります。デジカメ写真は毎日パソコンに取り込んで整理・チェックします。

 

・安全、品質、環境管理書類:ISOも関係して、計画~管理~点検~是正といった各段階で記録書類が必要です。

 

・発注者提出書類:工事仕様書には提出が必要な書類が細かく規定されており、この提出書類が契約履行の証明になります。そのため、スケジュール通りに書類を提出して承認してもらう必要があります。

 

・検討事案:現場条件の相違で設計通りにできないことが多いため、その解決は現場監督の技量が試されます。早めの対応、入念なチェック、現場の工夫が重要です。

 

・工程計画:工事当初に立てた工程に対して、実際の進捗は変わってきます。適宜、工程を見直し、打合せが必要です。

 

  • 図面の詳細補足や各種書類作成、工程確認と調整などのデスクワークを夕方以降に行う。

 

本記事は2016/03/09の情報で、内容は土木施工管理技士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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