第二新卒の転職で失敗しがちなポイント、転職成功のコツ・手順をまとめて解説!【リクルート出身者監修】

ライター:高下真美

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 第二新卒で転職をすると聞くと、「簡単に就職ができないのでは?」「スキルがないから、一般的な中途社員よりも転職が厳しいのでは?」と思う人も多いのではないでしょうか。そんな第二新卒の人の転職市場はいったいどうなっているのか、また、転職するときに失敗しがちなポイント、転職成功するためのコツ・手順をまとめてご紹介します。

 

 事前に失敗しがちなポイントや攻略のコツを知っておくことで、転職に失敗しない方法を見つけ出すことができるはずです。ぜひ参考にして転職成功を実現してみてください。

 

目次

 

第二新卒とは一体なに?

 

 第二新卒の転職について述べていく前に、まず第二新卒という言葉を説明していきます。なんとなくわかっている人も多いかと思いますが、具体的な定義をここで知っておきましょう。

 

第二新卒の定義は新卒で入社してから3年未満で退職した人
25歳~30歳手前あたりまでの年代
第二新卒という言葉が生まれるほどその年代の転職人数が増えた

 

 「第二新卒」とは新卒で入社してからおよそ3年程度の間に会社を退職し、転職をする人の層を指します。現役で大卒であれば25歳程度、院卒などであれば30手前くらいまでの年齢が、だいたい第二新卒と呼ばれる方々です。3年程度業務の経験はあるものの、中途社員と呼べるほどのスキルを持っていないため、新たに「第二新卒」という位置づけで呼ばれるようになりました。新卒よりもスキルはあるものの、中途までいかない中間の若手人材という意味合いで使われています。

 

 10~15年程前の時代は、新卒の3年間に3割もの人が辞めてしまうということが話題になるような時代で、3年間の間に辞める人が少なかったのです。最近では「第二新卒」という言葉が生まれるほど、この期間に転職する人が多くなり、転職すること自体が一般的になってきていると言えます。さらに昔、バブル経済が崩壊する前・労働者派遣法改正が行われる前の1980年代までは終身雇用と呼ばれる制度がありました。まさに身が終わる(定年退職する)まで、勤め上げるのが一般的だった時代。その頃は「転職」というと、終身雇用で守ってくれている会社に対する裏切りのように受け取られることも多かったのです。そのため、転職をするということが非常にハードルの高いチャレンジと捉えられていました。

 

 また、インターネットがなかったことから、求人情報誌を見つからないように購入しなければならない風潮でしたが、今は簡単に転職サイトをアプリなどで閲覧することができます。インターネットが情報取得を簡単にしたことで、たくさんの企業を知ることができるようになりました。それが、転職活動に積極的になる人口を増やしたことにもつながっているのかもしれません。

 

 時代の変化と共に、転職をするということが選択肢のひとつに入ってくるようになってきたい現代。終身雇用制度がなくなって久しいこの時代には、若い時期にキャリア変更をする人が増えてきています。最近では第二新卒向けの転職エージェントも多数存在するほど、第二新卒の転職市場は活況を見せています。

 

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第二新卒の転職市場の環境は?

 

 終身雇用制度がほぼなくなり、若手人材も含めて転職するのが当たり前になってきた時代の後押しを受け、第二新卒の転職活動は盛んになってきています。今後、第二新卒の転職市場がどのような動きを見せるのかを予測してみましょう。

 

(1)少子高齢化社会で一般的には第二新卒は引く手あまた

 日本は少子高齢化社会であり、このままの流れだと若手人口が減っていく見込みです。そんな中で働き手となる若手人材は、求められる傾向が高まる可能性が高いといえます。下記は昭和20年代から直近までの総務省が発表している人口推計ですが、平成22年あたりから日本の人口は減少に転じており、今後はさらに若い人材の獲得競争が進むと考えられます。

 

(出典:「総務省・人口推計(平成29年10月1日現在)」https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2017np/index.html を加工して作成)

 

 仮に、外国人労働者の受け入れを進めていたとしても、日本に対してサービスを提供する企業であれば一定数日本人の若手人材がいてくれた方がよいと考える企業は多いはず。そのため、生産労働人口(働くことができる年齢の人口:15~64歳)が減っていく今後を想定すると、第二新卒人材はさらに求められる傾向が強まっていくでしょう。

 

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(2)スキルの有無や企業の人気度合いなどが転職に影響

 全体的な転職市場としては第二新卒が求められる状況に違いはないのですが、スキルがない、アピールできるようなことがないという場合は、もちろん採用されない可能性もあります。スキルがない中でもどういった部分にポテンシャルを持っているのか、どのような仕事に取り組む熱意を持っているのかなどは、きちんとアピールできるよう準備しておく必要があります。スキルなし、アピールできないではいくらポテンシャル採用といわれる第二新卒でも採用されるのは厳しいでしょう。

 

 また、企業に大手企業や人気企業、あるいは人気職種の場合は売り手市場ではなく買い手市場となることが多いです。そのため、第二新卒であっても転職が楽にはなりません。第二新卒だから、「どこでも求められるだろう」と簡単に考えていると、転職活動が難航することも予想されます。

 

 まずは自分の志望している企業が求めている条件と、自分の持っているスキルが見合っているかをよく確認しましょう。その上で転職するかどうかを考えることが必要です。企業によっては、中途採用で10年程度の経験がある人しか求めていない場合もあります。あまり業務経験がない人を対象としていない場合もありますので、注意しましょう。

 

  • 終身雇用が崩壊し、転職するのが当たり前の時代
  • 少子高齢化で若手は重要人材
  • 大手や人気企業はこの時代でも買い手市場

 

第二新卒が転職に失敗しがちな事例

 

 第二新卒の置かれている状況がわかったところで、次に第二新卒の人が転職活動において失敗しがちな事例をご紹介していきます。

 

(1)プラスの理由なく退職する

 第二新卒の転職失敗例で、まず多いのは、「とりあえず今すぐ辞めたい」という気持ちだけが先に立って、退職をしてしまうことです。学生時代の楽な状態から、毎日仕事をする状況に変わっているわけです。新卒で働き出したときの精神状況は、「仕事が嫌だ」と感じやすい状態だとわかります。しかし、仕事をしていく上では少々理不尽なことや、やりたくないことを我慢しなければならない状況です。ただでさえ生活に大きな変化が生まれているときに、そんなことが続けば、「仕事にいきたくない」「仕事をやりたくない」に結びつきやすくなります。

 

 例えブラック企業だと感じるような勤務状況だったとしても、マイナスの理由だけで退職をすることは避けましょう。体や心を病んでしまいそうな場合はもちろん、体や心を第一優先で考えるべきですが、少し考える余裕がある場合はプラスの理由を考えて退職をするようにしてください。なぜなら、転職活動するときには必ず転職した理由を聞かれるからです。その際、マイナスの理由だけを述べてしまうと、「どの会社に入っても不平不満を言う人なのではないか」「そしてそれを理由にまた辞めるのではないか」と思われてしまいます。第二新卒は短期間必ずプラスの理由を伝えられる状況で退職をするようにしましょう。

 

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(2)新卒と同条件と思って転職に臨む

 第二新卒が転職活動で失敗しがちな2つ目は、新卒と同じ条件で見てもらえると思って転職活動をしてしまうことです。第二新卒は新卒よりも年齢が高いけれど、実務経験があまりないという、いわば中途半端な状態ともいえます。そのため、完全にポテンシャル採用である新卒よりも、選考通過がしにくいということも十分考えられるのです。新卒の場合はポテンシャルのみで採用となりますが、第二新卒の場合はポテンシャル+実務経験+それを応用する能力も見られます。これを把握せずに新卒時代と同じような対策だけして転職活動に臨んでしまうと、失敗する可能性が非常に高いです。

 

 短い期間でも「社会に出て、どのようなことを学んできたのか」ということや、「自分の経験がどのように会社の役に立てるのか」という観点を持っていない第二新卒の場合は、アピールが足りず、書類の段階で落選してしまう可能性が高いです。気楽に考えず、用意周到といえるほど準備を重ねてから、転職活動に臨むようにしましょう。

 

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(3)転職先が決まっていない状態で退職する

 第二新卒の人で、1番危険なのがこのタイプです。転職先が決まっていない状態でとりあえず退職してしまうことは、次の転職先に失敗する可能性が非常に高いといえます。

 

 理由としては、2つあります。1つは金銭的な問題で焦りが生じること、もう1つは精神的な問題で焦りが生じることの2つです。第二新卒くらいの年齢になってくると、1人暮らしを始めている人も多いです。転職先が早く決まらないと、貯金を切り崩す、あるいは生計が立てられなくなる不安が出てくるようになります。また、勤め続けている同期が出世したり、新たなプロジェクトに参加したりと、大きな変化が周りで起こってくるのです。そんなときに他人と比較してしまい、「自分は無職なのに同年代の皆が活躍している…」という風に考えて自信をなくす可能性もあるのです。

 

 このように、2つの側面で焦りを感じやすい状態に陥ってしまいます。焦りを感じると早く働き出したいと考えるようになります。そこで、「とりあえず内定をもらったところで就職しよう」という考え方や、「条件はあまり納得できないけれど早く働いた方がよいだろう」という風な考え方を持つようになってしまうのです。こうなるとそもそも転職しようと考えたきっかけや、転職先に求めることなどを無視して転職先を決定する可能性も出てきます。そうなると本来の目的を達成できない転職にしかなりません。かならず転職先を決定してから退職する、という方法をとることを強くお勧めします。

 

参考転職先が決まっていない状態で後ろ向きな理由で退職しようとする相談

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(4)前職に合わなかった理由や原因がわかっていない

 新卒で入社を決めたとき、あるいは入社したタイミングでは、まさか数年で辞めることを予測していた人は少ないのではないでしょうか。しかし実際第二新卒という立場は、数年で退職し、次の勤務先を探している状況を指しています。つまりあなたがずっと働けると思っていた考えは、実際と「ずれ」があったということです。

 

 入社当初の考えと変わってしまった原因は何だったのでしょうか?それを明確に答えられない場合は、また同じことを繰り返してしまう可能性が高いです。次の転職先では数年でやめることのないよう、「自分が長く続けられると思っていたこと」と「実際」にどのようなずれがあったのか、それはどうすれば解消できるのか、をわかる状態にしておきましょう。

 

 転職の仕方にもよりますが、第二新卒で転職をしてからまた数年で転職をすることになるとよいキャリアは築けない可能性が高いです。履歴書を見て「転職癖のある人」と思われることが多くなるでしょう。そうならないためにも、前回失敗してしまった原因を明確にし、次に失敗しないようにきちんと対策を立てておくことが重要です。これは面接でも聞かれる可能性が非常に高いですから、できる限り退職前に明確にしておくようにしましょう。

 

 自分にその会社が合わなかった理由や原因が分かっていないと、自分に合う転職先を見極めることはできません。なぜ合わなかったのか、どうすれば見極められたのか、を明確にすることで自分に合う転職先の特徴を見つけ出すことができます。転職したいと考えたときに、自分が転職に何を求めるのかということも明確にしておくことも重要です。これがわかっていないと、転職失敗の原因になりますので注意しましょう。

 

  • マイナス理由で退職すると次の転職活動でつまづきやすい
  • 前職への就職の失敗原因が特定できていないも要注意
  • 辞めてから転職活動を開始するのはオススメしない

 

参考第二新卒の転職体験談-製薬会社MR編-

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第二新卒!企業の安定求め、大手自動車メーカーへ転職

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企業が第二新卒の求職者に求めることは?

 

 企業が第二新卒の求職者に対して求めることとは、一体何でしょうか?ポテンシャル採用ともいわれる第二新卒ですが、具体的に求められるポイントが理解できていない人も多いはず。転職成功のためにはもちろん自分が求められるポイントをしっかり把握し、それを提供できるとアピールできなければなりません。企業によって求めるポイントは変わってきますが、共通するポイントについてこちらでご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

 

(1)意欲が高いか・伸びしろがあるか

 実務経験がそれほどない第二新卒の場合、意欲の高さで今後の仕事の伸びしろを測られる場合が多いです。前回の就職のときは、何らかの要因で意欲がなくなり、転職せざるを得ない状況になったわけです。そのため今回の転職では、熱意が消えないことや熱意の源泉となるものをアピールすることがとても重要になってきます。

 

 また、求職者の将来と転職希望先の企業の仕事に関連性があることも伝えておくようにしましょう。そう簡単に辞めないであろうことをアピールできます。第二新卒は辞めてしまった実績があるわけですから、企業側としては「またすぐ辞めてしまうのではないか」という懸念があるもの。その懸念を払拭できるようなアピールをするために、熱意がとても重要となります。

 

(2)一緒に働きたい人材か・社風に合うか

 第二新卒にはまだスキルがそんなについていません。ですから、一緒に働きたい人材かどうかということが重要なポイントになる場合も多いです。第二新卒の魅力としては、これまで経験した実務を次の仕事に活かせそうなポテンシャルを持っているか、仕事を一緒にしたいと思えるような意欲的な人物かどうかなど、定性的な情報が決め手となって採用となるケースがあります。その企業が求めている人物像に近い部分をアピールすることで、「当社にとっては魅力的な人材だ」という風に思ってもらえる可能性が高まります。

 

 「社風に合うかどうか」という表現もできるかもしれません。若手でもどんどん発信して自分から仕事を奪っていくような姿勢が必要なのか、それとも協調性をもって業務を遂行できる人が欲しいのかは、事業内容や会社のステージによって大きく異なります。志望している企業がどのような人物を求めているのかをよく把握した上で、その社風に合う自分の長所をアピールできるようにしましょう。

 

(3)基礎的なビジネススキルがあるか

 実務経験が少ないとはいえ、数年間は社会人としての経験があるわけです。社会人としての基礎的なお客様対応、仕事に対する心構えなども含めて、基礎的なビジネススキルが身についているかどうかが非常に重要になってきます。現職とは社風が違い、求められるスキルが違うとしても、基礎的なものは共通することも多いものです。こういった点は面接の中で質問にどう答えるかで見られることも多いです。

 

(4)仕事への適性があるか・適性をアピールできるか

 担当業務に対しての適性があるかどうかは非常に重要です。そしてたとえあなたがその業務に適した長所を持っていたとしても、それをアピールできなければ意味がありません。別の長所をアピールするだけで、企業側があなたが「求められることをよく理解できていない人」という風に受け取ってします可能性が高いです。

 

 長所はたくさんアピールしたい、と思うのが普通です。しかし、その企業が求めているであろうポイントに絞って伝える方が、企業にフィットする人材だと受け取られやすくなります。これは事前にその企業の仕事をイメージし、必要スキルを抽出しておかなければ適性に沿ってアピールできません。事前準備をしっかり行って求める適性を持った人材ということをアピールしていきましょう。

 

(5)志望動機が的を射たものか

 第二新卒で重要なのは熱意とお伝えしましたが、熱意だけでは合格することはできません。合格するには、熱意と実際のスキルを結び合わせてどのように活躍するのか、自分で想像できているかが重要で、それを志望動機にまとめあげることも必要です。また、想像しているものが具体的かというポイントも見られます。なぜなら、具体的にイメージできているかどうかで入社した後の仕事のパフォーマンスが大きく変わってくる可能性があるからです。

 

 さらに企業がなぜそのポストの人材を今のタイミングで求めているのか。自分であればどのような部分に役立てるのかということについても言及しましょう。企業があなたを雇用するメリットについて述べることで、企業研究ができていること、具体的な仕事をイメージできていることの両方を伝えられます。プレゼンなどの際にも同じことがいえますが、相手が求めていることを提供できること、それをわかりやすく伝えられるかどうかが、とても重要になってくるのです。転職活動を行う前に、よく把握しておきましょう。

 

参考第二新卒の異業種への転職体験談(1)

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第二新卒が転職に成功するための5つのステップ

 

 ここからは、「第二新卒の方が転職に成功するための5ステップ」ということで1つずつ紹介していきます。

 

(ステップ1)失敗分析
(ステップ2)自己分析&キャリアステップを具体化
(ステップ3)譲れない必須条件を決める
(ステップ4)転職理由を作る
(ステップ5)初心に戻って一生懸命働く

 

(ステップ1)失敗分析

 まずは「待望の就職先でありながらなぜ数年で辞めてしまうことになったのか」、その失敗原因を分析していきましょう。自分自身は「やむを得ず辞めた」という風に思っていても、企業側からは「就職前のリサーチが足りなかったのではないか」「思い込みで就職してしまったのではないか」などと受け取られる可能性も十分あります。結果論だけを見ると就職に失敗したと思われてしまうのが今の状況ですので、潔く失敗を認め、要因分析をした上で、次に同じことを起こさない工夫について考えていきましょう。

 

(ステップ2)改めて自己分析を行い、将来のキャリアステップを決める

 失敗の理由が明確になったら、次は改めて自己分析を行っていきます。「自分が本当に将来やりたいことは何か」あまり遠い未来がイメージできないのであれば、3年後など少ない年数からイメージを膨らませていく、あるいは10年後などの途中経過をゴールと仮置きしても問題ありません。自分が「こうなっていたい!」と思うキャリアは、一体どのようなものでしょうか。まずゴールを設定してください。ゴールの設定を終えたら、そのために重要なことは何かということを決め、キャリアステップを決めていきましょう。

 

(ステップ3)譲れない必須条件を決める

 次にここだけは譲れない条件を決めていきましょう。例えば、A事業の責任者になる道が開かれているというような具体的なものを決めるのが重要です。このとき条件面をたくさん挙げるのではなく、条件面で1つか2つ、仕事のやりがい面で1つか2つというように、最低限の条件で決めておくのがポイントです。現職のマイナス面をすべてカバーできるような転職先を望む人も多いですがすべての希望を叶えることは難しいケースもあるものです。あまり固執せず、最低限の必須条件をクリアできるところを探していきましょう。

 

 例えば、「現職では年齢や実績に応じて仕事の抜擢があったため、若手はいくら努力しても上から順に決まっていってしまう状況だった。」「しかし自分には◯◯歳までに、◯◯を成し遂げるというキャリアプランがある」そんな風に決めているのであれば、若いうちから適正な評価がもらえる会社で働きたいと考えるのも当たり前です。そんな風に感じて転職を決意したのであれば、それは必須条件に入れておくべきだといえます。

 

 他の例で言えば、「売上は上げたいが、お客様のためにならないことは絶対にしない」というスタンスを持っており、これは自分の信念で曲げたくないのであれば、こちらも必須条件として入れておきましょう。倫理的な観点で自分のスタンスに関わる部分を曲げて仕事をしても、幸福感は得られません。納得できる働き方ができるよう、スタンスに沿った理念を持っている企業を選びましょう。

 

(ステップ4)転職理由・自己PRを作る

 転職理由は、誰でも少しマイナスの要素を含んでいるものです。しかし転職先となる企業にそのまま会社の悪口を言ってしまったりすることは、お世話になった企業を貶めるだけでなく、あなたの品位を下げることにもなります。また企業側からはあなたが仮に自社に入って不満を持ち、転職することになった際も、今回の悪口と同じように自社も同じことをいわれるのではないか、という心配を抱かせてしまいます。どんな事情があったにしろ数年間お世話になったところですので、マイナスの情報ではなくプラスの方向で転職理由を作り込んで行くようにしましょう。前向きな発言をしている人の方が、一緒に働きたいと思う確率も上がるはずです。自分の将来のキャリアとからめてプラスの方向で転職を決意したという風にアピールをしていきましょう

 

 また自己PRも大事です。例えば、今回の転職で求められるスキルや経験を現職で経験していなかったとしても、自分のポテンシャルはどのような場面で役立つのか。求められる仕事ではどのように活用できるのか、というポイントをまとめて自己PRとして伝えるよう心がけてください。

 

(ステップ5)入社したら新卒の気持ちで精一杯働く

 転職成功というと入社までという風に考える人も多いですが、実際は入社後働き続けられるかどうか、職場環境に満足しているかどうかなどで転職成功かそうでないかが変わります。入社前は新卒との違いを意識するようにお伝えしましたが、入社をした後は新卒に戻った気持ちで一生懸命働くことが重要です。第二新卒はその企業の仕事のやり方を学んだだけで、企業が変わってしまえば、新卒と変わらないほとんどスキルのない人物です。新卒同様の努力をして、求められるスキルに合致する人材成長しなければなりません。つまり、入社した後が勝負であることを忘れないようにしましょう。

 

参考第二新卒の転職成功には転職エージェントも欠かせない

第二新卒。リクルートエージェントを利用し2週間で内定!【大手人材企業へ転職】

大学時代、経営コンサルティングに興味を持ち、前職のITコンサルタント会社へ入社する。ゆくゆくは経営コンサルティングに携わることができると思いITコンサルティングの仕事に打ち込むが、若い年次での異動がない事、長時間労働や同僚との価値観の違いを感じ転職することを決め、リクルートエージェントに登録し・・・

 

第二新卒転職の自己分析のやり方

 

 上記で「第二新卒が転職に成功するための5つのステップ」ということで解説しましたが、ここでは「自己分析のやり方」に焦点を当てて解説します。自己分析は新卒の就活以来実施していないという方も改めて自己分析が必要です。そうすると、働いてみてから生じた気持ちの変化や、過去から変わらない夢や目標に気がつくことができます。具体的なやり方を手順に沿ってご紹介しますので、ぜひ参考にして実行してみてください。

 

(1)心に残っている出来事を書き出す

 まずは過去に行ったことで、心に残っている出来事を書き出してみましょう。こういうときに思い出すのは、感情が大きく揺れ動いた出来事であることが多いです。入社する前のこと、入社してから経験したこともすべて振り返っていきます。うれしかった・悔しかった・悲しかったなど、そのときの感情を思い返しながら書いてみてください。ランキング形式ではなく、どんなことがあったかを書き出していくだけで大丈夫です。

 

(2)なぜ気分が上下したのかの理由を書く

 過去の出来事をピックアップし終わったら、その出来事でどうして気分のアップダウンがあったのか、その理由を明確にしていきましょう。気分が上下することは、あなたがどのようなことにモチベーションを刺激されたたり、失ったりするのかを現しています。大きく気分がアップダウンしたところを中心に、どうしてそのような感情になったのかという理由で思い当たるものを書いていってください。自分が得意な分野だから気分が上がったという場合や、逆に失敗した経験があって苦手意識があるから気分が下がったなど、人によってさまざまな理由があるでしょう。

 

 気分の上下をピックアップすれば、あなたが好きなことや嫌いなこと、得意と苦手などを明確にすることができます。自分でも気が付いていない部分でモチベーションが上がるものと下がる物がわかれていることに気がつくはずです。これは仕事を始めてから顕著に出てくるものもありますので、入社してからの自分のモチベーションの変化を知っておきましょう。自分でモチベーションの源泉となるものを知っておけば、自分がいつまでもワクワクできる仕事を選ぶ基準ができるはずです。

 

(3)きっかけとなる出来事を思い出す

 その出来事でなぜ感情が揺さぶられたのか、きっかけとなる出来事を思い出してみましょう。自分が得意な分野だから気分が上がったという場合、得意だと思うようになったきっかけがあるはずです。

 

 例えば、働き始めてから同期全員で競うプレゼンコンテストがあったときに、トップ賞をとることができ、ストレスを感じながらも気分が上がったということがあったとします。ストレスのかかりそうなときに気分が上がるということは、何かしらの成功体験があったはずと考えてみてください。そしてそれに似た経験を思い出してみましょう。すると、大学受験前に受けた模試の結果がE判定という状況から1年で無事合格を果たしたという経験を思い出すかもしれません。とても達成感があったことから、自分のゴール設定能力と達成する力に自信がついたのかもしれないということがわかります。成功する方法論を知っていれば、たとえ別ジャンルのことにチャレンジする場合であってもその方法を転用することができます。きっかけとなる出来事を思い出せたら次に進みましょう。

 

(4)興味のあるなしをそこから導き出す

 そのような経験を導き出せたら、自分がその仕事にそもそも興味を持っているかそれとも興味がないかがわかってきます。辞めようとしている仕事が興味のないものなのか、それとも別の要因で辞めたくなっているのかも明確になりますのでぜひ分析してみてください。先ほどの受験の成功体験などは、例えば営業数字の達成などで喜びを感じられる営業職や、コンサルタントとして顧客満足を得て喜びを感じられる仕事などであれば、楽しんで仕事ができるかもしれないという仮説を導き出すことができます。

 

 自分が得意でやりたいと感じる、あるいは興味を持てることにつながる経験をピックアップできれば、興味を失わずに長く働ける仕事を見つけることができるのです。これに近いことを新卒の時代に行っている人も多いですが、新卒のときには加えられないポイントである、「業務での実績」を追加することで、説得力のある志望動機や自己PRに活用できます。ここで振り返ってみたときに興味のあるなしを分類しておいて、仕事選びのときに参考にすると明確な基準になるのでおすすめです。

 

(5)仕事で褒められたことを書き出し、長所と短所を明確にする

 興味のあるなしの分類ができたら、次は仕事で褒められたこと、注意されたことを書き出していきましょう。「集中力があって、実行する力は強いと褒められた」という場合や、「複数の仕事を同時進行させることは苦手だが、1つのことを突き詰めてやることが得意」など、タイプ別にさまざまな評価があります。特に上司が言ってくれた言葉などを思い出すと仕事に直結する長所短所を見つけ出しやすくなります。褒められたことや注意されたことから、どういったことが得意で苦手なのかを知り、苦手を伸ばすのか、それとも得意をさらに伸ばすのか、どちらを選ぶのかを決めることもできます。

 

 「集中力があって、実行する力は強い」と褒められた場合で考えると、自分ではなく他者を動かさなければならないコンサルタントよりも、自分の力で推し進めていける営業職の方が適性があるのではという風に考えることもできます。友人や先輩などにどのような仕事が向いているのかを聞いてみるのも意外な発想にもつながるため、ぜひ試してみてください。

 

理想のキャリアを描いてみよう

 自己分析でわかった長所と短所、モチベーションの源となることを明確にできれば、自分がどのようなキャリアを描きたいかが浮かんできます。一旦仮でいいので、10年後こんな仕事にどのような形で携わっていたいのか、具体的なキャリアを描いてみましょう。

 

 「10年後、β社のα事業の事業部長として事業を運営する立場になる」と決めた場合、そこを一旦のゴールとしてどのように進んでいけばそのゴールにたどり着けるのか、逆算していきましょう。そうすると自ずとどのような企業に転職し、どのくらいで次のキャリアに繋がる実績を身につけなければならないのかが明確になります。また、転職がゴールにならず、そのキャリアを実現するためのスタートだと捉えられるようになるため、仕事に対する意識も変わってくるはずです。

 

 つい軽んじてしまいがちな自己分析ですが、第二新卒で取り組む転職活動は今後のキャリアを決めるのにとても重要なもの。しっかり自己分析を行って、自分にあう仕事を選べるように努力しましょう。

 

 

参考転職エージェントなら自己分析もサポートしてくれる

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参考自己分析だけでなく「キャリアプランの決め方」も大切

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第二新卒転職の志望動機の作り方

 

 引き続いて「第二新卒が転職に成功するための5つのステップ」の中で、ここでは「志望動機の作り方」に焦点を当てて解説します。第二新卒の転職でも、志望動機がしっかり作り込まれているかどうかによって大きく転職可能性が変わってきます。説得力のある内容を作れるように、ぜひ参考にしてみてください。

 

(1)志望業種や企業の研究を行い、他業種や他社との特徴を理解する

 まずは当たり前ですが、志望業種や企業の研究を行っていきましょう。働いたことのない仕事を想像することは非常に難しいですが、自分がその仕事でどのような1日を過ごすのかが想像できないと志望動機は書けません。また、イメージができていないと、入社してから仕事になじむまでにも時間がかかってしまいます。スポーツなどと同じようにイメトレすることが重要です。これで、成長率にも違いが大きく出てきます。自分のキャリアプランを実現するための志望動機ですから、ぜひ時間を取って丁寧に作成してみましょう。

 

 第二新卒で転職をする場合に限らず、転職の面接では以下のような質問をされる可能性が非常に高いです。

 

「あなたは退職してまでなぜその仕事をやりたいのですか?」

「他にも◯◯業界の仕事はたくさんありますが、なぜその中でも当社なのでしょうか?」

 

 

 現職で行っていた事業内容と、転職先として考えている企業の事業との一番の違いは何でしょうか?あなたはスラスラと答えられますか?この質問の答えを明確に応えられるくらいの状況にしておくことが志望動機作成の大前提です。第二新卒とはいえ企業分析は当然ながら最重要です。

 

(2)自分の志望理由は自己分析結果を用いて書く

 企業分析が終わったら、自分がなぜその業種や職種を志望するようになったのか、上で解説した「自己分析の結果」を用いて書いてみましょう。自己分析にはあなたのモチベーションの源泉や、長所・短所が書かれています。単にその業種や職種を志望したということだけを書いても、企業側は、「なぜあなたがやりたいと思っているのか」「企業にとってあなたを雇うメリットは何か」という部分が気になってしまいます。その部分を払拭するために、長所を活かして働けることをアピールしておきましょう。そういう意味では自己分析が志望動機作成の大前提なのです。

 

 その業種や職種にあった長所があることはわかったとしても、具体的にどのように活かして働くのか、具体的に説得力のある内容を作るために、長所やエピソードを使ってその仕事への志望動機を伝えましょう。

 

参考第二新卒の志望動機のまとめ方の質問と回答

第二新卒者の志望動機の作り方は?例文は?

私は新卒でシステム開発関連企業に就職したのですがお恥ずかしながらすぐにやめてしまい、いま第二新卒枠で転職活動をスタートさせています。そこで質問ですが第二新卒者の志望動機の作り方についてです。第二新卒者...

 

(3)誰が見てもすぐ理解できる内容になるまで磨く

 あなたを知らない人、そしてその企業のことを知らない人が見たとしても、その企業に対して働きたいという熱意を持った応募者がいるのが、ひと目見て伝わる文章を作成しましょう。そのためには結論、理由、エピソード、結論という順番で書くことが重要です。結論を最初に述べてゴール地点を見せてから、理由の説明をしていくという文章の組み立て方をするとスムーズにできあがります。初めて見るつもりで文章を読んでみると、その伝わりやすさを実感できるはずです。

 

 もし可能であれば、添削を受けて、相手に伝わりやすい文章にするひと手間をかけることが近道となります。最近では、転職エージェントなどの力を借りて添削をすることで、相手に伝わりやすい文章を作成している人も増えてきているのはご存じでしょうか。求職者は転職エージェントサービスを利用しても無料です。そのため、文書添削・仲介・紹介業務を無料で受けられる訳ですから使わない手はありません。ぜひ活用して、自分自身の転職活動に生かしてみてください。

 

参考第二新卒者の転職エージェント利用の声

第二新卒!DODAエージェントサービスで転職成功!

新卒で不動産営業の職に就くが、労働環境が悪く将来性も見えないため転職することを決意する。勤続1年未満にもかかわらず、DODAエージェントサービスに登録したところ、学生時代に希望していたIT業界に就職することができ・・・

 

自己PRの作成も大切!

 自己PRは自己分析で出てきた長所やモチベーションの源となる部分にフォーカスし、それが企業にどのように役立つかを伝えるもの。たくさんの長所を伝えたくなりますが、絞りこんで伝えることが大切です。

 

・長所短所を把握し、それにまつわるエピソードを書く

まずは自己分析で長所と短所を把握し、それにまつわるエピソードを書き出しておきましょう。長所の場合はそれを発揮できたエピソード、短所の場合はそれを克服できたエピソードをピックアップしておくことがポイントです。

 

・志望企業で求めている能力に近い長所を選ぶ

 次に、志望先企業の中途募集はどのような部署でどんな目的で求人を出しているのかをよく考えましょう。業界の流れや、求人を出している部署の傾向など、さまざまなポイントを加味して見返してみると、「◯◯分野を成長させるための増員」だということや、「新設部署での立ち上げの際に大量な行動量が必要」などでポテンシャル人材である第二新卒が必要という状況が透けて見えるようになります。

 

 「◯◯分野を成長させるための増員」であれば、どのような方法で成長戦略を描いているのかを理解し、成長戦略で役立てられそうな長所をアピールする必要があります。例えば、「データを元に、一気に拡販できるプレゼン能力と行動量をもった営業」などの求める人物像がイメージに湧いてきます。「新設部署での立ち上げの際に大量な行動量が必要」なのであれば、「手段を問わず1番効率的な方法を見出し、アプローチできる営業」だろうと想定することができます。募集背景を汲み取ることで、「どの能力をもった人が欲しいのか」が想定でき、それがあなたの自己PRを強くしてくれるのです。

 

・その中で興味を引きそうなエピソードを選ぶ

 募集背景から選ぶべき長所が選定できたら、関連するエピソードを探しましょう。募集背景が「新設部署での立ち上げの際に大量な行動量が必要」という場合で考えると、圧倒的な行動量をどう効率よくこなせるかを考え、目標よりも多い件数を達成したというようなエピソードが1番魅力的なはずです。そのようなエピソードを探し出し、実行するために工夫したポイント・検証や分析の方法・横展開(他の人への共有で1人だけではなくチームやグループへのよい影響を作ったか)などのアピールポイントを盛り込んで伝えることができます。

 

 募集背景を把握していることで、求められる能力がわかり、それに沿ってエピソードやアピールポイントを選ぶことができます。これが、魅力的な自己PRを作るコツです。

 

 

最後にリクルート出身者からメッセージ

 第二新卒が転職しやすい市場となっている現在ですが、やり方を間違えると転職活動に失敗する可能性も出てきます。転職するときに失敗しがちなポイント、転職成功するためのコツ・手順をまとめてご紹介しましたので、必要のある部分を取り入れ、紹介した手順でしっかりと分析や準備を行ってみてください。きちんと転職活動の準備をすれば、志望先企業への合格という成果があなたを待っているはずです。

 

ライター

高下真美リクルートグループ勤務経験からの独自の視点が好評

「元人材業界出身者による転職お役立ちコラム」シリーズ

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新卒でインターンシップ紹介、人材派遣、人材紹介のベンチャー企業に入社。大学4年の在学中から勤務を開始し、営業・コーディネーター・人事・総務に従事。名古屋拠点立ち上げなど様々な業務を経験。取引先はベンチャー企業から大手のIT、流通、情報、サービスなど多岐に渡る業種に対し、営業・コーディネーター、両面の業務を担当。その後、株式会社リクルートジョブズ(旧社名:リクルートHRマーケティング)に転職し、リクナビ、リクナビNEXT、はたらいく、とらばーゆ、タウンワーク、フロム・エーナビなどの求人広告や、年間の採用計画、企業の成長に合わせた人材像の見直しなどを提案する営業として8年勤務。その間にMVP、チーフとして率いたチームでMVTなどをそれぞれ複数回受賞。既存顧客の取引拡大、新規開拓業務に従事。大手アパレル、外食チェーン、流通、医療など幅広い業種に対して、新卒・中途、アルバイト・パートの年間採用プラン、採用支援システムを提案。結婚、夫の転勤を機に退職し、現在は人材系コラム、女性のライフスタイル系メディアの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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