Webクリエイターが理解しておきたいサイトの種類と特徴

ライター:西山愛実

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 扱うサイトによってWebクリエイターが身につくスキルは変わります。どういうことかと言うと、つまり経験するサイトによって今後転職しやすいテイストが変わってくるということです。

 

 ここでは、Webクリエイターが計画的にスキルを身につけやすいよう、どのようなサイトの種類があり、どのような特徴なのか、転職にどうつながるのかなどをご説明していきます。

 

コーポレートサイト

 主に会社の事業紹介、サービス説明、連絡先などを明記した会社の自己紹介をしたサイトとなります。企業情報を見やすく、ユーザーが欲しい情報がみつかりやすいよう余白やフォントに気を付けて作られているため、サイト自体のデザインはシンプルに作られています。ユーザーは取引先となり得る企業が多いためBtoBサイトとも言われます。

 

 コーポレートサイトの制作キャリアを積んでくると、ターゲットが異なるBtoC向けのサイトには若干転職し辛さがあります。これはサイトの雰囲気が異なってくるためです。ただし、採用サイトや一部ブランディングサイトを包括する場合もあり、それらの業務を経験していると似た業務には転向しやすくなります。(※一般ユーザー向けサイトはBtoCサイト、ビジネス向けサイトはBtoBサイトと言われます。)

 

ブランディングサイト、プロモーションサイト

 コーポレートサイトに付随していることもありますが、商品やサービスのブランド周知のために作られたサイトであり、商品や会社のブランドをユーザーに訴求することを目的としています。コカコーラ、アップル、日清カップヌードルなどメーカーが商品アピールのために作っていることが多いのでイメージは湧きやすいでしょう。

 

 目的としては、洗剤といったら〇〇、コーヒーといったら△△という風に消費者が商品を購入しようとする時に特定の商品を思い浮かべるよう商品イメージを消費者に植え付ける手段の一つとして作られるサイトです。ですから、ブランドイメージを正しく根付かせるために他社との差別化を図り、色味、キャッチコピー、ビジュアル等細部までこだわって作られるデザイン性の高いサイトであることが多いです。

 

 主役となる商品画像を扱った作業やエフェクト付け、商品イメージを醸し出すためのオリジナルフォント作りが得意になる傾向にあります。メインビジュアルを大きく扱うサイトは経験を活かしやすいです。

 

ポータルサイト

 ざっくりというと、情報をまとめてあるサイトの入り口もなるサイトのことを指します。代表的なサービスはYahoo!JAPAN、スーモやアットコスメなどです。ターゲットによって扱う情報も異なるため、様々なテイストのサイトが存在しますが、主役となる情報が見やすいよう、探しやすいような構造になっていることが多い点はコーポレートサイトとも似通う点です。

 

 基本的にシンプル、スタイリッシュなテイストであり、大半がBtoCサイトであるため、ターゲットにわかりやすい言葉を使い、親しみやすさを演出する傾向にあります。難しい言葉を説明するためのイラストやキャラクターを用いることもあります。このサイトを経験すると、訪問するユーザーを増やすためにサイト構造やページデザインを試行錯誤をしながら作っていく経験が身につきやすく、他のBtoCサイトにも転職しやすくなります。

 

ECサイト

 オンライン上で商品購入ができる楽天やAmazon、ZOZOTOWNやOisixなどのサイトのことを指します。売り出す商品を主役としているため、いかに商品の魅力を引き出すか、伝えるか、購入してもらえるかという観点をメインにサイトは作られています。

 

 ユーザーの購入履歴や訪問履歴を計測し、PDCAをまわしていくため、BtoCサイトで最も自身の作ったページの効果測定がしやすいサイトとなります。ただ作って終わりというわけではなく、ユーザー離脱が何故起きたかを追求し改善をしていくため、ターゲットに寄り添ったデザインを求めていかなければいけないサイトです。広告系、ポータルサイトなど幅広く転向はしやすい経験といえます。

 

ランディングページ

 資料請求や購入に結びつく行動を喚起するための広告要素の強い単体ページです。Googleなどで検索すると、検索結果の上位に広告と書かれたリンクが表示され、リンクの先に用意されている1枚の広告ページなどがランディングページのイメージになります。

 

 ユーザーにいかに商品やサービスに興味を持ってもらうかを考慮し、簡潔に商材の趣旨を訴えた単体ページになっていることが多いです。ビジュアルの加工技術やユーザーを引き込むための情報配置、申し込みフォームを設置する必要があるのでこのサイトも解析履歴から自分の制作物のPDCAを回すことができます。ですからECサイトやPV数を増やしたいと考えるポータルサイト等にも移動しやすくなります。

 

ゲーム

 PC上のサイトやページではなく、アプリやソフトで遊ぶパズル&ドラゴン、ポケモンGO、ツムツムなどのゲームの製作です。ゲーム上で使われるバナーやキャラクターやアイテム、アイコン、背景自体を馴染むよう配置し、一部イラストを描くこともあります。

 

 基本素材はイラストレーターが担当します、足りない物は描き足したり当てはめた素材と馴染ませるために色味を加えるといった作業も出てきます。そのため、美術大学出身者やデッサンができる方が好まれやすくなります。自身で素材が作れるようになるため、他エンタメ系サイト等に転職しやすくなります。

 

アプリ

 アプリはUI/UXの観点で操作性や見易さを重視したアイコンやボタン、画面内の余白やフォントを設計することが必要となります。画面自体が大きくはないため、デザイン自体はシンプルな傾向ですが、ページ遷移や情報の表示方法など各社工夫が見られます。

 

 また、容量を軽くするためコーディング技術でデザインをサポートしたりとデザインだけではなく幅広く知識を身につけていく必要があります。ですからIT機器と連動したスマート家電や今後はUIを内蔵したロボットやデジタルサイネージなどと連携したUIでも経験を活かしていけると思われます。

 

最後に

 いかがでしたでしょうか。携わるサイトによってできることや得意なことに差が出てきます。当たり前ですが、類似するサイトテイストや特性を持ったサイトには転職で移動しやすくなります。

 

 将来的なキャリアを考えた上で担当するサイトを選ぶことも今後なりたい自分に近付くための一手です。就職時、転職時には担当する対象サイトの特性についても認識した上で選びましょう。

 

ライター

西山愛実元人材会社のコーディネーター

「元人材会社のコーディネーターが語る、Web系職種転職事情」シリーズ

テスト

 

明治大学情報コミュニケーション学部を卒業後、新卒で人材総合会社である株式会社インテリジェンスに入社。事務系職種の派遣営業として横浜エリアの既存顧客、新規顧客の開拓に従事。派遣事業部で過去取引のなかった大手食品会社を新規開拓。産業カウンセラーの資格取得をきっかけにコーディネーターへの異動を申し出、IT職種のコーディネーターにキャリアチェンジ。インフラ、ヘルプデスク等の職種を担当し、その後Webクリエイティブ職種のメイン担当になる。Web領域を事業部の注力領域へと成長させ、新領域開拓のための先行調査を行う。Web系職種への知識と営業経験を買われ、客先の大手ネット系企業での中途採用チームの立ち上げるためのSVに抜擢。エンジニア、クリエイターを大量に含む採用目標を大幅達成。その後結婚を機にマレーシアに転居し、人材系コラムや求人作成等フリーランサーとして活動。

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