いまさら聞けない!転職活動を成功させるたった3つのコツ

ライター:高下真美

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 はじめまして高下真美と申します。私はリクルートグループなど約10年間人材業界に勤務した経験を持ち、のべ800社以上を営業として担当するなど、人材業界に関する幅広い業務に携わってきました。(こちらに自己紹介がありますので是非ご覧下さい)。もし私の記事が参考になったと感じて頂ければ是非他の記事もご覧下さい。今回は「いまさら聞けない!転職活動を成功させるたった3つのコツ」ということで執筆させて頂きます。

 

 転職を考えている方で、自分のやってきた仕事が評価されるか心配で転職できないという方、転職活動中で書類は通過するけれども面接で落とされてしまうという方、面接で頑張って話しているがなかなか受からない…という方、どの方にもぜひおすすめしたい転職活動のコツを3つに分けてご紹介します。自分の気持ちを整理でき、書類・面接にも自信がつくので悩んでいる方はぜひ一度試してみてください。

 

日本人は謙遜で事実が見えていない事が多い!?

 元来、控えめで謙虚な日本人は内気でアピール下手な面接になってしまう傾向があります。いいところがあるのに整理できていないためにアピールができていないという「もったいない人」をよく見かけました。こういうアピール下手で採用面接に受からない状況に陥ってしまっている人は、事実を整理できていないことが問題であることに気がついていないことが多いです。

 

  • 「自分がやってきた仕事や仕事に対する姿勢=事実」を「謙遜で覆い隠して見えない状態=整理できない状態」にしてしまっていること。

 これこそが転職活動をうまく進められない要因です。どんな方法でそのベールを取り、転職を成功に導くのか詳しくご紹介していきます。コツ1~コツ3でまとめてみました。

 

  • コツ1:面接官が知りたいポイントを知る

 まずは相手を知らないことには対策も立てようがありません。転職の選考で面接官が知りたいことは、大きく分けて以下の3つです。これで自社に合う人材かどうかを判断します。

 

■【スキル】:何ができる人なのか

■【仕事のやり方】:その能力を自社でどう活かしてくれるか

■【方針・風土】:自社の考え方にマッチする人か

 

 先ほど転職活動がうまくいかない理由として事実を整理していないとお伝えしましたが、上記の3つを書類や面接で端的に伝えるために今までの経験を整理することが必要になります。

 

  • コツ2:過去の自分の仕事の棚卸しをする

 仕事の棚卸しこそが「仕事人生の整理」です。内容としてはこれまでどんな考え方でキャリアを積んできたのか、その中でどんなスキルが身についたのか、失敗から学んだことは何かなど、入社時から振り返って、1年単位でどういうキャリアを積むことができたかという整理をしましょう。まずはこれが今までの経験を整理をする第一歩です。

 

 仕事の棚卸しをすれば今の考え方を形成するきっかけとなった仕事や、大切にしていること、キャリアとして伸ばしていきたい部分が改めて確認できるはずです。そして、そのキャリアや考え方が転職しようとしている先でどのように役立つのかを整理できるようになるでしょう。普段は忙しくて目標が設定できていない人、この1年で何ができたかが分かっていない人もいるかと思いますが、転職活動をするときにはその状態だと受かりにくいので仕事の棚卸しは必須です。

 

<※伝え方は大切?!>

 

 上記のような仕事の棚卸しにより今の自分について理解ができたとしても、それをどのように伝えるかで面接官の印象は大きく変わります。例えば転職の場合には必ず「退職理由」がありますが、ポジティブな面もあればネガティブな面もあるのが当たり前です。それをそのまま面接官に伝えた所で、きっと面接官はこう思うことでしょう。

 

「これは自社でも起こりうることではないか」

「入る前から想像できることではないか」

「自分の力では変える努力をしたのだろうか?」

「それが原因ならまたうちの会社も辞めるのではないか」

 

 どんなに素晴らしい意見を述べたとしても耳に入らなくなるくらいの印象がここで付いてしまいそうなのが容易に想像できます。具体的にはこんな風に変換するとプラスに伝わります。

 

(例)年功序列でいくら成果を上げても、昇進できないから転職を考えた

→△△は習得できたのですが、今後将来性があり、進んでいきたい方向である◆◆分野についての経験が浅く、◆◆で他にない商品を持っている御社で働くことで、よりスピーディーに必要な経験を積み、いち早く一流の◯◯として活躍したいと考え、転職を決意いたしました。

(◆◆などの部分はスキルでも良いと思いますが、会社にとってもあなたの能力がメリットとなることをセットで伝えるようにしましょう。)

 

 このように伝え方一つで面接官の印象は大きく変わります。棚卸しした事実をそのまま面接官に伝えるのではなく工夫した伝え方というのも意識すべきでしょう。

 

 また伝え方という意味では自分の将来設計と転職先の会社がどのように繋がっているのかを伝えることも大切です。将来と現在の間の能力の乖離、その乖離を埋めてくれるのに現職の会社ではなく、転職を希望している会社が必要な理由などはスムーズに説明できるべきでしょう。

 

 

    • コツ3:想定問答集で自信をつけよう

 新卒の時のように中途の面接ではめったに突飛な質問は出てこず、先ほど説明した、スキルや経験、将来との整合性、ポジティブな退職理由などを、面接用に作り上げたものではなく一貫した流れで説明できればいいでしょう。

 

 ただなんとなく話せるつもりで面接に挑んでも、実際に聞かれると頭が真っ白になってしどろもどろになってしまうというケースもあります。ですので想定問答集を作っておき、自分の考えを整理しておけば安心して面接に臨むことができます。ちょっとのことですが、大きな差が生まれるポイントなのでしっかり準備をしておきましょう。仕事の棚卸しで把握した自分をアウトプットとして説明できるかというポイントになります。想定問答集の一例をご紹介します。

 

  • 並行して受けている企業についての質問(将来設計との整合性、考え方の一貫性)

 どのような軸で選んでいるのか、考え方が一貫しているのかどうかがわかります。面接で話している内容と乖離がないように準備しておきましょう。

 

  • 5年後・10年後のキャリア(将来設計との整合性、積極性、考え方の一貫性)

 面接官が気にするポイントとして転職をゴールとしていないか、また転職を重ねるのではないかという心配があります。それを払拭できる答えを用意しましょう。この会社でしかできないことをこのようにやりたい!と具体的にと伝えられれば志望度合いの高さや会社を踏み台にするつもりが無いことがわかり、安心感に繋がります。

 

  • 前職で得られたこと、また印象に残っているエピソード(仕事の棚卸し・仕事のやり方・スキル)

 こんな考え方をして仕事を実施し、こんなスキルが身についた、改善できたと思うポイントを伝え、転職しようとしている会社で活かせるスキル・やり方などをプラスで伝えましょう。

 

  • 周りの人から言われるあなたと言う人(仕事の棚卸し・仕事のやり方・考え方の一貫性)

 面接で伝えてきた自分が思っている自分と他人が思っている自分の乖離がないかどうかを伝えましょう。

 

  • 大きな失敗をしたエピソード(仕事の棚卸し・仕事のやり方・スキル)

 失敗の原因究明ができ、それをどう改善したかどうかを伝えましょう。また、ミスを起こさない仕事のやり方をを実施していることなどがあればそういった点も伝えましょう。

 

  • 入社してからやりたいこと(将来設計との整合性・積極性)

 転職がゴールになっていないかどうか、入社後自走できる人なのかどうかを確かめる質問なのでしっかり活躍するイメージができていることを伝えましょう。

 

今回の記事のまとめ

 転職活動を成功のコツを3つご紹介しましたがいかがでしたか?

 

 仕事の棚卸しなど、最初は少し時間がかかりますが、自分の考えが整理され、得たスキルやこれから得たい経験などが明確になることでより自分に合致した企業選びができるようにもなります。また、準備をすることで面接や書類で不安になることもなく、自信を持って転職活動を進めることができるようになります。あなたの納得できる転職活動ができるように、ぜひ今からこの3つのコツを始めてみてください。

 

 他にも転職ステーションのコラムで人事、コーディネーター、人材業界の営業としての10年間の経験を活かした記事を掲載していく予定です。ぜひ参考にしてみてください。

 

ライター

高下真美リクルートグループ勤務経験からの独自の視点が好評

「元人材業界出身者による転職お役立ちコラム」シリーズ

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新卒でインターンシップ紹介、人材派遣、人材紹介のベンチャー企業に入社。大学4年の在学中から勤務を開始し、営業・コーディネーター・人事・総務に従事。名古屋拠点立ち上げなど様々な業務を経験。取引先はベンチャー企業から大手のIT、流通、情報、サービスなど多岐に渡る業種に対し、営業・コーディネーター、両面の業務を担当。その後、株式会社リクルートジョブズ(旧社名:リクルートHRマーケティング)に転職し、リクナビ、リクナビNEXT、はたらいく、とらばーゆ、タウンワーク、フロム・エーナビなどの求人広告や、年間の採用計画、企業の成長に合わせた人材像の見直しなどを提案する営業として8年勤務。その間にMVP、チーフとして率いたチームでMVTなどをそれぞれ複数回受賞。既存顧客の取引拡大、新規開拓業務に従事。大手アパレル、外食チェーン、流通、医療など幅広い業種に対して、新卒・中途、アルバイト・パートの年間採用プラン、採用支援システムを提案。結婚、夫の転勤を機に退職し、現在は人材系コラム、女性のライフスタイル系メディアの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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