リフォーム専門業者で働いている32歳です。主に一戸建ての建物に飛び込み営業や、リフォームイベントなどを会社で行って集客し、成約に結び付けるような仕事をしています。知名度が低い会社なので、リフォームを検討しているお客様と出会う事がまず難しく、更に契約となると歩留まりがとても低いです。給料も半分くらいが歩合制なので、成績が厳しい月は生活がかなり苦しくなります。昨年結婚し、子供が来年生まれますが、家族の為にもある程度安定した企業へ転職したいと考えています。リフォームの仕事自体は好きでやっていますので、できればリフォームの会社が良いと思っています。例えば、小さな会社から大手ハウスメーカーのリフォーム営業などへは転職は難しいでしょうか。給与面や休日等も含め、ご存知の方がいらっしゃれば、アドバイスをお願いします。
質問
ハウスメーカーのリフォーム営業職へ転職したい170view
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回答
1件の回答
大手ハウスメーカーのリフォーム営業職への転職は、私が勤めていた会社を例に挙げると、経験者はもとより、異業種からの転職も受け入れる体制が有りました。人柄重視で、やってみないと向いている向いていないが分からないからです。質問者の方も、面接さえクリアすれば難なく採用されるのではないかと思います。
大手ハウスメーカーのリフォーム営業職と、やや知名度の低いリフォーム専門業者と比べると、大手ハウスメーカーの優位性は、何といっても高級なハウスメーカーの住宅を建てた何百何千のお客様が、リフォームのお客様になる事です。新築し丁度10年頃を経過すると、内装等のリフォームを検討され始めます。初めはクロスの貼替など小さなことから受注し人間関係を築いていきます。元々がそのハウスメーカーで建てたお客様なので、リフォームの同じハウスメーカーへ依頼される事が多く、親密になりやすい点も非常にやりやすい所です。15年もすると水回りや屋根塗装などを検討し、受注額が大きくなっていきます。今はバブルの時に建築された建物もリフォームを検討される方が多いので、商談数は非常に増えています。
また、ハウスメーカーの家を建てるお客様は、やはり比較的裕福な方が多いので、予防保全的にリフォームをされる方も多いので信頼性さえ築ければ、複数の受注も結構得る事ができます。特に予算がある方は、気に入った提案に対しては投資をされるので、しっかりとニーズを把握していけば、追加の受注を得る事が出来、大きな金額の受注になる事もしばしばです。
給与面は、今は新築営業部門と差ほど変わらない位になってきています。一つの受注額は新築に比べ小さいですが、受注の数の面で安定して稼いでいます。普通に600~700万円稼いでいる営業マンも複数います。固定給も営業マンなので良くはないと思いますが、それでも32歳くらいであれば、400万円弱位あると思いますので、比較的悪くないのではないかと思います。休日も労働基準法が厳しくなってからは、比較的取りやすいようです。しかし、営業マンなので休むか休まないは自由ですが、当然成績はその分付いて回るという事です。
このように、そのハウスメーカーの入居者の方々が、リフォームを検討するお客様としての母数となる事が非常に大きいのですが、反面、それに甘えるがために、一般のお客様からの受注を得る事が難しくなっています。これは、営業力によるものと、目標とする利益率が大きい事があります。やはりハウスメーカーの人件費は相当なものなので、それだけ稼がないと会社もやって行けません。質問者の方の様に、知名度の低い所から初めて、探客の難しさを十分に経験されていれば、きっと大手ハウスメーカーのリフォーム営業の仕事をされても良い成績を残されるのではないかと思います。一般のお客様と、ハウスメーカーの入居者の両方から成約が取れれば、給与面も、安定性も今よりとても良くなる事と思います。以上、ご参考頂ければ幸いです。