日本在住、20代女性、今の会社では英文事務をやっています。米国公認会計士を取得して転職を考えています。出願州を選択するにあたり、何を基準に選んで良いのか分かりません。
実際に試験を受けた方いらっしゃいましたら、どこに出願したのかと、なぜその州にしたのかを教えてください。
質問
米国公認会計士に挑戦するつもりです。何州に出願したら良いでしょうか?189view
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回答
2件の回答
受験資格を得やすいのはアラスカ州とかモンタナ州あたり。
ライセンスまで狙うなら、ワシントン州がとりやすいと思う。いつ情報が変わるか分からないけど、最近の動向としてはこんな感じ。
受験資格だけで飛び付くと、後々ライセンス取ろうとした時に、ソーシャルセキュリティナンバーなんか持ってないよーとか、永住権ないよーとか、実務経験が全く足りないよーとか、になる可能性もあるので、自分がUSCPAに何を求めているのかを明確にしてから出願州を考えるべき。
とりあえず受験だけして、合格してから州を変更してライセンスの取得を試みることはできるけど、その際の事務処理とか、人によっては面倒だと思う人もいるから、最初からライセンスまで取得する気があるなら、ライセンスの取得要件まで知っておいた方が後々面倒くさくなくてよいかも。
デラウェア州に出願しました。理由は、デラウェアの大学に通っていたことと、デラウェアの受験資格を満たしていたからです。私の場合、他の州の受験資格をあまり知らずに出願してしまったのですが、受験資格やその後のライセンスの取得要件が州によって異なるので、本来ならよく考えるべきところでした。
アメリカの会計士は州によって受験資格が違います。なので、日本にいながら出願するのであれば、まず「何州に出願するか」というよりも、「何州に出願できるか=何州の受験資格があるのか」を考えるべきだと思います。
ほぼ全ての州で受験資格には、学歴審査(大卒であることや取得単位数)が含まれています。さらに州によっては、アメリカ国籍や永住権の保有、ソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号)を求めている場合もあります。ですけど、日本に住んでいてアメリカ国籍や永住権を持っている人なんて、そんなにいませんよね。
だから、日本にいながらこれから受験しようと考えている人は、なるべく受験資格の厳しい州を避けて出願州を選択されるのが良いと思います。参考までに、出願州=試験の受験地ではありませんのでご安心を。私もデラウェア州に出願しましたが、グアムで試験を受けました。今は、日本で試験を受けられる州もありますので、そのあたりも決める際の基準にすると良いかもですね。
それと、受験資格ももちろん大切なのですが、その後のUSCPAとしてのキャリアをどのように積んでゆくかも考えておく必要がありますよ。
USCPAに合格すると、履歴書に「合格者」である旨記載できます。ですが、名刺にUSCPAと書きたいなら、ライセンスまで取得する必要があります。ライセンスの取得要件は、受験資格同様、日本人にとっては厳しい要件を要求する州からそうでもない州まで様々なので、事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめると、まずはご自身の現在の学歴で受験できる州があれば、そこが一番手っ取り早い。もしなければ、少しでも早く受験資格を得られる州を選ぶ。それに加えて、ライセンスまで取りたいのなら、その取得要件まで加味して受験州を選択する、ということになります。