日本語教師になって実際に現場に出ると、養成講座で習わなかったことを沢山経験しますよね。
今悩んでいるのが、生徒の実力に差がついているクラスのことです。
同じ問題をやらせても、スピードや正答率で実力差が出てきますよね。
特にそれは、漢字圏である中国人と、非漢字圏であるそれ以外の国の生徒とで顕著に出てくるように感じています。正直、授業がやりにくいです。
こんな時、どのように授業を進めていますか。私になにかアドバイスをいただけないでしょうか。
質問
日本語学校で、生徒間に実力差があるクラスの指導方法219view
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回答
6件の回答
ベタなやり方ですが、問題のうち、比較的簡単な問題をあまり出来の良くない生徒に、難しい問題を出来のいい生徒にやらせるようにしています。
まあ、それでもなぜか日本語が全くダメで英語しか話せない生徒がなぜかウチのクラスに入ってきたときは苦労しました。汗。とりあえず、留学経験があって英語はそこそこ話せるので、その子には英語で指導しましたが、ああいうのは正直やめてほしいです。
質問者さんと同じ悩みは私も持っていました。
集団授業の日本語学校で働いていたんですけど、集団授業が生徒の実力を最大限にあげる方法なのかと疑問を感じ、最終的には個別指導を行っている日本語学校に転職しました。
大手の日本語学校で、夕方個別指導をしている所で働いたり、昼間は駐在員として働く外国人ビジネスマンに教えることもあります。元々個別指導塾で働いていてそのやり方に慣れていたところもあり、このやり方が自分の主義にはあっているように思えます。生徒は自分が勉強で困っていたり、躓いていたりするところを質問できて、先生である私はそこを集中的に指導できるからです。
集団授業の中で、学校のカリキュラムの都合で、もう既にわかっている所を勉強したり、わからない所をスルーされたりしたら、あんまり学校に来ている意味はないですからね。
質問者さんの悩みを手っ取り早く解決する方法は、中国人だらけの生徒が集まる日本語学校に質問者さんが転職することかもしれませんね。
日本語学校によっても得意、不得意があって、優秀な中国人生徒を集めるための太いパイプを持っている学校がいくつかあります。場所によっては、学校のオーナーが台湾人で台湾人だけの日本語学校もいるようです。
そういう学校であれば、少なくとも漢字圏、非漢字圏の違いによる実力差はないので結構楽になると思います。
ただ、そういう日本語学校はたとえ非常勤講師でも採用の基準が厳しめだそうです。ある学校では、大卒であることが必須で、私の知り合いは、養成講座の先生の推薦があったのに落とされたという話があります。
特に漢字テストをしている時に、漢字圏、非漢字圏の生徒の差が現れますね。漢字に慣れている慣れていないで、漢字の習得速度は全く異なりますから。
それだけではなくて、中国の生徒は勉強をする習慣といいますか、そういうものが身についているように感じます。たとえ初級で中国人の間であんまり出来が良くない生徒でも、最低限合格の水準の成績を修めます。
私の日本語学校でよくやっている対策としては、漢字圏の生徒が非漢字圏の生徒を助けるように指導しているということです。漢字圏の生徒のとなりに非漢字圏の生徒を座らせることで、非漢字圏の生徒が漢字圏の生徒から助けを借りられるようにしています。中国人の学生は先生や学校に従順な所があるので、結構その指示どおり頑張ってくれる生徒もいます。
しかしすべてがそうは簡単に行きません。漢字圏の生徒の中である意味クラスの中の順位のようなものが出来てしまって、「自分たちは、非漢字圏の生徒よりも偉い」と思っている風潮が出てきていまるんです。しかも、人数的にも漢字圏の生徒の方が圧倒的に多いので、それも彼らのそういう思いを増長させるのかもしれません。
元々、中国の学校では、先生の地位が高く、自分の子供を他の生徒よりも優遇してもらうように、親がプレゼントをあげる風習があるそうです。そうやって、子供をクラスの学級委員長にしてもらう親もいるそうです。(日本では子供が学級委員長になっても特に何もないですけどね。)
そんな感じで、日本語学校で進級するにつれて、2つのグループの仲は悪くなっているように感じます。まあ、非漢字圏の生徒でも一部の生徒は結構優秀な方もいるんですけどね。
うちのクラスも生徒の間で実力差があります。しかも、その差が授業が進むにつれてだんだんと広がっているように感じます。
うちの日本語学校の場合は、3か月ごとに進級テストがあって、合格点以上であれば次のレベルのクラスに進級できて、そうでなければ進級させないというシステムをとっています。そうすることで、ある程度、実力差を広げないようにしています。
たしかに、中国系の生徒は問題なく進級するのですが、そうでない生徒は何回かは失敗しますね。入学した時は同じクラスでも、卒業近くになると全く実力が違うということも多々あります。
ただ、問題なのはある意味できない生徒を切り捨てている所ですよね。先生はできる生徒に合わせた授業をします。出来ない生徒へのフォローをしていないので、彼らは日本語をわからないままになっていて、最悪日本語への勉強意識もなくなってしまう人もいます。
また、進級できなかった生徒が集まるクラスは結構空気が悪いそうです。あるクラスでは20人中9人しか進級できなくなって、11人が同じクラスでもう一度同じクラスで勉強するはめになりました。担当した先生に訊いたら、みんながイラついた感じで勉強していたそうです。
日本語学校にもよるでしょうが、例えば、日系企業で数年通訳として働いていた生徒が初級クラスに入って、逆に日本語が全く分からない生徒が中級クラスに入るということは結構あります。
一番の方法はそのクラスのマジョリティに合わせるということでしょうか。
クラスで真ん中位の実力位の生徒に合わせればさほど問題になるようには思えません。問題をやらせて答え合わせをするときに、見回りをして、その生徒が出来ているようであれば答え合わせをするようにすればいいのかなと思います。