営業部門で事務の仕事をしている20代女性です。
仕事がら社内の広報(といっても1人しかいませんが)と関わることもあり広報の仕事に興味を持ち、転職を含め考えています。
また、よくマスコミに自分の会社の商品とかを説明したりするのを見ていて、純粋な動機でないかも知れませんが自分もやってみたいと思っています。
できれば、消費者に近い商品を扱っている会社の広報を望んでいます。(今の会社は部品製造業なので)
実際のところ、広報のお仕事ってどんな感じなのでしょうか。楽しみややりがいはどんなところにあるのでしょうか。また、仕事がキツかったり残業が多かったりしないでしょうか。
ざっくばらんなご意見が聞きたいです。よろしくお願いします。
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7件の回答
広報の仕事内容について私なりに。PRとIRに分けて。
1.PRの役割
広報の基本的な役割は、社外に対して自社に関する事項を適切なタイミングで正確に伝えることです。メディアに対して情報発信しますが、メディアはあくまで媒介であり最終的には顧客や社会に情報を正確に伝えることにあります。最近は、インターネットによって企業が自ら世の中に自由に情報発信できるようになりましたので、メディアへの情報発信の影響力が相対的に低くなってしまいましたが、メディアに客観的に記事を書いてもらうことは、内容の信憑性を担保することになり、信用が増します。そういった意味では、メディアに自社に関する事を伝えてもらうことは意義のあることです。
ここで自社に関する事項というのは、自社にとっていい内容、よくない内容の両方があります。いい内容は、その良さについて正しく理解してもらい記事でも大きな扱いにしてもらえるよう働きかけます。一方、よくない内容についても、隠そうとするのではなく、適切なタイミングで正しく理解してもらえるよう説明することが重要です。誠実な対応をとれば、結果的に記事の扱いを小さくできたり、連日記事にされるような事態を避けることができます。
また、適切なタイミングというのは、まだ外部に知られてはいけない事項がその前に漏れないようにするということです。例えば、他社との提携や社長交代といったその時がくれば正式に発表するような内容(もしくはしない内容でも)は、記者の格好のニュースソースになるため(いわゆるスッパ抜き)、外部に知られることがないよう広報が対応することが求められます。
2.IRの役割
IRも同様で、社外に対して自社の業況や戦略を正確に伝えることにあります。IRでは機関投資家や証券会社等の金融機関に情報発信することになります。機関投資家はバイサイドといわれる、自身で株などを買う立場で、証券会社はセルサイドといわれ、株などの金融商品を顧客に薦める立場です。
いずれも、自社の情報を正確に伝え適切に評価してもらい、自社の株価などの企業価値を向上することを目的としています。直近の業績がよくない時でも、なぜよくないのか、どのような戦略を描いているのか等を適切に情報開示しないと、企業価値が思いのほか下がってしまう可能性があります。IRは、業績がよい時もよくない時も適切に情報開示することが求められます。
どうでしょう?やりがい感じられそうでしょうか?
なかなか難しい質問ですね。広報もしょせん間接部門の仕事のひとつだと認識した上で。。やっぱり営業職と異なり、会社への忠誠心の度合いが広報の方がもっと求められるのかなあ。営業は顧客を持っていれば他社にも移れますが、広報は難しいかも知れない。
それだけ広報は会社の内情を知ることができるのですが、それが後々のキャリアにどうプラスになるかというと難しいところです。
仕事自体はやりがいは感じられると思いますよ。ただ、なかなかつぶしの効かない職種ですので、よくお考えになった方がよいと思います。
広報は、以前は受け身の部署だと思われてきましたが、今は戦略的広報などと自社から社外に向けて情報発信することが求められているように感じます。その辺はマーケティングと広報、境目が難しい面がありますね。大企業でも会社によって対応部署が異なると思いますよ。
インターネットの普及によって従来のマスメディアの存在意義が変わっていく中で、広報もそれについていくしかないのですが、自社の事業を鑑みて何が広報として最適な活動かを見極める必要があると、特に最近は感じます。
でも、やっぱり業界紙でもプレスリリースや取材などの活動を記事にしてくれるとうれしいですよね。記事を書いてくれた記者は分かっている訳ですから、そういう人にニュースソースになりそうなネタを個別に持ちかけたくもなってきます。
営業職と違い、売上では成果は測れませんが、そういったいい仕事ができた(上司はどう思っているかわからないところはあるかも知れませんが。。)と思えることでやりがいというものは感じられるのでは、と思います。
広報業務でやりがいと思えるのは、自分からの企画の発案もしくは記者からのリクエストでも良いのですが、自社に関する記事がいい形で紙面に取り上げられた時です。もちろん大きく紙面を割いてくれればうれしいですが、そうでなくても、ちょっとしたコメントでも業界人には理解できるような形で掲載してくれると、それは自社のプラスイメージにつながります。
そういったことの積み重ねが広報業務のやりがいだと思いますが、どうでしょうか。
広報は、いっても間接部門の一部署なのでそんなに仕事がきついとは思いませんが、他の間接部門と違い、社外(マスコミ)の窓口であるので、そういうコミュニケーションが合っている人には、とてもやりがいを感じられる仕事だと思いますね。
自社の商品に誇りを持って、それを外部に自分の言葉で伝えられることは、大変やりがいのある仕事です。
広報はネガティブなことへの対応もありますが、仕事はそれだけではありません!
まだお若いので、ぜひ挑戦してみてください!
広報の仕事自体はそんなにきつくはないと思いますよ。ただ、何かおきた時のために勤務時間外でも関係なしに待機や対応が必要な時はあります。そういう意味では、時間外の勤務をあまり希望しないのであれば、広報はあまりお勧めできないかも知れませんね。
広報のやりがいといったら、自社に関する記事が想像以上に大きく取り上げられた時でしょう。もちろん新聞、雑誌の紙面は他の記事との兼ね合いもあるので、必ずしも自分だけの努力でない部分もありますが。
確かに自社の商品なりを会社の代表としてPRできることは、とてもやりがいのあることだと思います。ただ、華やかな反面、自社に関するネガティブな記事が取り上げたりする時の対応も広報で求められます。
広報は正確な情報を誤解なく伝えることが求められますから、その辺が営業・販促・宣伝と違うところかと思います。