日本語教師を目指していて、出来れば日本語教育能力検定に合格したいと思っています。
日本語教育能力検定に合格するためには、日本語教師養成講座などの授業や通信教育を受けた方が合格しやすいというのは本当ですか?
合格した方はどうやって勉強しましたか?いい勉強方法があれば教えてください。
日本語教師をしている方の話を聞くと、日本語教育能力検定を合格している方は現役ではさほどいなくて、高く評価してくれる所もあるとか?日本語学校によっては時給を100円上げてくれる所もあると聞きました。日本語教師になると忙しくてとても検定の勉強どころではなくなるそうですね。
そんな理由もあって今の段階で合格できればと思っています。
日本語教育養成講座とか、ほかの何等かの日本語教育能力検定に関するセミナーや塾のようなものの中には、高い検定の合格率をうたっているものもあると聞きました。やはりそういった学校にいった方がいいのでしょうか?
質問
日本語教育能力検定に合格するための勉強法155view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
4件の回答
私は個人で勉強しましたが、無事合格できましたよ。実際参考書とかを読んでもわからない所も結構あるのですが、そういう場合はネットで調べると分かったりすることもありました。複数の教科書を使って色々な問題を経験していたのも良かったです。独学でもきちんと勉強すれば大丈夫です。
私がメインで使用したテキストは、ヒューマンアカデミーから出版されている「日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド」でした。他の参考書と違って、教科書の部分がきっちりとあり、各章末に問題があり、理解の確認には役立ちました。音声学の問題も掲載されていて、CD-ROMももちろんついています。参考書という意味ではこれ一冊で十分で、後は問題集などを解いていくのがいいかと思います。
問題集として一押しなのは、言語デザインから出版されている「日本語教育能力検定試験実戦予想問題」でした。とにかく分厚くて、他の問題集と比べるとかなり多くの問題があり、解説も充実していました。さらに、小論文問題もあり、指定された住所に送れば添削してくれます。2週間で返ってくるという話でしたが、実際には4週間かかりましたけどね。とはいえ、小論文をきちんと添削してもらえるのはかなり貴重なので、このサービスは魅力的に感じます。
養成講座を取っていて、私もみんなも、検定も合格しよう!と最初は意気込んていたのですが、検定直前位になってほとんどみんなあきらめていました。検定の内容は養成講座の内容よりも2歩くらい難しいなぁと感じました。勉強の方もだんだん嫌になってきて、ついには辞めてしまいました。。。まあ、養成講座だけ修了しても日本語教師だし、と考えるとやっぱりやる気が起こらなくなりますね。受からなかったときの保険のために養成講座をとってもいいんじゃないでしょうか。
確かに養成講座の中には検定合格率50%以上というところもあるみたいですね。通常の検定の合格率が20%くらいということを考えたら、一見高い数字だと思います。ただ個人的には、この数字はある程度は達成可能だろうと思います。なぜならば、養成講座で1年もしくは1年強も勉強していれば、検定レベルの試験ならば合格できると感じるからです。
私は検定への準備期間は半年ぐらいでしたが一発で合格できました。あまり多くはないかもしれませんが、半年くらいの勉強で合格した人は他にもいます。半年で合格できる人がいるんであれば1年あれば大丈夫でしょうと思いませんか?もちろん、私も含め、半年で合格した人はそれ相応の努力をしたとはおもいますけどね。
検定に関する塾とかセミナーっていうのはあくまでプラスアルファー的な要素しかないと思います。私の知人で無料セミナーや有料の1日何万円もするセミナーに行っていた人もいました。無料セミナーは結局それを主催している学校の宣伝でしかありません。まあ、無料セミナーの内容を一口で言えば、「あなたが抱えている問題を解決するためにウチのサービスを使ってください」ということですからね。
有料セミナーのチラシには「今からでも後れを取り戻せる検定セミナー」みたいなタイトルがついていましたけど、それを受けた方は結局後れを取り戻せませんでしたね。苦笑。見事不合格でした。
他人とか学校の助けというのは確かにあればいいですが、メインはあくまで自分が勉強することです。そういう意味では、学校やセミナーに特に行かなければならないということはないと思います。
私は日本語教師として2つの資格をもっています。一つは養成講座を修了したことによる資格、もう一つは日本語教育能力検定を合格したことによって得られた資格です。
私も資格を2つ以上持っている方がいいという話は聞いたことはあります。ただ、時給が上がるということは、少なくともうちの日本語学校ではありませんでした。学校にもよると思いますが、私と同じ養成講座を受けていて検定に合格した人で時給が上がったという話は聞いたことがありません。
しかし、確かに人気が高い日本語学校、例えば有名大学内にある日本語のクラスを教える仕事などの場合、2つの資格を求めてくる場合があります。ある意味書類審査上での線引きのような役割をしているのかもしれません。
検定の合格率は大体2割なので、まあ検定に合格すれば少なくとも「知識面」で言えば問題はないと言えますし、自身で勉強が出来る人というイメージを持たれることができます。
私は養成講座に関してはお金をさほど使っていません。ハローワークにある求職者支援訓練というものがありまして、実はそこに日本語教師養成講座があり、その当時は無職だったこともあってそれを受けることにしました。教科書代だけで1万円強といったところでしょうか。後は、学校までの交通費だけかかりました。私は運が良かったほうかもしれません。誰もが受けられるというわけでもなくて、面接があってそこで合否が分けられるそうです。私の場合は応募が定員の2倍以上あったそうです。
養成講座の内容は、やはり検定試験の問題と似ている所が多かったです。ただ、一応知識面の習得を確認する形だけの最終テストがあるのですが、それと検定を比べるとその最終テストの方がだいぶ楽でした。個人的にはほとんどただで受けることが出来て、復習にもなったので養成講座を受けていてよかったとは思います。