もうすぐ私立保育園に就職します。私の保育園は縦割り保育なんですが異年齢が一緒の過ごすというのはどうなんでしょうか?私は縦割り保育をしたことがないので不安でいっぱいです。活動もなんだか大変そうですよね。1年目から縦割り保育の担任の補助をすることになりそうなので何かコツなどありましたら教えてください。
質問
縦割り保育は大変ですか?771view
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回答
4件の回答
ベテランの保育士です。私は年齢別保育をずっとしてきてそれが1番子どもにとって決め細やかな保育が出来ますし保育士の目も行き届くので良いと思っていました。でも数年前から私の保育園でも縦割り保育が導入されました。今までの保育が出来なくなる、子どもも混乱してしまいメリットなんかあるんだろうかと思っていましたが、やってみると意外に良いところもあるんですね。
まず保護者からの評判がとてもよくなりました。特に1人っ子の保護者から喜ばれています。兄弟のように様々な年齢が混ざっている縦割り保育は1人っ子の子どもにとってはいい経験になりますからね。また3月生まれの子どもを持つ保護者も今までは少し気持ちの面で遅れをとっていたけれどその心配もなくなったと言っています。
このように年齢の壁を無くすことでもっと自由に伸び伸びと子どもを見ることができるんです。
子どもたちの心の変化もありました。まずは子どもたち同士で問題を解決できることが増えてきたということです。特に3歳児のクラスだとしょっちゅう保育士が仲介に入っていましたが、その保育士の代わりを4、5歳児がしてくれるのです。3歳児も次第に4、5歳児を頼るようになり仲が深まっていきました。頼られるほうも嬉しくてお世話を通して自分に自信がどんどんついてきました。関係が上手くできると年齢別保育ではないような子どもたちの関わりができます。その関係は自分よりも弱い人を助ける、自分に優しくしてくれる人を慕う、自分もまた誰かに優しくしたくなるという人生で最も大切な心を育ててくれます。
これから社会へ出て行く子どもたちに小さな頃からこんな心の基礎を作ってあげるのはとても素晴らしいと思います。もちろん保育士は年齢別保育に比べると格段に大変で忙しくなるのですがそのメリットはあると思うんです。
質問者さんは1年目で縦割り保育の補助ということで最初は大変だと思いますが、担当の保育士の言うことを良く聞いて学んで自分がどのような保育がしたいのかを考えていってください。やはり何年経っても自分がこんなことをしたい、と思う気持ちは大事だと思います。初心を忘れずに頑張ってくださいね!そんな先生は子どもにも好かれる素敵な先生になりますよ!
私は保育士になり5年目になります。友達の保育士の保育園が縦割り保育をしているのですがそのことを書かせていただきますね。
友達の保育園はとても荒れているそうです。どうしてそうなってしまったかの理由は分からないのですが5歳児の中でも暴れたり落ち着きのない子が多いので3歳児の面倒を見るなんてしてくれません。(女の子は割としてくれるみたいですが)3歳児も少し怖がっているところがあり保育の途中で泣き出したりすることもあるとか。1番困るのは保育士で毎日保育の活動がスムーズに行かなくて頭を悩ませているそうです。どうしても活動を3歳児に合わせるしかできないので、4、5歳児のレベルに合わせた活動ができないそうです。そうなると不満も出てきますよね。悪循環になってしまい縦割り保育の良さも活かされていません。
なので縦割り保育は一概には良くありませんよ。良いところもあるみたいですがやはり子どもによっても向き不向きがあるみたいです。友達の保育士は年齢別に分かれた保育園に転職しようと考えているそうなので・・・。
私の保育園は縦割り保育ではありませんが、実習で縦割り保育がある保育園へ行ったことがあります。指導案を書くのが大変でした。一体どの年齢に合わせて書いたらいいのか迷いました。担当の先生と相談して軸とする年齢は4歳児対象の活動にして3歳児と5歳児にはそれぞれにあった声掛けや工夫できる展開を考えておきました。
当日の製作の活動はやはり4歳児に合わせたので、3歳児が少し難しいようでした。でも上手に出来ない3歳児に対して5歳児が丁寧に教えてあげていたのです。それも自然に当たり前のように面倒を見てくれる光景に実習中なのに感動してしまいました。
製作の活動は特にトラブルもなく終わりましたがこれは全て5歳児の子どもたちのおかげです。まるで小さな先生のようでした。小さい子もお姉ちゃんやお兄ちゃんのことをすごいな~という尊敬のまなざしで見つめていました。
縦割り保育は年齢別の保育では経験することの出来ない素敵なこともたくさんありますよ。分からないことをお姉ちゃんやお兄ちゃんが優しくお教えてくれることで年上の人に対する尊敬や憧れが生まれます。また自分がそれを感じたことで次自分が大きくなったときに、小さい子に優しくできますよね。こうやって繰り返していくことはとても素晴らしいことだと思います。思いやりの心も自然と育っていきますよね。
確かに縦割り保育は難しいことだと思います。保育士は大変ですし腕も必要になってきます。私の担当してくださった保育士はベテランの方でしたがそれでも毎日年齢別に考えることがたくさんで大変だと言っていました。
でもそれ以上に子どもの心が育っていくのだと思います。
就職おめでとうございます。縦割り保育を導入されている保育園に就職するのですね。私の働いている保育園も縦割り保育ですよ。私は1年目は2歳児で2年目に縦割り保育の担任になりました。
初めは覚悟はしていたけれどあまりの大変さに目が回りそうでした。始めに思ったのは3歳児のフォローをしっかりしてあげなければいけないと言うことです。今までは少数人数の2歳児クラスでのんびりぬくぬくと過ごしていたのにいきなりお兄ちゃんお姉ちゃんだらけの大きなクラスへと入っていくのです。先生以上に3歳の子どもはドキドキしているはずですよ。
4歳と5歳の子は慣れているでしょうから優先するのは3歳児です。最初の頃の活動はなんでも3歳児のレベルに合わせてあげたほうがいいです。そうでないとグダグダになってしまいますよ。私はそれが分からずに活動のレベルを5歳児にしてしまいました。(5歳児が年下の子に教えてくれると考えていました)そうしたらもうメチャメチャになってしまって後悔しました。子どもたち同士も慣れていなく落ち着きがないのでまだ教えたり世話をするといったところまでいってなかったのです。
なのでまずは簡単な活動から始めて行きましょう。3歳児も自分ひとりでできた!という体験をすることにより安心して自信がついてきますよ!活動のレベルを上げていくのは子どもたちの様子を見てからです。まずはクラス作りを大切にしていきましょう。私はわらべうたで簡単な手遊びや交流遊びをたくさん行いました。これなら3歳児もできますしみんなで出来るので子ども同士の仲も深まりましたよ。