一般企業で働くOLですが、編集職に就きたいと考えていて情報を集めています。編集職はとにかく激務だとよく聞きますが、実際の仕事の流れや業務内容はどんな感じなのでしょうか?また、最近はWEBコンテンツ編集の募集も増えていると思いますが、仕事内容や忙しさは違いますか?お詳しい方、教えてください。
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編集者の仕事内容、仕事の流れを教えてください。146view
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回答
1件の回答
複数の会社で編集職の経験があります。現在はフリーランスです。
編集の具体的な内容から説明しますね。
(1)本や雑誌の企画、コンセプトの設定
(2)企画・コンセプトに基づく原稿などのコンテンツ、内容の作成
(3)コンテンツを具体的な書籍、雑誌、さらにそれらを構成する記事にするための校正、レイアウトといった、いわゆる編集業務
といったかんじに分けることができます。
一口に編集者といっても、能力、キャリア、役職などによって、どの仕事を中心とするかが変わってきます。1日の仕事に占める比率も、どのような仕事を担当するかによって異なってきます。
大きな三つの仕事として、
まず、(1)本や雑誌の企画、コンセプトの設定では、社会の動きを幅広くとらえて、“今、どのような本、雑誌を作るのか”、“誰のどのような本が求められているかという”といった発行する出版物の基本的の形を定めます。
次に、(2)では(1)で定めた基本的な方向性にしたがって、より具体的なコンテンツを決定していきます。
たとえば、どの作家、ライターにどのような内容の原稿を書かせるのか、また雑誌ではどのような記事で構成していくのか、などを決めていきます。
そして、(3)では、(2)で決まったことを、さらに具体的にするために、原稿、記事の依頼と具体的な契約の設定、原稿・記事が締め切りまでにもらえるようにするための制作・進行管理、催促といった仕事のほか、資料収集、整理といった原稿作成の支援、必要に応じて内容に対するアドバイス、指示なども行っていきます。
こうやって出来上がった原稿、コンテンツを具体的な誌面、書籍とするための校正、誌面デザイン、レイアウトといった編集処理を行います。
この段階では、限られた時間内でぎりぎりの仕事になる場合が多いです。締切間近はてんてこ舞いの日々が続きます。
ちなみに、こうした一連の流れは、WEBも紙媒体とほとんど変わらないです。媒体が紙からインターネットに変わるだけと考えればよいでしょう。
違いを強いて言うなら、WEBのほうが実際の制作作業がよりデジタル化されているため、多少干拓化されているといったところでしょうか。
このように、編集者の1日は、これらの作業が入り混じった仕事で構成されることになります。
企画の比重が高い日々は比較的落ち着いた1日を過ごすことができますが、締め切りが近くなれば、ドタバタが続き、徹夜が続くといったこともあります。そのハードさは相当なものがありますので、覚悟が必要です。
ご参考まで・・・。