現在、大手ホテルのバーでバーテンダーをしている20代男性です。
今努めているのは日系ホテルで、料飲部内にバーとラウンジは3店舗あり、バーテンダーたちはこの3店舗内をコンスタントに異動しながら勤めています。
完全なる年功序列の風習があり、かつ、在籍しているスタッフ・バーテンダーの数も多いので、40代くらいにならないと役職は付かないような状況です。
他のバーテンダー仲間から話を聞くと、30代に入るころにはSVだの、チーフだの、リーダーだの、何かしらの役職が付いていることが多く、出世を望むなら転職すべきかと思い始めました。
これまでずっとホテルバーに勤めてきたので、転職するならやはりホテルのバーにと思ってはいるのですが、そこで気になるのが外資系ホテルの存在です。
外資系企業はホテルに限らず、実力主義なところが多く、年齢に関係なく成果で出世が決まると聞きます。
そこで質問なのですが、働くうえで日系ホテルのバーと、外資系ホテルのバーの違いはなんでしょうか?
現在のホテルも、観光でみえる外国人のゲストは多い方だとは思いますし、そこで10年近く勤務してきたので、営業には困らない程度の英会話は出来ると思っています。
できれば、外資系ホテルへの転職を希望しているので、なにかアドバイスがあれば、どうぞよろしくお願いします。
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- 日系ホテルと外資系ホテルでバーテンダー業務に違いはありますか?
質問
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回答
2件の回答
大手ホテルにお努めであれば、ある程度の語学力は備えていらっしゃることとお見受けしますが、外資系で必要とされる語学力はお考え以上のものと思っていただいた方がよいです。
まず、GM含めて上司がほぼ外国人になります。よって、日々のミーティングや電話やメール連絡も全て、社内の公用語は英語になります。
上司と仕事に関する討論や、インシデント等での事細かな状況説明をするのには、日常会話レベルの語学力では足りない場合が多いです。ちょっとした単語のニュアンスの違いでも、うまくコミュニケーションが取れなくなってしまうこともあるものです。
実力主義、とはうたっていても、上司も人間です。仕事に出来・不出来より、日頃のコミュニケーションが円滑に進む相手を好むことは大いにあります。
また、外国人上司は、日本人の上司とは感覚も、仕事にやり方も全く異なります。これまでのやり方では通用しないということを、認識されておいた方がよいかもしれません。
謙遜や、周りの空気を読む間、備えあれば憂いなし、といった日本では美徳とされているものは無用です。
自分を遠慮なく売り込んでアピールできる人には向いています。
外資系ホテルと言っても、大手か中堅か、によっても環境は異なってくるとは思いますが、昨今オープンラッシュで話題になっているような一流外資系ホテルを前提にお話させていただきます。
一番の違いは、客層でしょうか。
海外で名の通った外資系ホテルには、外国人ゲストが多くみえます。半数以上は外国人ゲストであることも多く、そしてその大半はビジネスユースであることです。
質問者様のホテルにも外国人ゲストがよくいらっしゃるようですが、観光目的とビジネスとでは、明らかに状況が異なります。
日常会話に加えてビジネス会話にも対応できる語学力が求められますし、お酒の飲み方も違うので異文化についても勉強しておく必要があります。
ゲストも、「日本という外国に来た」という感覚ではなく、自分の地元と同じような感覚でいらっしゃるということを認識し、その理解を深めることが重要となります。