ハウスメーカーのインテリアコーディネーターの仕事はどのような流れですか?
また、気をつけていることはありますか?
- 転職ステーション
- 建築・土木・インテリア系職種
- インテリアコーディネーター
- みんなのQ&A
- ハウスメーカーでのインテリアコーディネーターとは?
質問
ハウスメーカーでのインテリアコーディネーターとは?122view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
4件の回答
何事も確認することに気をつけなければなりません。特に壁紙やカーテンは品番を一つ間違えれば全く異なるものが発注されてしまいます。打合せでは常にメモをとり、自分で分かりやすくまとめておきます。打合せに営業担当や設計担当も同席していた場合は、打合せのメモをコピーして全員でその日の打合せの情報共有をします。製本が完成するとお客様や各施工業者にも情報がいきますので後からの修正ができません。製本前のデータ確認は最も重要で、壁紙の型番や照明器具の台数などはしっかり確認するようにするのが大事です。
私はできるだけ現場に行くようにしていました。造完から竣工までの間で壁紙施工や照明の取付工事などが行われます。図面上で表記していない間隔や、壁紙と枠の取り合いなどは実際に見て確認する必要があります。特に各部屋で壁紙を細かく設定している場合は、図面表記の間違いや貼り間違いなどが生じやすくなります。
私は以前、クローゼットの中まで細かく壁紙を決めていて品番も多かったため、プランボードの表記を間違えていたことがあります。たまたま現場に行くことがあり、見て初めて間違いに気付きました。その時はまだ作業途中だったため、中断して貼り変えてもらえましたが、あと数日遅かったら現場にもお客様にもご迷惑をおかけしていたと思います。
着工しだしたら、時期を見ながら現場へ行くことはとても大事です。もちろん図面表記の間違いがないよう毎回確認していましたが、現場へ行って自分の目でも確認するのは大切だと思います。
基本的にはハウスメーカーの展示場で打合せがあります。各展示場に壁紙やカーテンなどのサンプルが揃っているので、インテリアコーディネーターがメーカーのショールームを案内することはほとんどありません。照明の実際の明るさを見たい、などと言われた時だけ同行します。サンプルも各メーカーの担当者に持ってきてもらいますので、ハウスメーカーでの勤務は外に出るということがあまりありません。
商品の入れ替えや廃盤の情報には特に気をつけていました。廃盤に気付かずお客様へ提案すると後で大きな問題になりますので、各メーカーの最新情報は常にチェックし、カタログやサンプル帳の入れ替えも定期的にしていました。
最初の打合せの前に、契約になったお客様の家族構成や好み、特徴を営業担当から聞いておきます。この下準備があるとスムーズに打合せに入れますし、お客様も社内で情報の共有をしているんだなと安心されます。「営業担当からは○○の家具が好きだと伺っています」「モダンな雰囲気にされたいということですが・・・」というように切り出すと、お客様も緊張せずに要望を言うことができます。
仕事の流れは、平面図が確定してから照明の配置と商品の選定、壁紙の選定、ご希望があればカーテンの選定、の流れです。ハウスメーカーによっては外壁やドア、窓の仕様、キッチンや洗面まで一緒に決めていくこともあります。最初の打合せ後に、概算でお見積りを作成してインテリアプランボードの作成をします。2回目の打合せで、金額や全体の仕様を見直して修正していき、だいたい3~4回くらいで全ての仕様を確定させます。
打合せはだいたい週に1度、土日のどちらかです。案件が重なれば毎週末が打合せで埋まります。休みは火曜と水曜ですが、どうしても土日で休みが欲しい場合は申請できます。
どれも私の経験談ベースなので他の方の意見と併せて参考の1つになれば。