売れ残った犬の死骸を河原に遺棄や悪徳ブリーダーのニュースなどペット業界にはブラックな会社があるってきくけど本当に大丈夫でしょうか?ブラック企業はどうやって見極めれば良いのでしょうか?
質問
ペット業界はブラック?351view
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回答
3件の回答
昔、ニュースで保健所だか保護施設かで犬が虐待されている、具体的に言うと日常的にお腹を蹴り上げられたり、柵に向けて放り投げられたりしている映像を観て衝撃を受けました。そこで、怒りに震えどうしてもこの犬達を救いたいと思い、ペット業界で働くことにしました。身バレが怖いので詳しくは言えないのですが、これまでの回答者様にでているような人たちに出会ったこともあります。幸い私はその一助をせずに済んだのですが、このままでは精神的にもおかしくなると思いなくなく退職しました。その後は、保護施設から犬を個人的に譲り受けるという形で犬を救おうと考えましたが、ただし、現実的に考えると実際に生活していくには飼うのは難しく、今は違う仕事をしながらボランティアと言う形で、週2回ほど愛護団体に出入りし、犬たちの世話や譲渡会のお手伝いをしています。将来的にはそういった関わり方も出来ますし、逆に実際に業界の会社に就職する前に、こういった団体の手伝いをして色々と情報収集をするのも良いと思いますよ。そうなると今度は、「ブラック」でない愛護団体を探さなければいけませんが、多くの団体が健全かつ真摯に活動しているのであまり心配しなくても大丈夫ですよ。
けっこうマスコミに作られているところがある気がするけど、実態は入ってみないとわからないからなぁ……とりあえず、ホームページとか面接官の感じとか最低限の外面の情報だけはきちんと確認して、働き始めるしか方法はないような。
まずはっきりさせておきたいのは、どこの業界にも、いわゆる「ブラック企業」は存在します。なので、質問者様のご質問の一つへの回答として、ペット業界にもブラック企業はあります。ほかの業界の「ブラック企業」のイメージの最たるものである「労働環境」という点では、ペット業界はそこまで酷くはありません。ちょっと大変というくらいです。では、何がブラックなのかというと、ここが生態を扱う業界の特殊なところですが、「動物の扱い」です。例に挙げるとご存知の通り、最近では、ペットショップで売れ残った子犬を大量に河原や林に遺棄した事件が相次ぎましたね。あとは、犬を交配させ子犬を高値で売るブリーダーが、新しい犬種を作り出す、つまり人気の犬種と犬種を掛けあわせて雑種の犬を作り出す実験のために、必要以上に犬に出産させ、売れ残った犬は処分するという、いわゆるこれは犬への虐待行為です。また、そういった犬達をブリーダーから引き取った保健所が、充分な飼育や譲渡の可能性を探らずただただ殺処分していたというニュースがあり、「虐待をされて飼育放棄された犬」を引き取る保健所でもそういうことがあり、もはや何が正しいか分からない状況です。(そういった闇を暴くために取材した方の本も出版されているのでぜひ探して読んでみてください。)
少し話がそれましたが、このようなブラックな職場の一員にならないためには「現場を見ること」とだと思います。今は口コミや元従業員の書き込みなどがインターネット上でも見れたりするのでそういったものも参考にして良いと思いますが、ただ、その真偽を判断するのはご自身です。自身が就きたい仕事、職場の環境を客としてその目で見に行くことで判断することをおすすめします。従業員の表情や態度はどうか、衛生面ではどうか、犬達の顔をいきいきしているかなど、確認してください。ペットショップであれば、犬達の排泄物はそのままになっていないか、身体はキレイに拭かれているか、しつけ教室であれば、たとえば飼っている犬を連れてしつけ相談に行ってみるなどし、教室の中に入れてもらい他の犬へのトレーニングの様子を伺うのもひとつの方法だと思います。
あとは、「運」だと思います。私の知る会社はどこもブラックではなく、それぞれ方法やサービスは違えど飼い主と犬の幸せな生活のために尽力している会社です。仕事を通じて、前述のような話を業界の人たちから聞くことはありますが、自分自身がそういった境遇になったことはありません。正しい情報と確かな目でどうか素晴らしい職場や人たちに巡りあえますことを願っています。