薬剤師と感染対策26view

多くの病院・診療所にはICT(感染対策チーム)が設置されており、医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師を中心としたメンバーが活動しています。病院内における感染対策は医療安全と同様に重要視されますが、薬剤師として感染対策に関与することは非常に大切だと思います。「感染対策における薬剤師の役割」など教えて欲しいです。

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1件の回答

  1. another-yakuzaishi 2015/04/10 11:45

    <感染対策における薬剤師の役割>について
    ICTにおける薬剤師の役割は、主に2つあります。
    ①1つ目に抗菌薬の適正使用を促すことで、効果的な感染症治療を支援し、最終的には耐性菌の発現を予防することです。日本においては添付文書に定められた抗菌薬の投与量や投与間隔がPK/PD理論に適っていなかったり、1回あたりの投与量が少ないなどの問題を抱えており、それが日本における耐性菌の発生を増加させていると言われています。また、ニューキノロン系やカルバペネム系のような広域スペクトラムの抗菌薬が漫然と投与されている例も散見します。薬剤師の役割は、患者特性や感染部位、そして菌種に応じた抗菌薬の選択と使用方法、投与期間などについてICTの一員として処方医へアドバイスしたり、抗菌薬の使用動向をチェックして広域抗菌薬の過剰使用が無いか監視することなどが挙げられます。また、治療息の狭いバンコマイシンやアミノグリコシド薬などの血中濃度モニタリングを行い、投与設計を行うことも重要な仕事です。
    ②2つ目の役割としては消毒薬の適正使用を促すことで、医療関連感染の発現を防止することです。病院内では人体から医療器具、環境に至るまで多種多様なところに対して、様々な種類の消毒剤が用いられています。消毒薬の中には人体に適さなかったり、揮発するために取り扱いに注意が必要なものがあったり、金属を腐食するものもあったりします。また、消毒薬によっては芽胞形成菌に効果が無かったり、ノロウイルスなどのノンエンベロープウイルスに効果が無いものもあります。薬剤師は消毒薬の特性を理解しているため、適切な部位に適切な消毒薬が用いられるよう医療スタッフに指導を行っています。近年では、消毒についても様々なエビデンスが構築されており、論文検索や各種ガイドラインに沿った消毒薬の選択を指導することも増加しています。

    余談・・・・
    <感染対策に関する認定資格>
    現在、感染対策における認定薬剤師の制度は2つ用意されています。1つ目は日本病院薬剤師会が認定する「感染制御認定薬剤師」です。5年以上の実務経験と3年以上のICTへの関与、症例報告を20例作成し、認定試験に合格すれば取得できます。感染制御認定薬剤師は感染症の治療から予防、消毒薬の使用など幅広い感染対策に関する知識や経験の認定となります。
    2つ目は日本化学療法学会が認定する「抗菌化学療法認定薬剤師」です。日本化学療法学会に所属し、5年以上抗菌薬治療へ関与し、25例の症例報告を行い、認定試験に合格すれば取得できます。抗菌化学療法認定薬剤師はどちらかと言えば、抗菌薬の使用について特化した認定であり、感染症の治療方針の決定からTDMを含む投与設計に関する知識が問われます。

 

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