大手の都市ホテルへの転職を考えているのですがどの程度の英語力が必要ですか?60view

30歳男性です。これまで地方都市で規模の小さいシティホテルで8年間勤めてきました。でもこのままではもう一つ将来性が期待できません。できることなら大都市に移って日系の大手ホテルかあるいは外資系ホテルへ転職できたら、と考えています。
そのためにはどのような準備で臨めばいいのでしょうか。特に気になるのが英語力ですが、どの程度の力があれば良いのでしょうか。それも含めて大手ホテルの現状と職種などを教えていただければ幸いです。

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1件の回答

  1. Kokubunji-k 2015/08/23 21:00

    ご質問には外資系も含めて大手ホテルへの転職希望とあるのですが、確かに大手のホテルほど外国人客の数が多くなりますから英語力は必要です。しかし職種によって要求されるレベルは異なってきます。

    大手のホテルには様々な職種がありますが、客に接する職種とそうでない職種があります。言い換えれば客にサービスを提供するスタッフと客にはまったく接触しない、いわゆる裏方の仕事を担当するスタッフに分かれているのです。したがって英語力が必要なのは前者です。

    具体的に職種を挙げていきますと、フロント、ドアマン、ベルボーイ(ガール)、電話オペレーター、レストランサービス、、ソムリエ、バーテンダー、それに各部門のマネージャーなどです。

    一方、客にあまり接しない裏方の職種はと言えば、調理担当スタッフ、スチュワード、洗い場スタッフ、ハウスキーパー、管理・事務担当者などがあります。

    では英語力が必要になる前者の場合ですが、どの程度の英語力が必要かは職種によって異なります。まず高いレベルの力を要求されるのはフロントや各部門のマネージャーあたりです。フロントは職務が多岐に渡っていますが、最も高い英語力が必要なのはインフォメーション担当者です。インフォメーションの主な役割は案内業務です。ホテルの外国人宿泊客は地理に不案内ですから、どこに行くにも、行き方や利用する交通手段について質問してくるのは日常茶飯事です。

    それだけではありません、観光地や名所、それに買物の場所、食事の場所など、様々のことに関しての案内をしなければならないのです。したがって案内の範囲が非常に広いため、それだけ高度な英語力が必要になるのです。

    また各部門のマネージャークラスにも高度な英語力が必要になります。なぜかと言いますと、役職の高い人にはトラブル処理の役目があるからです。外国人客との間には、説明不足や行き違いから様々なクレームが発生します。そうしたとき処理に当たるのはマネージャーと呼ばれる人たちなのです。外国人客とのトラブル処理は相手を納得させなければ解決できませんから、それ故に高い英語力が必要なのです。

    では他の職種ではどうなのでしょうか。もちろんドアマン、ベルボーイ、電話オペレーターもレベルが高いに越したことはありません。でも職務的に外国語の必要範囲が限られていますから、それほど高い英語力は要求されません。簡単な日常英会話ができる程度でじゅうぶん勤まります。

    ただしこれは大手ホテルといっても日系ホテルの場合で、これが外資系ホテルになると大きく事情は異なってきます。外資系ホテルで要求される英語力は日系ホテルの比ではありません。ご質問のは大手ホテルか外資系ホテルが希望と書いていましたが、必要とされる英語力は日系ホテルと外資系ホテルでは大きな差があります。

    上の説明は日系の大手ホテルを対象にした場合で、外資系ホテルは対象にしていません。でももし転職先の対象が外資系ホテルなら、まったく事情は異なり日系ホテルに比べると格段に高い英語力が必要になります。

    その理由は外資系ホテルのマネージメント部門には外国人で構成されている場合が多いからです。したがって英語を使う相手が客だけでなく、社内での社員同士のコミュニケーション英語が必要になるのです。

    つまり、会議や打合せにミーティング、通達のために社内文書などは英語を使って行われる
    ことが多いからです。したがって必要なのは会話力だけではなく社内文書を読む力と書く力が合わせて必要になります。 要するに話す、読む、書くのすべての力が要求されるのです。

    それは外資系ホテルでは日本語ではなく英語が社内公用語になっているからです。これを知れば、なぜ外資系ホテルでは高い英語力が必要になるかが、よくご理解いただけるのではないでしょうか。

    とは言え、それが要求されるのはマネージメントに関わるスタッフや各部門のマネージャークラスだけで、その他の現場スタッフの場合は日系ホテルと同レベルの英語力でじゅうぶんに勤まります。

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