現在、転職活動中の24歳女性です。
最初は人材業界とはまったく別業界に的を絞って活動していたのですが、転職エージェントの方と日々接する中で、転職したい人のサポートをする仕事に興味を持ちはじめました。
私を担当しているキャリアコンサルタントの方は親身になって、かつ私のことをしっかりと考えて今後どうするのかとか、面接の前には一緒に面接練習をしてくださったりと、いつも応援してくださっています。
私自身、正直今までは人材関連業界に一切興味がなく、候補として考えたことすらなかったので、面接にいったときに自分のどういう態度やどういう発言をみて面接官が合否を判断しているかを少しでも知ることで、面接対策をしたいと思っています。
面接での重要なポイントや、実際にどういう人が面接にきたら採用したいと思うのか教えてください。
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人材紹介・人材派遣会社のキャリアアドバイザーの面接で採用・不採用の判断基準は?58view
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回答
3件の回答
キャリアアドバイザーの面接では、まず、第一印象の良さがもっとも大切です。
聞いたことがあると思いますが、第一印象は最初の3秒で決まると言われています。
まあ、3秒の間にできることなんて限られていますけど。笑
清潔感はもちろんのこと、元気に挨拶できるかとかで、初歩的と思うかもしれませんが、面接が終わって候補者の選定をするときに結構ここで多くの人がふるいにかけられます。
あとはどこまで仕事にコミットできるかとか、目標を達成するためにどのような工夫をするかとか、仕事に対する姿勢を見られます。人材業界の面接は、他業界の面接よりも仕事に対する考え方やどういう働き方をしたいかなど、仕事面での質問が非常に多い印象です。どこの転職エージェントでもこの類の話は結構深堀されるので覚悟しておいてください。
他には、結構意地悪な質問をしたりしますね。例えば、「経歴や人柄でなかなか転職できないだろう求職者の担当にあなたがなった場合、どうしますか?」や、「転職しない方がいいだろう人が転職しようとしていたら、転職させますか?それとも止めますか?」など、これという正解はない難しい質問をされることもあります。あなたなりの考えを自信もって話してください。
大手はほとんど常に求人を出していますが、応募数と比べると採用数は少ないほうです。面接時間も長いので、ボロを出さないように準備して挑んでください。応援しています!
僕は現在、転職エージェントでキャリアコンサルタントとして働いています。
実際、僕と一緒に入った中途採用の同期メンバーをみると共通することがたくさんあって、正直おどろいたくらいです。笑 ここまで採用軸がぶれないのもすごいなって同期同士で話した記憶があるほどですからね~。みんな飛びぬけて明るくてポジティブで、一人もネガティブな人はいませんでした。それに、みんな自分自身のやってきたことや、自身のスキルに自信をもっていて堂々としていました。
それに、今までの仕事で成果を確実にあげていて、かつその成果をどうやってあげられたかを論理的に説明できるような感じでした。
例えば、目標があってそれを逆算して今週の目標を決めただとか、PDCAを回してベストな方法を探っただとか、きっとその転職エージェント毎に面接官の好きなワードがあるように思います。
僕の勤めている会社だと、PDCAとか目標を細分化だとかが好きなワードだったようです。
大事なことは会話のキャッチボールを途切れさせないことです。
面接を終えたときに、楽しかったとお互い思えるくらいに話し込めることが大切かなと思います。実際、僕も面接のときに前職での話をたくさんして「楽しかったな」と思って帰ってきました。
あとは、面接官の話を聞く態度だとかも結構見られていたと思います。キャリアコンサルタントは求職者の話をどこまで聞き上手になって、相手に心地よく話をさせるかが大事です。人の話を適度に相槌をうちながら、途中に質問を入れたりと聞き上手の姿勢で話を聞いてみてください!
私は人材紹介の会社で面接官をしていました。
中途採用ですので、もちろん大枠は即戦力になるかどうかと、長期勤務が見込まれるかどうかの両軸で判断しています。
実際あなたを採用するためにかかってくる費用はおそらく100万円から150万円といったところでしょう。その金額をあなたの転職をサポートをしているエージェントに払うわけです。
つまり言葉は良くないかもしれませんが、150万円払ってあなたを採用したところで、役に立つのか元が取れるのかということを考えることになります。
新卒のようにこれから教育したらいい人材になるだろうということではなく、すぐに稼いでくれるかどうか?という点です。
人材紹介のキャリアコンサルタントの仕事は、あなたも想像できるでしょうが、実際に顔を合わせて面談するのは1回もしくは数回で、そのほかは電話対応がほとんどです。
面接で見るポイントを簡単にいくつか説明してみます。
1、この候補者がキャリアコンサルタントだったら最初の面談で求職者に圧倒的な好印象を抱かせることができるか?
これは転職エージェントでは最初の面談に来てくれても、そこで求職者から信頼されなかった場合は求職者が別のエージェントに流れてしまったり、転職活動を中止してしまうことがあります。これを防いで、求職者に「あなたがいないと転職できない」と思わせることが出来るかどうかです。これは見た目や話し方、面接中の態度から判断しています。
2、短時間の会話から相手の意図や方向性を認識し、先を読んで提案できる人かどうか?
難しいように感じますが、簡単です。話していて論点が少しずれたり、こちらが意図していない返答をする人、いますよね。そういう人はすぐさま不採用です。面接官が欲しがっている回答や反応をできるかどうかがポイントです。
3、仕事を効率よくかつ数をこなせるか、またマメに人の世話が出来るか?
転職エージェントに入ると100人前後の求職者を抱えることになりますので、その人たちを同時にサポートする必要があります。ただし、1人の求職者のサポートをしているときは他の求職者の影を見せてはいけません。あたかも、その求職者ひとりのサポートを1日中しているかのように思わせるほどのサポート力が必要です。
それにはどこまでマメに相手ができるかと、それをどれだけ効率よくできるかが重要です。これは前職の仕事っぷりから判断します。
どんな仕事もそうですが、その仕事の素質があるかどうかは自分自身では変えられません。何社か面接を受けてダメだったなら諦めて別の業界にした方があなたのためなので、あまり緊張せず頑張ってください!