病院薬剤師のメインの仕事である、薬剤管理指導業務とはどんなものでしょうか。調剤薬局と大きな違いはありますか?転職を考えているので教えてください。
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回答
2件の回答
一番薬剤薬理指導業務で一番稼げるのは、入院病棟がある病院ならではの、ICUの患者さんなのですが、ICUの患者さんの管理は、実際にはその点数以上の仕事がのしかかってきます。状況確認や、医師からの薬物療法の相談、検査結果の判断から最善の治療薬を考えたりして、やることが多いです。そうなると普通の入院患者さんの週1の服薬指導をこなしていたほうがずっと楽です。
まあ、一番薬なのは整形外科の患者さんでしょうね。若い患者さんが多いし、難しい薬剤は出ないので、楽勝です。
こうした服薬指導が楽な患者さんから、認知症で点数が稼げない患者さんまで、病棟にバランスよくいればいいのですが、特にお年寄りが多い病院ですと、それに比例して認知症の方が増えますから、効率はあまり良くないといえるでしょう。
それでも服薬指導を月に何件、きちんと数字をとっていかないといけませんので、時々プレッシャーにもなります。病院薬剤師ならではの苦労もあると思います。
その分、やりがいがある?といえばあるのかもしれませんね。病院になくてはならない仕事、それが薬剤管理指導業務なのですから。
薬剤管理指導料は、薬剤師が患者さんに対して薬の服薬について指導する場合の診療報酬のことです。1人の患者さんに対して、月に4回、週に1度の指導が限度になります。
病院薬剤師の仕事としては、患者さんの薬歴管理と服薬指導、そしてより良い処方の提案や、問題点の解決が主な業務となります。それがすべて、薬剤管理業務となります。
なぜこの薬剤管理指導業務が重要なのかといえば、この指導業務によって点数が取れるからです。
一般で325点、そしてICUなどに入院している患者さんになれば430点にもなります。1点10円で算定するので、薬剤師や薬局にとっては大きな収入源となります。一定の算定条件を満たしている薬局なら、この点数が取れます。
ただし、ご高齢の方で、認知症を患っている人への指導は点数が取れません。
薬剤管理指導業務は、しっかり数字として成果が出るために、ときには上からのプレッシャーで、1ヶ月に何件、みたいなノルマが何気にある薬局もありますね。
まあ、そんなに厳しいノルマではないので、毎日できることをコツコツしていけば十分こなせる量です。