私が病棟に勤務していた時の話です。新卒で都内の大学病院へ入職しました。骨の解剖生理が好きだったので、整形外科の配属を希望し、その科へ配属してもらいました。
この病棟に配属された新人は5人でした。ほかの病棟は2~3人だったので、それに比べると多い人数でした。最初は、同期が多い科で良かったと思ったのですが、なぜこの科だけ新人が5人も配属されたのか、すぐに分かりました。それは、この病棟の人間関係がすこぶる悪く、それに耐えられなかった2年目3年目の先輩たちが皆辞めていってしまい、新人が多めに補填されたというわけでした。新人を5人補填しても仕事を覚えるまでは使い物にならないので、私たちは例年の数倍の速さで教育を叩き込まれました。
1日に覚える量は膨大だった上に1度教えてもらったことを覚えていないと、めちゃめちゃ怒られました。それに人が足りていないので、受け持ちも早い段階で持たされ、夜勤にも入職2週間後から入りました。受け持ち患者の情報収集や、疾患の予習復習、それに加え病院と病棟の細かいルールの勉強、慣れない夜勤、おまけに病棟の人間関係は最悪と、完全にキャパオーバーでした。
もう死んじゃいそう!って思っていました。しかしそう思っていたのは私だけではありませんでした。この激務に耐え切れず、同じ科に配属された新人5名のうち2名が体調を崩し入院するまでとなりました。
こんな状況あってはならないと思いませんか?それでもこの当時(7年前くらい)は大変だったね。でも頑張ってね。みたいな感じでした。体を壊してまで働く意味ってあるんでしょうか?看護師の皆さんはそれが美学だと思いますか?
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2件の回答
そんな環境で働いていたなんて、びっくり!とても大変でしたね…
職員入院させるほどの激務ってどんだけよ!しかも2名も!
今の状況はもっとゆるいと思いますよ!
少なくとも私の病院はそんな状況になってる科はない。
ほかの所はわからないけど、とにかく、仕事で体調壊すような環境なくなって欲しいですね。
絵に描いたような劣悪な環境ですね。
しかしそれがまかり通ってしまうのだから看護師界って怖い所です。
流石に最近はもう少し状況改善されてるとは思うんですけ、人が足りて無い所は未だにそんな状況かもしれませんね。
それでも頑張りたいって人、本当に尊敬します。
でも、体壊してまでっていうのは絶対間違ってる。
患者さんの健康管理する人間が自分の健康管理できないなんて、ましてやそれが職場の環境が原因なんておかしいに決まってます。
全然美学なんかじゃないです。