日本にも幾つか経営母体がキリスト教系の大規模な病院ってあるじゃないですか?
私は今都内の小規模病院で働いているのですが、転職をと考えています。私自身がキリスト教信者なので、できるならイエス様を身近に感じられるキリスト教関連の病院へと転職をしたいのですが・・・
キリスト教だからといって特に何か求められる薬剤師としてのスキルなどはありませんよね?病院薬剤師としてこれらの病院で働くにあたり、特出して注意するべき点などありますでしょうか?
あまり考えたこともなかったのですが、外国由来の宗教が絡むと何か異なる側面もあるのかな?とふと疑問に思った為投稿いたします。
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キリスト教系病院への薬剤師の転職状況12view
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回答
3件の回答
大規模病院でもホスピス病棟を併設している病院も多いですが、やはりキリスト教系の病院も前の方が言うようにターミナルケアに関しては力を入れていますよね。このようなホスピス内の薬剤師の役割は一般病棟と異なり、人の生と死を常に意識しながらの業務になります。患者さん自身の精神状態も不安定になってきますし、支える立場である家族に対しても同じです。病院薬剤師としての力量の他にも精神的なタフさや、患者さんに尽力する心構えなどが特に必要になる職場でしょうね。
緩和薬物療法認定薬剤師の資格をご存知ですか?緩和ケアが重要視される環境で働く以上、必須ではありませんが緩和薬物療法に関し常に勉強していくことをお勧めします。キリスト教系の病院は、より人類愛と献身の心が息づいている環境であることを忘れないでくださいね。でも何て言うか人類皆平等と言う信念を貫いて、どんな時も患者さんに貢献する。きっととてもやり甲斐を見いだせる環境であるのと同時に、多忙を極める環境だと思いますよ。
日本にも多くカソリック系の病院は点在していますよね。確か聖マリアンナ医科大学とかも聖マリアンナ会が母体になっているはずですし。
私の勤務している病院は特に宗教が絡んでいる訳では無いのですが、キリスト教系の病院は病院経営にも色濃くキリスト教の訓えが絡んでいます。緩和ケア病棟やホスピスに力を入れている病院が多いのも納得してしまいます。そしてキリスト教系病院には多くのボランティアも関わっています。まさに隣人を愛せの精神ですね。
人工妊娠中絶を行えない、割礼を実施しているなど違和感を感じることもあるかもしれませんが、基本的な業務は前の方がおっしゃる通り普通の病院薬剤師と同じだと思います。ただ前述の様に終末医療に力を入れている病院が多い為、薬剤師自身もターミナルケアで使用される麻薬や精神安定剤に対する深い知識と、患者さんに対する献身の精神を忘れずに業務に望むことですね。相談者さんのように心の奥底にキリスト教の精神を持っている方ならきっと、患者さんに対しても博愛精神を持って接することが出来ると思いますよ。
特出して注意するべき点??うーん、そんなの特に無いんじゃないの?
あたしは特別病院で働いた経験がある訳じゃないんだけど、経営母体がキリスト教だろうと仏教だろうと何か違いがあるのかしら?どこの団体が経営していても病院は病院じゃない。別にあなたがキリスト教だから例えばカソリック、聖公会系の病院で優遇されるとかもありえないことだと思うわよ。ただ死生観が違うだけで、医師は医師だし、薬剤師は薬剤師の通常の業務があるだけよ。
まああれよ、その病院でそれぞれ得意分野が違うのと同じで、特にキリスト教系の病院だと病院自体の理念にキリスト教の考えが色濃く反映されている場合は多いでしょうけどね。だからって病院薬剤師としての任務が異なる訳では無い訳だから、特別難しく考える必要なんか無いわよ。