これまではパート薬剤師として働いていましたが、今回派遣会社に登録しようか迷っています。派遣薬剤師について、何でもいいので教えていただけると嬉しいです。
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派遣薬剤師として勤務する場合の注意点11view
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薬剤師免許を取得するために6年制薬学部を卒業する必要が出てから2年間は薬剤師がほとんど新たに生まれず、壮絶な薬剤師の獲得争いとなりました。その後薬学部が全国に連続して設立されたことで、薬剤師はどんどん過剰になるだろうと言われていたのですが、一向に充足する気配がありません。都市部では一時期よりは充足傾向にあるのですが、大手チェーン薬局が店舗数を伸ばし続けていることや、転職が多い職種であることも手伝ってか求人件数は常に一定数あり、薬剤師が不足気味である薬局も少なくありません。
薬剤師が不足した状態で営業を続けることは、薬剤師1人1人の仕事量が増えてストレスがかかること以外に、患者さんの待ち時間が伸びることでクレームの原因となったり、体調の悪い患者さんの症状をさらに悪化させる原因にもなります。
そこで企業は急な欠員やどうしても薬剤師が確保できない場合に派遣薬剤師を利用します。派遣薬剤師は期間限定であることが多いため、本来は長く勤められる正社員やパート社員を採用したいのですが、調剤薬局での薬剤師不足は急を要する場合が多いのです。派遣薬剤師となっている薬剤師は、転職活動中の繋ぎであったり、職場を転々とすることが好きだったりとその理由は様々です。ご主人の転勤が多いため派遣薬剤師を選択している主婦薬剤師もおります。派遣薬剤師のメリットは、給与や勤務時間の交渉を派遣会社が代わりに行ってくれること、働く時間や期間を割と自由に選べること、給与が高めに設定されていることなどです。一般的にパート薬剤師よりも派遣薬剤師の方が時給は高くなっています。その代わりに一定期間で契約が終了してしまうこともありますが、短期間で高収入を得ることができます。
特に地方での派遣薬剤師の求人は非常に高額で、時給4000円以上という場合も珍しくはありません。リゾート地と呼ばれるような島での求人も見かけることがあります。土地へのこだわりがなければ、夏場は島で働き、休日には泳ぎながら高収入を得て、冬場は北海道の過疎地へ行き、休日にはウインタースポーツを楽しみながら高収入を得て生きるということもできてしまいます。さらにそういった地域での派遣就業はどんなに遠くてもその土地への交通費が支給され、さらに住居つきであることが多いのです。
自由である代わりに派遣薬剤師にはボーナスも退職金もありませんが、1つの働き方として検討してみてはいかがでしょうか。