医療現場で数年働いた後、結婚や子育てで現場を離れていました。もうブランクも5年が経過しました。子供は小学校に入り、なんとなく時間的なゆとりが出てきたため、仕事を始めようなと考えています。
結婚前の経験は、内科で3年、泌尿器科で3年の総合病院でした。急性期の経験はないですし、落ち着いて夜勤が無い仕事場が希望です。
高齢者とゆっくり日常が出来たらいいかなと考えていたところ、「訪問入浴サービス」という看護師の求人を見ました。具体的な仕事内容を教えていただけると嬉しいです。
介護に関する知識はほとんどありませんので、お話を聞かせてください。
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ブランクありの看護師です!訪問入浴サービスについて知りたい20view
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3件の回答
はっきり言って、訪問入浴は大変でした。
雨の日も風の日も、台風の日も、ご利用者が来なくて良いと言わなければずぶぬれになりながら浴槽をセッティングし、入浴を行います。
事業所もなかなか中止とせず、天候かまわずケアに出させます。
当然ですが、他人の家で入浴サービスを行う点、水漏れや汚染を活かせないよう細心の注意が必要ですし、もし入浴中に利用者が暴れて水はねをして障子が濡れでもしたらこちらの責任です。
爽快感で笑顔や喜びを表現される方が多いですが、行うスタッフは、常に気がはり大変です。
訪問入浴サービスは、要介護者や障害のある方のお家に浴槽を持っていき入浴サービスを行います。
オペレータというお風呂のお湯を沸かすボイラーや器具、機器や温度設定を行う介護職員と、看護師とともに入浴をサポートする介護員、そして、全身管理や状態観察を行い、医師の指示により傷処置などのケアを行う看護職員が三人の組みを組んで訪問するサービスです。
浴槽のセッティングは、オペレータと介護員が行い、その間に看護師はバイタルチェックや医師の指示確認、ご家族との情報交換等を行います。
入浴許可の判断や、処置などの判断は、医師の指示書によりますが、看護師にゆだねられます。
終末期やターミナル、ガン性疼痛や、基礎疾患の悪化による清潔保持が出来ない人、生涯により重度の管理やケアを必要とする人が利用者となります。
訪問入浴で大変なことは、看護師が一人で、後は介護職二名と言う事です。
時に、看護師が介護員を行う事がありますが、異変や状態変化を来たした時、指揮を取るのが看護師の役割です。
医師の入浴許可範囲外でも、ご家族や本人がどうしても入浴したいと言われることもあったり、逆にどうしても入りたくないと言われることもあります。
そのような対応や、医師とのその場での連絡調整も看護師の役割となります。人工呼吸器や気管切開をした型の入浴も行い、医療行為の技術は必須です。
良い仕事ですよ。日本人は本当にお風呂好きだなと思う事が多々あります。
疼痛や苦痛に悩まされている人も、入浴した日だけはよく眠れると言われることもあり、達成感と遣り甲斐がある仕事です。
保険業務や書類もありますが、誰でも初めは初心者なので、今いるスタッフがきちんと教えてくれると思います。