調剤薬局で薬剤師として4年働き薬品の知識はある程度付いてきたと思っています。
今後はスキルアップの意味もあってCROやSMOなどへ転職したいと考えていますが、
この二択ではどちらの業界がおすすめでしょうか?
正直具体的な業務内容に未知の部分もあるのでその点もご教示いただけると助かります。またこの二つ以外にも治験に関われる業界があれば教えて下さい。
あと私は女性なので女性視点での就労環境や働きやすさ、大変さなどがあれば知りたいです。
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薬剤師が治験業界に転職するならCROとSMOどちらが良いでしょうか?53view
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回答
9件の回答
まず治験業界の仕事といっても職種が豊富なのですが、基本的には医薬品の開発をサポートする職種だと考えると良いと思います。
医薬品を開発するのは製薬会社になりますが、これをサポートする立場としてCROという職種があります。
医薬品の開発にはいろいろな工程があって作業内容もたくさんあります。
簡単に言うと企画・検討・設計・開発・テストというような感じです。
システム開発でも何でも基本的にはこの流れで開発していきます。
さてこの流れの何をサポートするのか?ですが最初に言うと基本的には全体のサポートです(汗)
大まかに言うとデータマネジメントや品質管理になるので大きく関わるのは設計工程以降になるのですが、多くはプロジェクト全体をサポートする形になりますね。
特に品質管理などは最初から最後まで品質を維持するために重要な役割になるのでかなり大変です。
といってもある程度フォーマットがあるので割と取っ付きやすいと思いますよ。
今調剤薬局で働いているということですが、今よりは若干残業が増えると思います。
開発の場合期限の設定があるので、各期限までに間に合わない場合は残業や休日出勤などを行ってリカバリしますので、忙しく感じる部分はあると思います。
ただその分給与については少しあがると思いますので働き甲斐はあると思いますよ。
いろいろ勘案するとある程度忙しいながらも給与もそこそこもらえるという部分ではおすすめできますね。
ただ薬局とは仕事内容が全く異なるので大変に感じる人は多いと思います。
調剤薬局から治験の職種に転職して大変なのはパソコンを全面的に使用するといった部分かもしれません。大学で少しパソコンを使いますがそれとは全くことなる使い方(高度)になるので。
といっても1,2ヶ月使っていれば覚えられるレベルですし、専用の研修などもあるのであまり気にしなくても良いかもしれません。
他にも薬局で行う作業とは異なる立場で医薬品に関わっていくことになるので、いろいろな面で悩みや迷いは発生すると思います。
考え方とか取り組み姿勢について結構違いを感じると思います。
ただやりがいという意味では非常におすすめできる職種ですし、将来的にも明るい職種だと思いますよ。
あとはご本人の決断によるといったとことではないでしょうか。
知人がSMOをしていますが、治験の実施をサポートするやりがいのある仕事みたいですよ。女性もたくさん働いているようですし、育児休暇をとって子育てしながら勤務をしています。
勤務は調剤薬局の中の限られた場所で処方箋どおりに調剤するものとは異なります。ルーチンワークではなく、自分自身の行動力も試される責任ある仕事です。新薬の治験を通して患者さんやお医者さん、医療機関のスタッフなどと多くの人と関わることになるでしょう。人と接することが好きな方だといいです。医薬品の知識も必要だし、調剤薬局の経験も十二分に生かせると思いますよ。
同じく薬剤師ではない人が治験業界で働いています。
新薬の治験のお手伝いの仕事ですけど、大きな会社だと研修制度があったりするので、未経験者でも転職しても大丈夫だと思いますよ。病院を何件か担当して現場で医者や被験者の方と関わったり忙しくいているようです。
外回りだけでなく、内勤業務もあるみたいで。営業によくある接待とかは聞かないですね。人それぞれだと思いますが、土日もしっかり休んでいますね。医薬品に関わる仕事として、転職先の一つとして考えてもいいと思いますよ。
薬学部出身ではない友人(男)がCRCに転職しましたので、薬剤師免許は必須ではないです。
転職者は以前に医療関係に関わっていた人が多いみたいですよ。男性だけでなく女性もかなり活躍しているようです。病院に治験を紹介する仕事と、治験を始めてから終わるまでの間の手続きやサポートなどもあるようです。
製薬会社のMRと比べると高給ではないみたいですけど、企業としての福利厚生だとか休日もしっかり取れているようです。
転職先としてはMRほど敷居は高くないけれども営業をやってみたい、やりがいのある仕事をしたい、という人には向いていると思います。治験業界はこれからも発展していく分野じゃないですか?
医療機関に治験を行ってもらうための営業のお仕事ですよね。病院のドクターと話をして新しい薬の治験をやってもらうように働きかけるのでしょうか。医薬品の専門的な知識も必要ですが、営業トークもうまくないと務まらない仕事のような気がします。内向的な私だと難しいかもしれないです。
治験コーディネーターですか・・・我々薬剤師以外にも看護師などが主に活躍している業種ですよね。調剤薬局勤務からCRCとして転職した友人もいますが、そこまで門戸が狭い訳では無いと思いますし、治験業界にとっても医薬品の知識に精通している薬剤師は重宝されます。しかし病院内でドクターや看護師さん、そして患者さんとの繋がりが密になってくる為、調剤経験しかない薬剤師よりは病院薬剤師として働いていた方の方が有利になると思いますよ。彼の場合は門前勤務だったのですが、総合病院の門前ということもありドクターとのパイプもそれなりに深く、CRCとして求められるコミュニュケーション能力においては秀でていたようです。
実際に働いて見ると、薬剤師としてのバックグラウンドを持っているコーディネーターは看護師に比べると少ないようで、医薬品に関する知識に精通した薬剤師は有り難がられるようですよ。まあ調剤室に篭っていると同業の薬剤師と事務員さん位しか接点はありませんし、年収が下がるにしても新薬の開発の裏方として活躍できるCRCは、やりがいの面では充実しているかもしれませんね。
病院薬剤師同様様々な医療スタッフと強いチームワークを持って働け、調剤薬局にいた時とはまた異なった側面で医薬品の効能を知ることになるので、なかなかエキサイティングな職場だと思うんですよね。臨床経験が無い薬剤師さんだと、最初は医療現場に出る緊迫感や張り詰めた雰囲気に圧倒されてしまいがちですが、新薬開発に携われる数少ない業種だと思いますよ。
でもCRCってかなり給与が安いですよね・・・中途でも正直な話病院薬剤師の給与とトントンか、もしかしたらそれ以下からのスタートになるかもしれませんよ。確かに患者さんとも密接に接することができるし、医薬品が人体に与える影響を日々観察しながら新薬開発を担うことは、薬剤師にとっても魅力的なお仕事なのかもしれないですが・・・
給与面から考えると私はCRAの方がお勧めですね。実際CRCで数年医療現場で働いてから、CRAとして転職する薬剤師も少なくないようですよ。内勤よりも外回りの方が多く、かなりの激務の業種として知られていますが、全国を飛び回る体力と抜群のコミュニュケーションスキルがあるのなら、1度チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
経験を積んで外資系に転職し、年収も大台の1000万を突破した友人がいます。しかし友人のようにCRAやCRCの経験も大事ですが、最近は治験自体の国際的な横の繋がりが増えてきた為、かなりの英語力は必要になってきます。薬剤師だけでなく医療人として当たり前になってきた英語ですが、特にCRAではカンファレンスやメールのやり取りで英語を使用する機会が多くあるので、キャリアアップを図るにはまず語学力も必要になってきます。また職場での管理職経験があると、それも優遇される条件の1つになってきます。なかなかCRAとして働く薬剤師さんは体力的にもハードですし、男性女性に問わず外勤がメインの職場になる為、家族持ちの薬剤師さんにはあまりお勧め出来る職場ではないかもしれませんね。
治験業界の仕事って最近よくでてきましたよね!
自分が就職活動するころは、このような業種はあったのかなあ。
営業職といえば製薬会社のMRという気分だったけど!
SMOもCROもサポートという立場で職種はいくつかありますが、いずれも医薬品に関するスキルが必要な職種がありますよ。
薬剤師という立場で転職すればその職種に配属されると思います。
SMOなどは事務職もありますが、おそらくそこには配属されないと思いますけどね~。
治験業界と言ってもいろいろあります。どちらも利点があるのでどういう仕事をしたいか?でおすすめ度も変わります。
どちらの職種もサポートがメインなので主体的に行いたい場合は製薬会社などに転職したほうが良いですけどね。
ちなみにCROはいくつか職種がありますが新薬の開発に携わることが出来ます。
一方SMOは治験に関する場所の提供や人の教育なので間接的な関わり方という見方が強いですね。
もちろん企業によってその線引きは曖昧ですけどね。
具体的な業務内容というと難しいので表面だけご紹介します。
ご質問にあったCRO,SMO以外にもわかるものだけ簡単に記載しておきます。
CRO:Contract Research Organization
製薬メーカーが行う医薬品開発業務を受託する組織。新薬の開発に関して製薬メーカーをサポートします。臨床開発モニターやデータマネジメント、品質管理などの業務を実施していきます。
代表的な会社:シミック、イーピーエス
SMO:Site Management Organization
新薬の開発に関して、治験実施施設(医療機関)と契約し、適正で円滑な治験が実施できるよう、医療機関において煩雑な治験業務を支援します。治験コーディネーターや治験事務などの業務を実施していきます。治験コーディネーターは被験者のケアや医師のサポート、製薬会社との調整などを行います。
代表的な会社:EP綜合、サイトサポート・インスティテュート
CMO:Contract Manufacturing Organization
企業の委託を受け、医薬品製造を代行する機関です。
代表的な会社:ニプロファーマ
CSO:Contract Sales Organization
製薬企業との契約により医薬品の販売に関わるサービスやソリューションを提供する企業。
代表的な会社:クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン
簡単ですが参考までに。
スキルアップという面で言えばどちらもお勧めです。
CROで新薬の開発に携わるというのも良い経験ですし、SMOとして治験に携わるのも良い経験です。
現在調剤薬局で数年働かれているとのことなので、薬に関してどのような思いがあるか?でどちらかを選んでみてはいかがでしょうか?
ちなみに薬のスキルを活かすのであればCROのほうが向いているかも知れません。
SMOは治験のサポートなのでどちらかというと裏方というかマネジメント職が強いです。
もちろん医薬品に関するスキルがあったほうが様々な場面で役に立ちますが、実際にはマネジメント力のほうが求められると思います。
まあ、私個人の意見ですけどね。
参考にしてみてください。