元国立病院の薬剤師の求人ってどんなものがありますか?現在は独立行政法人だと思いますが、元国立病院であることの特徴などはあるのでしょうか?
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元国立病院(独立行政法人)の薬剤師求人について教えてください33view
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回答
4件の回答
私自身は病院の調剤に勤めていますが、私の友人が独立行政法人で働いています。
友人から聞いた仕事内容をお伝えしてみますね。
彼は、薬剤師外来のある病院の薬剤師チームの一人として働いています。
そこでは、Drと協力して患者さんのQOLの向上の為に働いています。
たとえば、がんに罹患されている患者さん方々は抗がん剤の副作用等で日常生活に支障をきたされています。その状態を少しでも改善する為に、薬剤師として、つまり薬剤のプロフェショナルとして診察するお仕事です。
薬剤師の仕事は最近本当に多岐に渡っています。ぜひ、色々調べて質問者さんに合った職場を見つけてください。
質問者さんもご存知かと思いますが、薬剤師の仕事は本当に多岐にわたっており、同じような職場でも、行う業務が違うと全く要求されることが異なります。
独立行政法人の薬剤師の業務は、調剤をする仕事というイメージとは全く異なります。もちろん薬剤に関する膨大な知識を日々取り入れる必要なことは必須条件ですが、それよりも、コミニケーション能力、プレゼン能力などがとても求められる職種です。研究を主にされている方もおられます。調剤の仕事を対人とするなら、独立行政法人は対物と言えるかもしれませんね。
国立系の救急病院は3件目に電話が来たら拒否権がない。
だから訳ありの患者も多い。
生活保護とか、戸籍がない人なんてのもいたそうです。
国立系の病院は大きく分けて2つで、ナショナルセンターと国立病院機構があります。ナショナルセンターは、たいがい名前に「研究センター」とついていて、その名の通り研究も担っています。研究所と病院がくっついたような感じです。なので、研究所には医療資格者以外も勤めて研究していたりします。
また、「研究」とついているため、研究所の研究以外にも、病院でいろいろな臨床研究を多く進めています。そのために、ナショナルセンターには研究資金が国から与えられているはず。
研究を行うには、プロトコールを作成して、きちんと倫理審査委員会を通すことが必要です。小説のバチスタシリーズにも倫理委員会が出てくるので、どのようなことを指摘等されるのか、読んでみると参考になります。
元国立病院であるがゆえの特徴は、やはり国の医療政策に関連した内容の仕事が多くあることですかね。
たとえば、治験・臨床研究の中核病院や拠点病院などは、国立大学付属病院や、ナショナルセンター・国立病院機構の病院が多いですね。
どのような病院が中核や拠点に指定されているかは、自分で調べてください。
拠点病院・中核病院は医療法上からも臨床研究の中心を担い、推進していく病院として位置付けられていますから。
臨床研究を多くやっている元国立系の病院は、薬剤師が主任研究者としてやっている研究も多いし、医師がやっているものも多いし。
そのように、国立病院系の薬剤師であると、研究をやったりする機会もあると思います。
また、専門薬剤師の育成にも力を入れているので、がん専門薬剤師等の専門薬剤師の勉強もしやすい環境だと思います。
多くの病院が学会発表とかも積極的に行っていますね。
ポスター発表は、応募して審査が通れば多くの方が発表していて、挑戦しやすいです。
旅費も病院から出してもらえるし、宿泊も全日ではないかもしれないですが出ます。
薬剤部で認められれば、国際学会にだって挑戦可能です。
もちろんメインは学会発表や勉強してくることですが、ほかの病院の状況を知ることも興味深いし、出張として病院のお金で海外や地方等に行ける、というメリットも大きく、とても挑戦し甲斐があります。
また、国立系の病院は土日に院内で外部も招いた研修をやっていたり、一般向け講演会もやっていることがあったり、勉強ができる機会が多いです。