不動産業未経験者です。転職を考えていて、宅地建物取引士を取得していることを転職エージェントに伝えたところ、不動産の法人仲介の仕事を紹介されたのですが、少し興味があります。具体的に個人向けの不動産の仲介と法人仲介はどう違うのでしょうか。個人向けの不動産仲介も検討しているため、業務内容やその他違いを教えていただけると助かります。
質問
不動産業の法人仲介と個人の仲介の違いは?48view
最新の専門家コラム
-
40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
-
転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
-
合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
-
転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
-
会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
3件の回答
法人仲介事業部で働いています。
基本的に法人が相手となるので、土日祝日休みです。
私の会社では、クライアントのところに向かう際も、電車やタクシーでの移動となります。
物件の内覧の立ち合いも現地待ち合わせなので、車を運転することはないです。
個人向け仲介だと、水曜日が休みになる会社が多いのではないでしょうか。(噂によると契約が水に流れないようにということで、水曜日休みにしていると聞いたことはありますが。)
個人の場合だと、平日は働いていることが多いため、土日や祝日の休日の日に連絡が取りやすいのと物件を見に行く時間もあるから、個人向け仲介の不動産会社は休みにならないでしょう。
法人仲介から個人向け仲介会社に転職しました。
私が転職した仲介会社は前の会社と比べて、結構ルーズなところが多かったです。
まともに敬語を使えていない営業マンもいれば、遅刻する営業マンもいましたが、売り上げの数字さえあげてれば、そんなに厳しく言われませんでした。
また、服装に関しても比較的自由度が高く、派手なストライプのシャツや明るいグレーのスーツ、金無垢のロレックスなど高級時計を身に着けている営業マンもいました。
財閥系の仲介会社だとそこまで自由があるとは思えないですが、私が在籍している会社は業務日報がなく上司に口頭での報告、また契約書類のチェックも甘かったため、面倒くさがりやの私にとっては今の仲介会社が合っていました。
自分の適性に向いている方を選ぶのが良いと思います。
質問者様も転職エージェントの方から説明を受けたと思いますが、法人仲介の場合ですと、クライアントが法人となり、法人の代表や役員、総務部の方と取引を行うことになるので、個人向けの仲介営業マンよりもきちんとした身なりやビジネスマナーが求められます。私も転職したてのころは、上司に話し方、ビジネスマナーといった点で色々と注意と指導を受けましたが、今ではそのことが大変役立っております。
また、個人向けの不動産仲介と比べて法人仲介の場合、取り扱う不動産の種類も増えます。
個人向けの不動産仲介となると、土地や戸建て、分譲の区分マンション等を主に取り扱っていますが、法人の不動産の仲介の場合は事業会社が所有している一棟のマンションやオフィスビル、ホテル、物流倉庫、工場など多岐にわたって様々な不動産を取り扱うことになります。そのため、様々な種類の物件の性質を理解することや知識を習得する必要があります。
クライアントも一般事業会社だけではなく、マンション開発用地を欲しがっている不動産ディベロッパーや投資家から集めた資金を不動産で運用する不動産投資ファンドなどのプロもクライアントになるため、しっかりとした不動産知識やビジネスマナーがないと、彼らから信用を得るのは難しいでしょう。
ちなみに私が転職して初めて携わった案件は法人が自社で使用していた工場の売却案件でした。工場の売買仲介は今までに取り扱ったことがなかったため、重要事項説明書を作成するのに必要な役所調査で戸惑って、何度も役所に足を運ぶことになってしまうなど色々と苦労をしました。私が在籍していた不動産会社では担当者が契約書類を作成した際に、営業部内やコンプライアンス部にて契約書類の確認、顧問弁護士にも相談するなど、法人向けの不動産ともなると、扱う金額も個人向けの不動産と比べて金額が大きくなり、数億円の不動産はざらで、場合によっては、何千億円の不動産も扱うこともあります。
取引開始から契約、決済まで長期に渡ることもございますが、その分取引をまとめたときの達成感は格別です。質問者様も、その醍醐味を味わってみたいとお思いなら、是非挑戦してみるのもいいでしょう。